昨日は研修会でした。内容はブラジルについてでした。日系ブラジル人の話もあったのですが、映画『セントラル。ステーション』を題材にしたブラジル人の気質というか気性いついての話がとても面白かったです。彼らはメンツというのを大切にするのだそうです。結構自由気ままにふるまい、例え自分が悪くともメンツをつぶされたと感じると逆切れし泣いたりわめいたりする事もあるというのです。泣いたりわめいたいはされませんでしたが、似通った経験をした事があります。
Mとの最初の出会いは横浜で行われた世界大会でした。半日遠足にはJIKAのセンターが含まれていました。ここには日系ブラジル人の生活に関する展示があります。中々良い展示だとMは褒めてくれましたが結構気ままに歩き回るので気が許せない存在でした。2度目は2008年だったでしょうか、エスペラント市ヘルツべルクで行われた行事に友人と二人で参加していました。ここでもまあ同じような感じでした。そこからバスでロッテルダムへ移動しました。途中数回休憩があったのですが、なぜか休憩時間が終わっても景色を眺め、のんびりと外の石垣に座り込んだりしています。主催者の夜までつけるかななどという言葉を聞くと、知らない街で自分たちのホテルを探さなくてはならないという焦りが出てきます。彼女たちがバスに戻ってきたときあなた方を待っていたのよというとひどく険しい表情をして私を睨みつけていました。普通ならここで『ああごめんなさい』で終わる所なのですが、大会の期間中も出くわすたびに無視されました。私もあえて話しかけたりはしませんでしたが・・・。
講師の話を聞きながらあれがブラジル人気質と思ったのでした。今度はうまく付き合えるでしょうか。自信はありません。