ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者施設放火、志村容疑者を精神鑑定へ

2008年07月03日 12時08分16秒 | 障害者の自立
 神奈川県綾瀬市の知的障害者施設が全焼し4人が死傷した事件で、横浜地検は2日、施設所有者の志村桂子容疑者(64)=殺人と現住建造物等放火などの疑いで逮捕=の精神鑑定をするため鑑定留置を横浜地裁に請求し、認められた。

 志村容疑者は取り調べ中に取り乱すことがあり、鑑定留置が必要と判断した。期間は90日間で、刑事責任能力の有無を確認する。

 調べでは、志村容疑者は6月2日未明、施設1階の物置付近に火を付けて施設を全焼させ、入居者の男女3人を死亡させた疑い。

視覚障害者向けの技術を、携帯電話に応用する見通しが開ける

2008年07月03日 09時46分35秒 | 障害者の自立
視覚障害者向けの技術を、携帯電話に応用する見通しが開ける

 健常者が携帯電話で打ち間違いをしたり操作ミスをする場合の行動パターンが、視覚障害者がデスクトップPCで行う操作ミスと極めて似ていることがわかった。英マンチェスター大学の研究者グループが、Engineering and Physical Sciences Research Council(EPSRC)の資金援助を受けて行った研究によるものだ。

 研究によると、健常者の携帯電話利用者において、何度も同じキーを押し間違える、画面の間違った部分をクリックする、スクリーンを複数回クリックしてエラーを引き起こす、ドラッグ&ドロップする際に間違えるといった傾向が見られたという。

 こうした問題は、視覚障害者がデスクトップPCで行う際によく見られることで、すでによく研究されている。その結果、視覚障害者を支援するためにWindowsやMac OSのためにプログラムが開発され、提供されてきている。

 携帯電話利用者が行う間違いと、視覚障害者がデスクトップPCで行う間違い方に強度の相関関係が見られたため、視覚障害者向けに開発された技術を携帯電話利用者向けに応用する可能性が開けてきた。

 研究を行ったTianyi Chen氏は、「障害を持ったPCユーザー向けにすでに開発されたソフトウェアは、自動的に間違ったコマンドを訂正することができ、テキストメッセージを間違ってキャンセルしたり、電話の上に座ってしまって間違って誰かに電話をかけてしまうというような嫌な出来事を減らす助けになるだろう」とコメントしている。



介護給付費、06年度は伸び率最低 給付抑制策が影響

2008年07月03日 01時06分35秒 | 障害者の自立
 介護保険の利用者負担を除く06年度の保険給付費は、前年度よりも1.4%増の5兆8743億円だったことが、厚生労働省が2日に発表した介護保険事業状況報告で分かった。00年度の制度発足以来最も低い伸び率だった。軽度の要介護者への生活(家事)援助を制限するなど給付抑制策が影響したとみられる。

 1カ月単位の給付費でみると、生活援助などの居宅系サービスが8%減の2289億円、特別養護老人ホームなどの施設系サービスが10%減の2063億円だった。06年度から始まった夜間の訪問介護など地域密着型サービスは317億円だった。

 保険給付費は、介護保険2年目の01年度には前年度比27%増で、その後も10%前後の高い伸び率だったが、05年10月から施設の食費や光熱費を自己負担としたことで、05年度は4%増となった。06年度は、生活援助を受ける条件を「独居者か、家族が家事をするのが困難な場合」に限定したことなどで、65歳以上の加入者1人あたりの給付費は2.2%減の21万9千円と初のマイナスになり、全体の伸び率の鈍化につながった。

 ただし、制度改正がなかった07年度は、高齢者人口の増加で伸び率が再び高まる可能性が高い。全国平均月額4090円の保険料も、09年度の保険料改定で再引き上げが確実視されている。

障害者の自立目指す 豊橋でクラブハウスが開所

2008年07月03日 00時37分58秒 | 障害者の自立
 東三河の精神障害者が昼間に共同で生活しながら、就職など自立を目指すクラブハウス「WANATH(ワナス)」が1日、豊橋市南瓦町にオープンした。県内で初めて、国内でも6カ所目。開所式でテープカットをするなどして、閉じこもりがちな障害者の社会復帰への一歩を祝った。

 クラブハウスは、1940年代に米国で開設されたのが始まりで、精神障害者が食事作りのほか、事務作業などの運営も行っていくのが特徴。ワナスはNPO「福祉住環境地域センター」(豊橋市)が運営し、入院生活が長かったり、勤務経験が少なかったりする東三河の6人が平日に通う。施設スタッフは企業実習の支援などをしていく。

 開所式で尾崎誠施設長(26)は「特徴のあるクラブハウスに成長させるため、利用者とともに頑張りたい」と述べた。

 15年前に病気を発症し、その後も仕事が長続きしなかったという利用者の宇野和男さん(43)=同市駒形町=は「メンバーと相談しながら、コミュニケーション能力や判断力を身に付け、体を壊さない程度の仕事をしたい」と話す。(問)福祉住環境地域センター=電0532(52)4315