漸くにPCが復旧した。
暮れの31日に業者から返還され、紅白を横目にソフトのインストール・各種設定を復旧したが、PC修理中にあっても、「武蔵野市の住民投票条例は否決され」、「多くの人が餅を詰まらせ」、「Ο株は市中感染を始めて第6波に」、「北朝鮮は極超音速ミサイルを試射し」、「韓国の野党大統領候補は手仕舞いを余儀なくされ」、「蓮舫議員は駅伝を沿道で応援し」・・・と盛沢山であった。
在原業平は「世の中に 絶えて桜のなかりせば 春の心は のどけからまし」としたが、まさにSNS(PC)の無い世界に戻ると新聞・テレビの報道がすべてとなって、それはそれで心の「のどかさ」には有意義であったように思える。
ずいぶん前の番組であるが、携帯電波圏外の民宿に逗留させられた10代の女性が、初日こそ暇を持て余していたものの、2日目には散策したり、近隣住民と触れ合ったりと生活スタイルを一変させる姿が放映され、若者の順応力・適応力に驚いた記憶がある。今回のPC修理では無聊をかこつために、本を並べ・パズルを購入し・大人の塗絵を買い込みと準備したが、パズルと塗絵はほぼ手付かずで終わってしまった。思うに、前述の若者には「何かと置き換える行動力があった」ことに対して、既に自分には「行動力」が失せており、のんべんだらりの怠惰な方法を選択したに過ぎないようにも思える。
以上の反省を込めて、ボケ防止の駄文を再開することにし、明日から頑張ります。
「何を頑張るの?、頑張らないほうが世のためヨ!」との叱責が聞こえますが、近くには愚妻しかいないのに・・・ハテ。