全国的に寒いようだが、沖縄も昨日から寒い。いつものんびりと模様替えをする私が今回は珍しく、先週末に毛布、冬用ブルゾン、電気ヒーター、布団乾燥機などを仕舞ってしまった。冬用ブルゾンは3着あり、幸いにもまだ洗濯の済んでいない1着は仕舞っていなくて、外出時はそれを着て寒さを凌いでいる。ただ、外気温と差の無い部屋の中では、寒さに耐えながら飯を食い、酒を飲み、パソコン作業などしている。
私は飯を食う時、酒を飲む時、パソコン作業をする時は概ねテレビ、またはオーディオを点けている。テレビは、飯を食う時、酒を飲む時は「観て」いるが、パソコン作業をしている時は音を聞いているだけで、あまり「観て」はいない。あまり「観て」いない弊害が時々ある。聞き違いがある。聞き違いしたまま、間違った情報が頭に残る。
芸能界にはあまり興味が無く、テレビドラマは観ないし、音楽番組もまったく観ない。なので、芸能情報に疎いし、特に若い芸能人やミュージシャンを私は知らない。上記したようにテレビの音は聞いているので、芸能人やミュージシャンの名前は耳に残る。
「生き物語」という名の音楽グループがいることも知っている。このように、「えっ」と思う面白い名前だと記憶に残るみたいだ。「生きる物語か、何か深い感じだな、もしかしたら、生き物の語りってことかもしれないな、それでも深いな」と思った。
「生き物語」と私には聞こえた音楽グループが、何年前から活躍しているのかは全く知らないが、何人のグループなのか、男なのか女なのかも知らないが、私が、私の聞き違いであったことに気付いたのはつい最近、ほんの2、3週間前であった。
でもさ、自分で言うのも何だが、「生き物語」って名前はなかなか良いんじゃないのと思う。いろいろ想像が膨らむ名前だと思う。「いきものがかり」って「生き物係」ってことだろうか?近所の小学生に聞いて、そういう係があることを知ったが。
もう一つ、「めざましテレビ」の大塚さん、に限らず他のアナウンサーも、「あい、すずき」と、「あい」と「すずき」を分けたような発音するもんだから、鈴木功とか、鈴木伊代とかを私は想像してしまった。しかし、テレビ画面に映った文字は「icezuki」と見える。これは当然、少なくとも私は、何も迷わず「アイス好き」と読む。
「朝から今までいったいどこ行っていたんだ!」と刑事課の課長が、うっかり刑事(私のような者)を怒鳴る。夕方の捜査一課の室内でのこと。
「街のアイスクリーム屋さんを回っていました。」
「アイスクリーム屋?・・・何で?」
「犯人はアイスクリーム好きみたいなので。」
「何で犯人がアイス好きと判ったんだ?」
「投稿者名がicezukiとありましたので、へへっ。」
「バカモン!良く見ろ、iの前にaが付いている。」
「あっ、ホントだ。だけど課長、これで絞り込みがしやすくなりました。犯人はAアイスという銘柄が好きなんです。Aアイスを置いてある店を探せば・・・」
そんなこんなで、うっかり刑事は見当違いの捜査を続けるのであった、とさ。
記:2011.3.4 島乃ガジ丸