かつて鳥インフルエンザの流行のため、この放鷹術実演が中止となったことがあります。
幸いなことに昨年も今年も、実演が中止となることはなく、実施されました。
私には、例年1月2日には欠かせないイベントがあるため、3日しか出掛けられないのです。
今年も今日1月3日に、浜離宮恩賜庭園で行われている、諏訪流放鷹術実演を拝見に行ってきました。
実演してくれる猛禽は、今年は雌雄の大鷹五羽と、ハリスホーク一羽の合わせて6羽です。
例年この保養術実演が始まると、どこからともなく烏の大群が押し寄せてきたのです。
でもどう言うわけか、今年は一羽の烏も見かけることなく、実演は終わりとなりました。
そんな実演中のショットです。
最初に鷹を周辺の環境に慣れさせるため、鷹匠の手に鷹を止まらせたままぐるぐると歩き回ります。
これを輪回りと言うそうです。
鷹の飛翔スピードが速いため、オートフォーカスのカメラでは、ピントが合った写真は中々撮れません。
会場向かい側にあるビルの屋上からダイブしてきた鷹が、見事鳩を捕らえた瞬間です。
実演を終えた後、鷹匠達が見物席の側まで、鷹を連れてきて下さいます。
陽の当たっている所で撮った大鷹で、二歳だそうです。
日陰となっているところで撮った鷹も大鷹で、年齢は一歳とか。
先日の王様ペンギンもそうですが、鳥類は幼鳥の頃の羽が成長するに従って、生え替わるのだそうです。