ガジ丸が想う沖縄

沖縄の動物、植物、あれこれを紹介します。

イ/ビンゴイ

2017年07月30日 | 草木:草本

 2008年の秋、宮崎から遊びに来ていた友人Iを海洋博公園に案内し、彼がちゅら海水族館を見学している間、私は公園内の散策をした。
 施設の中に有用植物を紹介している一角があった。海洋博公園はもう何度も訪れているが、このような施設があることは初めて知った。そこには数種類の植物が植えられていて、名札も付いていた。名札は助かる。自分の撮った写真と図鑑を見比べて何者であるかを調べるのは手間がかかる。名札があるとその手間が省ける。

 名札の一つにイがあった。見た目はイネ科、小さなススキのような植物。イとは何ぞやとしばし考える。胃、亥、衣、医などの漢字が思い浮かぶが、名札の説明にイグサ科ともあったので、「あー、イグサのイか」とすぐに判明。ところが、イグサのイという漢字は全く思い浮かばない。後日調べると、藺とあった。初めて見るような漢字。
 パソコンで文章を書くようになってから、手書きの時に思い出せない漢字が増えつつあるが、私は元々漢字の書き取りが苦手であった。中学の時、漢字書き取り100問のテストがあって、たった3点しか取れなかったという記録を持つ。藺がイであることは今回覚えたが、イグサのイを漢字で書けと言われても、きっと思い出せないであろう。
 
 ビンゴイ(備後藺);畳表や花筵の材
 イグサ科の多年草 温帯アジア原産 方言名:ビーグ
 名前の由来は資料が無く不明。イ(藺)については想像もできないが、備後は広島県東部を指し、その辺りに産することからと思われる。畳表や花筵の材としては最良とされ、ただ単にイ、またはイグサと言えば本種を指すようである。びんごおもて(備後表)が広辞苑にあり、「広島県の尾道・福山地方から産出する畳表。古くからあり、品質最良とされる」とのこと。方言名のビーグはビンゴイが訛ったものと思われる。別名にトウシンソウ(灯心草)とあるが、茎の中に白い髄があり、髄は灯心に利用されることから。
 高さは1mほど。湿地に自生し、材として水田で栽培される。葉は退化して茎だけが伸び、茎は畳表や花筵の材になる。5月から6月頃に花穂を出す。

 記:島乃ガジ丸 2013.2.16 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『名前といわれ野の草花図鑑』杉村昇著、偕成社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行
 『海岸植物の本』アクアコーラル企画発行
 『花の園芸大百科』株式会社主婦と生活社発行
 『新しい植木事典』三上常夫・若林芳樹共著 成美堂出版発行
 『花合わせ実用図鑑』株式会社六耀社発行
 『日本の帰化植物』株式会社平凡社発行
 『花と木の名前1200がよくわかる図鑑』株式会社主婦と生活社発行
 『熱帯植物散策』小林英治著、東京書籍発行
 『花卉園芸大百科』社団法人農山漁村文化協会発行


アリモリソウ

2017年07月30日 | 草木:草本

 落人伝説について詳しいことは知らないが、それはあちらこちらにあるらしい。詳しいことは覚えていないが、平家の落人の話を何かで読んだ記憶がある。
 沖縄にも落人伝説はある。沖縄の場合は平家ではなく源氏。『保元物語』に出てくる豪傑、源為朝が琉球に落ち延びて、その息子が琉球王朝の始祖になったと琉球の正史が伝えている。正史といえど、本当かどうかは昔のことなので不明。
 落人というと、でも、源氏よりは平家の話が、私の不確かな記憶だが、多いのではないだろうか。壇ノ浦で敗れた後あちこちに逃げ延びて、その土地で細々と暮らし、あるいは大きな影響を与えつつ、生きていったのではないか。詳細は不明だが。

 ある日、末吉公園を散歩している時に、可憐な花が咲いているのに気付いた。写真を撮って調べた結果、アリモリソウであることが判明した。アリモリ、いかにも平家らしい名前だと感じ、何か平家の落人に関係あるのではないかと想像した。
 調べると、平有盛なる武将がいて、壇ノ浦の後、奄美に逃れたという伝説がある。アリモリソウのアリモリがその有盛に関係あるのかどうか、正確なところは不明だが、もしも関係あるとしたら、可憐な花の名前になる武将がその昔いたということになる。イケメンだったのかもしれない。これもしかし、詳細は不明。
 今回は詳細不明だらけの話となったが、歴史は詳細が不明だからこそ、いろいろ想像できて楽しい。それが歴史のロマンであると思う。
 
 アリモリソウ(有盛草):下草
 キツネノマゴ科の多年草 種子島、屋久島以南、南西諸島に分布 方言名:不詳
 アリモリソウの名前の由来は不明。アリモリソウは無かったがアツモリソウが広辞苑にあった。ラン科の多年草で「平敦盛の背負う母衣(ほろ)に見立てての名」とのこと。
 アツモリがいるならばアリモリもいるかも、と思って平アリモリを調べると、有盛なる者がいた。平有盛は壇ノ浦で敗れた後、奄美に落ち延びたとの伝説があるらしい。奄美大島には平有盛を祀った平有盛神社があるとのこと。
 アリモリソウは種子島、屋久島以南に分布するので、奄美大島にも普通に見られたであろう。そこに平有盛がいた。何らかの関わりがあったとは十分に考えられる。ということで、定かではないがアリモリソウ、有盛草としておく。別名ツノツクバネ。
 高さは15~40センチ。石灰岩地帯(沖縄島だと南部)の森林内に多く見られる。
 花色は淡い桃色、枝先から花柄を伸ばし数個の花をつける。開花期は、文献に10月頃とあったが、私の写真は12月。ということで、10月から12月としておく。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2009.4.27 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行
 『原色観葉植物写真集』(社)日本インドア・ガーデン協会編、誠文堂新光社発行
 『亜熱帯沖縄の花』アクアコーラル企画編集部編集、屋比久壮実発行
 『沖縄四季の花木』沖縄生物教育研究会著、沖縄タイムス社発行
 『沖縄の野山を楽しむ植物の本』屋比久壮実著、発行


アリッサム

2017年07月30日 | 草木:草本

 冬だというのに暖かい日が続いている。近くの原っぱが宅地造成で無くなって、住処を奪われたのか去年は来なかった鶯が、今年は戻ってきた。彼らもそれなりに環境適応するのであろう。一週間前に、鶯が囀りの練習をしているのを聞いた。そして、今朝の鶯、だいぶ上達していた。ホーホケキョまでもう一息といったところ。
 私の部屋、台所と風呂場の窓は、真冬であろうと常時、左右少しずつ開けている。居間と寝室の窓は、冬の間はほとんど閉じている。土日の昼間、晴れた日に数分間開けるくらいである。今これを書いているのは、朝、ホーホケキョまでもう一息の声を聞いた2月17日。暖かい。居間と寝室の窓を開け放つ。今季初の全開。心地良い風が吹き込む。

 五節句という行事がある。正月7日は人日(じんじつ)と言い、七種(ななくさ)の節句。3月3日は上巳(じょうし)と言い、桃の節句。5月5日は端午(たんご)と言い、端午の節句、またはあやめの節句。7月7日は七夕。9月9日は重陽(ちょうよう)と言い、菊の節句。とのこと。
 このうち、七種の節句には七種粥(ななくさがゆ)を食べる風習がある。倭国ではセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベ、ホトケノザ、スズナ、スズシロがこの時期(もちろん旧暦の1月7日である。新暦だと2月の終わり頃に当たる)収穫できるのだろう。しかし、沖縄の2月の終わり頃は、もう暖かい。沖縄の七種粥はダイコンの葉(これはスズシロのことで一緒)、シマナー、ンスナバーなど季節の野菜を7種入れるとのこと。季節の野菜と言ってもこの時期、収穫できる野菜は多いので、適当な7種ということであろう。
 アリッサムを調べると、その和名がニワナズナであるということが分った。春の七種の一つ、ナズナの仲間であるかと思った。で、上記の文となったが、属が違った。
 
 アリッサム(Alyssum):花壇
 アブラナ科の一年草、または多年草 地中海沿岸原産 方言名:なし
 アリッサム(Alyssum)は学名の属名。本種の学名はLobularia maritimaであるが、以前はAlyssum属に分類されていたらしい。別名ニワナズナ(庭薺)とあったが、これが和名ということであろう。ナズナは同じアブラナ科のナズナ(bursa-pastoris)属、見た目が似ていて、庭の花にするところからニワ(庭)がついたものと想像される。園芸店などではスイートアリッサムという名前をよく見る。なお、アリッサムは、アブラナ科ニワナズナ属植物全般も指すとのこと。すると、アリッサム属の植物はいったいどうなる。
 アリッサム(Alyssum)属の植物に関する説明が広辞苑にあった。「アブラナ科の観賞植物。数種をロック‐ガーデンや花壇に植え、丈低く、黄色の小花を多くつける。宿根アリッサムと称。」とのこと。ニワナズナと同じく地中海沿岸に分布するらしい。正確にはこれをアリッサムと言い、ニワナズナ属の種はロブラリア(属名)と言うようだ。
 草丈は15~20センチ。アブラナ科の特徴である四弁の花を茎の先にかたまって多くつける。花色は白、紫、赤など。開花期は春から夏。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2007.2.17 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行
 『琉球弧野山の花』片野田逸郎著、(株)南方新社発行


アメリカンブルー

2017年07月30日 | 草木:草本

 オジサンという年齢になると、感受性が鈍くなっているのかどうか知らないが、きれいな女性を見ても、「あー、きれいな人だなあ」と思うだけで、胸がときめくなんてことはあまり無い。きれいな女性が隣に座ったとしても、「あー、イイ女だなあ」と思うだけで、胸がドキドキするなんてこともあまり無い。感受性が鈍くなっているだけでなく、どうせオジサンには振り向くまいという諦めもある。・・・淋しい限りである。
 胸がときめいたり、ドキドキしたりすることも無くなったと同時に、また、辛いことや悲しいことがあってもそう落ち込んだりはしない。すれ違う女子高生の「なんか臭いオジサンだね」と言う小声が聞こえたとしても、私はちっともブルーにはならない。「臭いのはカレイ臭という奴だ。華麗ではねぇぞ、加齢だぞ」と開き直るのである。

 アメリカンブルーという名前を最初に聞いた時は、世界で唯一の超大国となって、競う相手がいなくなって、どこへ向かっていけばいいのか分らなくなって、金でしか幸せを感じることができなくなって、何となく気分がブルーとなっているアメリカ人のことを指している言葉なのかと思った。が、このブルー(blue)は「憂鬱なさま」(広辞苑)を表しているのでは無く、第一義である青いお空の「青」を示している。最近、公園の花壇などでよく見かけるアメリカンブルーは、その名の通りの青い花。
 
 アメリカンブルー(American blue):地被・花壇
 ヒルガオ科の多年草 原産分布は北アメリカ、中央アメリカ 方言名:なし
 数年前、あるいはもう少し前からの新しい品種で、私が参考にしているどの文献にもその記載は無い。園芸に詳しい元同僚のTさんが「花壇の花として上等」と言っていたのは7、8年前のことで、アメリカンブルーという名前は私もその頃から知っていた。
 文献に記述が無いので、ネットで調べる。ネットには鉢物の販売サイトがあって、そこに本種のことについての情報があった。「ヒルガオ科エボルブルス属の一種」、「開花期は4月から10月」、「原産地北アメリカ、中央アメリカ」、などはそのサイトから。
 草丈は20センチ前後、花の色は青。ヒルガオ科ではあるがツル性では無い。多く分枝して、その先に2センチほどの小さな花をつける。これらは、私の目の情報。
 
 花

 記:島乃ガジ丸 2006.9.21 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行


アマリリス

2017年07月30日 | 草木:草本

 その植物は、地下に大きな球根ができ、人間は食べないが、動物たちにとっては百合の根と同じくらい美味しいものであった。むかしむかしのある日、10匹のリスが野原に出て、その植物の球根を食べようと、皆で掘り出した。ところが、球根はキュウコンしか、もとい、9個しか無かった。1匹のリスだけが球根にありつけなかった。1匹のリスが余った。というところから、この植物の名前が余りリス、アマリリスとなった。
 という話は、もちろんウソ。アマリリスの学名はHippeastrum×hybridum Hort.と言う。学名の中に×があると、これは何かと何かを掛け合わせたということになり、園芸品種であるなと想像できる。で、その通り、アマリリスは園芸品種で、いくつかの品種の総称とのこと。アマリリスという名前は、いかなる理由か(まあ、似ているのではあろうけど)は解らぬが、別属のホンアマリリスという植物に由来していそうなのである。
 このHPを始める前までは、一つの植物についていちいち深く考えたことが無く、先週紹介したタチアオイと同じく、アマリリスもまた小学校の花壇でよく見かけた花であることを、本稿を書き始めてから思い出した。アマリリスという題の歌が、確か小学校の音楽の教科書にあったこともおぼろげに思い出した。どんな歌だったかは記憶に全く無い。
 
 アマリリス(amaryllis):花壇・鉢物
 ヒガンバナ科の多年草 熱帯アメリカ産の数種の園芸種 方言名:アカユイ
 アマリリスは「熱帯アメリカ産のヒガンバナ科ヒペアストラム属の数種を交雑した園芸品種の総称」(広辞苑)とのことだが、その名前はおそらく、別属で南アメリカ原産のホンアマリリス(Amaryllis belladonna L.)の学名からきたものと考えられる。学名については勉強不足なので、それが確かなのかどうかについては自信が無い。方言名のアカユイは赤い百合ということ。方言の専門家でも無いが、これはきっと間違いない。
 高さ50センチほどに伸びた花茎の先に2、3個の花を外向きにつける。多くの品種があり、花色は赤、桃、白、赤に白条の入ったものなど。開花期は春、または夏。
 
 花

 ちなみに、
 ホンアマリリス
 ヒガンバナ科の多年草 南アフリカ原産
 高さ50センチほどに伸びた花茎の先に緋色や紅色の花をつける。一属一種。

 記:島乃ガジ丸 2006.8.27 →沖縄の草木目次

 参考文献
 『新緑化樹木のしおり』(社)沖縄県造園建設業協会編著、同協会発行
 『沖縄の都市緑化植物図鑑』(財)海洋博覧会記念公園管理財団編集、同財団発行
 『沖縄園芸百科』株式会社新報出版企画・編集・発行
 『沖縄植物野外活用図鑑』池原直樹著、新星図書出版発行
 『沖縄大百科事典』沖縄大百科事典刊行事務局編集、沖縄タイムス社発行
 『沖縄園芸植物大図鑑』白井祥平著、沖縄教育出版(株)発行
 『親子で見る身近な植物図鑑』いじゅの会著、(株)沖縄出版発行
 『野外ハンドブック樹木』富成忠夫著、株式会社山と渓谷社発行
 『植物和名の語源』深津正著、(株)八坂書房発行
 『寺崎日本植物図譜』奥山春季編、(株)平凡社発行