glimi

生きること:過去と未来とエスペラントと

本の登場人物

2010-03-04 14:14:23 | エスペラント
 Steele 著 Kvazaux cxio dependus de mi を読み始めたと先日書いたのですが面白いです。でもなかなか進みません。今60ページ第一次世界大戦が終わった所です。同じ時代の話ですから、戦闘場所も当然 Schwartz の Kiel akvo de l' rivero と同じアルザス地方でしょう。Schwartzはフランス人の非戦闘員の視点から描き、Steele はドイツの戦闘員の視点で戦争の惨めさ、残酷さを時にははユーモアを交えて書かいているので興味をそそられましす。軍隊指導部の兵隊への指導は日本と似ていると思います。戦争を賛美する人に私たちの前の世代がどんな状態にいたか知って欲しいと思いながら読みました。

 また、いろんな人物がでてくると実在の人物かどうか確かめたくなり、せっかく閉じたパソコンをまた開き読書そっちののけで調査を始めてしまいます。以前本で読んだ人名でもすっかり忘れている名前もありますし…。この短いページに二人のエスペランティストの名を見つけました。この二人と小説の主人公が物語の中で交合うことはあるのでしょうか。

 ちょっと楽しみです。

 Paul Bennemann(1885~1859)パウル ベンネマン
 ライプチッヒ生まれの国民学校の教師。1909年エスペラントを学び特に教師と子どもたちにエスペラントを教えた。1914~1916にはドイツの戦場からの電報をエス訳している。(LA flavaj folioj)
 ドイツ語ーエスペラント、エスペラントードイツ語辞典を編纂した他、多数の著作がある。

 Henri Barbusse(1873~1935)アンリ パルュビス
 フランスの作家、社会活動家、エスペランティスト。戦場体験をもとに反戦運動を展開した。日本でも雑誌『種まく人々』に集った人たちや小林多喜二など、日本の作家や芸術家に影響を与えた。
 モスクワで客死。

 
コメント
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