もうチョットで日曜画家 (元海上自衛官の独白)

技量上がらぬ故の腹いせにせず。更にヘイトに堕せずをモットーに。

バックホイゼンを眺める

2023年06月24日 | 美術

 バックホイゼンの海洋画を眺めている。

 Wikipediaによると《ルドルフ・バックホイゼン(1630(寛永7年・徳川家光)年-1708(宝永5年・徳川綱吉)年)は、オランダ国境に近い現在のドイツのエムデンに生まれた。アムステルダムの商家で事務員及び司書として働きながら海洋画家のウィレム・ファン・デ・フェルデに影響を受けてペン画で、港の船の絵を描き始めた。その後、油絵の技術を学び、ヘンドリク・デュベルスの弟子になり、海洋画家アラールト・ファン・エーフェルディンヘン)の元で働き、海洋画家として国外でも知られるようになった。1666年にアムステルダム市からフランスの大臣に贈る絵画として注文を受け、現在はルーブル美術館に収蔵されている「アイ湾からのアムステルダムの眺め」を描いた。アムステルダムで最も重要な海洋画家とみなされトスカーナ大公コジモ3世やロシア皇帝ピョートル1世もバックホイゼンの工房を訪れた。》と解説されている。
 ちなみに彼の生年に当る「寛永」と聞くと、曲垣平九郎の「寛永3馬術」を思い起こすのは、如何なものであろうか。

 自分でも、及ばずながら海洋画(もどき)をと思って、ラッセル・クロー主演の「マスター・アンド・コマンダー」の戦闘シーンを手掛かりに「海戦」を描いたが散々な結果となった。
 残された日は少ないが、捲土重来を期して。


「自画像」-所蔵先不明


「アイ湾からのアムステルダムの眺め」-ルーヴル美術館


「岩礁で遭難した船」-米・ナショナルギャラリ


「嵐で座礁する船」-ブリュッセル美術館


「砂浜沖のオランダのボート」-ルーヴル美術館


「荒れた海のオランダ船」-ルーヴル美術館


「岩礁で難破したオランダ船」-英海軍博物館


「海 軍」-ルーヴル美術館


「ナールデン砦の前の船」-所蔵先不明


「オランダ艦隊の帰還」-ルーヴル美術館


「エムデンのオランダ船」-所蔵先不明