昨日のテレビでのニュース。大の男たちが喜んで輪になって踊っていました。なんと投票でユーロ圏側のギリシャへの要求に反対する人々が選挙で勝ったと喜んでいるところでした。
このことは大の大人たちが輪になって踊るほど嬉しいことなのかと理解しがたい気持ちでニュースを見ました。
国民投票で勝ったからと云ってその他のユーロ圏の国々がそれではと譲歩し、ただちに資金援助を再開するなどと云うことは考えにくい。もし、これがユーロ圏全体で賛否を問う選挙なら、ギリシャになんとかして借金を返せと云う意見が多いに違いない。ドイツ・フランス等の緊縮案に賛成しても、反対しても借金を返さなくとも良いなどと云うことには決してならないと思うのですが・・・。
喜び踊っている人たちを眺めながら、借金とは何か、借りた物を返すのは当たり前のことと云うのが分かっているのか疑問がわきました。偉大な哲学者を生んだギリシャ。日本人とは異なる思考方法が存在するのでしょうか。その論理を聞いてみたい気がします。
このことは大の大人たちが輪になって踊るほど嬉しいことなのかと理解しがたい気持ちでニュースを見ました。
国民投票で勝ったからと云ってその他のユーロ圏の国々がそれではと譲歩し、ただちに資金援助を再開するなどと云うことは考えにくい。もし、これがユーロ圏全体で賛否を問う選挙なら、ギリシャになんとかして借金を返せと云う意見が多いに違いない。ドイツ・フランス等の緊縮案に賛成しても、反対しても借金を返さなくとも良いなどと云うことには決してならないと思うのですが・・・。
喜び踊っている人たちを眺めながら、借金とは何か、借りた物を返すのは当たり前のことと云うのが分かっているのか疑問がわきました。偉大な哲学者を生んだギリシャ。日本人とは異なる思考方法が存在するのでしょうか。その論理を聞いてみたい気がします。
ヨーロッパ人の感覚は、東アジア人とは違います、とも。1990年代に韓国が資金ショートしてIMFの世話になった時は、国民は自分たちの持っている貴金属を自主的に供出してまで、難局を乗り越えようとしたものだけれど、ヨーロッパでは起こり得ない発想でしょう、と。
資金負担を強いられる側が、どんな対応をするか、生きている世界史経済です。
昔、息子と炎天下の田舎道を10キロ程歩きました。オレンジだったでしょうか。ところどころに果物の木があって私たちのような旅行者がその実を勝手にとって食べていました。後で聞いたら旅人を飢えと渇きから守るために植えてあるのだそうです。
ヨーロッパと云ってもやはり感覚が違うような気がします。