さよなら

かりゆし58の5thシングル『さよなら』を買ってきました。

『アンマー』でプチブレイクした後、『手と手』『ウージの唄』『ウクイウタ』など神曲を連発してきた彼らですが、今回はドラマ主題歌用に書き下ろした曲なだけあって、最大公約数的な聴きやすい曲に落ち着いています(私的感想)。

相変わらずの名曲ですけどね。

なんと言ってもボーカル前川真悟の声が素晴らしい。甘い声や綺麗な声とはまた違う、じんわりじんわり染みる歌声なのです。

僕のお気に入りは３曲目の『魚(UO)』。

“ある日ぼくが魚になって丘にあげられて料理されて 口も付けられず捨てられたら ぼくの命はあまりに無意味”

最近、グルメ気取りのクソオヤジが、おいしくなかった料理を散々けなし、分析解説したあげく、手をつけず、金も半分しか払わず店を出た現場に居合わせ、思わず殺意を覚えた僕に、ぴったりしっくりの曲でしたよ。

どんなにおいしくなくても、どんなに薬品まみれでも、命をいただいている以上は敬意以外あってはいけないということを、あらためて思いながら、そういう僕も、今日ダイエットのために昼弁当のごはんを半分残しているのです。

理想の大人への道はまたまだ遠い。

日々精進。