もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

'ずんずん'とNPO

2015年03月05日 | 社会・政治問題

 ずんずん運動のNPO代表が逮捕された。

 素人目にも危うい「ずんずん体操」を施術して幼児を死なせた容疑である。NPO法人が提唱する運動であれば公的に認められた活動で、NPOの代表は公的に位置づけられたような印象を持つのは、果たして自分だけだろうか。ということでNPOとは何だろうかと改めて調べてみた。端的に言えば『国内で活動する非営利団体』ということが分かっただけで、実態は分からない。NPOを名乗るためには、所轄庁に対して団体の活動趣旨を届け出ることが必要であるが、所轄庁は届け出に対して全国平均で97%承認している。要するに、NPO設立の成否は「設立趣意書の審査」にかかっており、作文の巧拙がカギであるかのようである。NPOは非営利団体と呼ばれるものの、営利が社会福祉に還元される場合に限って営利を目的とする事業をも展開できるとされているが、今回の事象や、震災復興のために設立されたNPOの乱脈経理を見る限り、社会福祉への還元は運営者の信条を信じる「性善説」に依っており、随分と怪しい活動もあるのではと邪推される。ボランティア活動推進のために認められたNPO制度、もちろん崇高な使命感を持って活動している団体が大半だと思うが、NPOの事業を利用する人は、NPOの存立がなんら公的なものではく営利活動についてもフラチなものが混在していることを知っておかなければならないと思う。

 今、全国には5万を超える(2月末で51,615)NPO団体があるが、NPOを隠れ蓑とする違法な団体がいないことを信じたい。