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生きること:過去と未来とエスペラントと

エリゼーアの野原 (Elizea kampo)

2010-05-29 08:54:32 | エスペラント
 エリゼーアの野原どこにあったかご存知ですか。

 それはパリにあった農地でその名は今も残っています。

 1998年世界エスペラント大会はフランスの南部モンペリエで開催されました。その大会前の遠足(Antaux Kongreso)はパリでした。その中に Elizea kampo の散歩がありまりした。どの案内書にもその名は見当たりません。パリでどんな野原を散歩するのか楽しみにしていました。

 遠足はまずパリの歴史の映像をみることから始まりました。人々は最初セーヌ川の中にある島に住みつきました。その島には現在ノートルダム寺院があります。人々は橋を渡り畑に通い食糧を生産しました。その場所が Elizea kampo です。これはフランス語のシャンゼリゼをエスペラント読みしたものだったのです。つまりシャンゼリゼは畑だったのです。

 今、シャンゼリゼでは農業博覧会が行われ、大農場が出現しているそうです。フランスにとっては単なる歴史の再現かもしれません。

 エスペラントの遠足で楽しいのは現地の人から歴史や文化を直に学べる事と思っています。時間やお金は不足しがちです。でも、自分が興味を持つ国で開催される大会には、多少無理しても参加すると得る事も大きいと思います。
コメント (3)
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