草加市は、火災発生を光の点滅などで聴覚障害者に伝える警報装置の普及のため、1セット1万4500円を上限に設置費用の一部を補助する事業を始めた。補助金交付の対象は、身体障害者手帳を持つ聴覚障害者のいる市内の世帯。警報器は煙を住宅用火災警報器が感知すると、連動する補助警報装置が強いストロボライトと警報音を出す仕組みのもので、設置に2万円前後かかる。1世帯2セットまで。
同市消防本部によると、1985~2008年の23年間で、火災で被災した聴覚障害者は全国で165人。市内では、同様の火災被害は発生していない。警報器設置で「火災に気付かずに逃げ遅れる聴覚障害者をなくしたい」(同本部予防課)という。
設置を希望する人は、事前に同市消防本部予防課(048・924・2111)へ連絡する。
同市消防本部によると、1985~2008年の23年間で、火災で被災した聴覚障害者は全国で165人。市内では、同様の火災被害は発生していない。警報器設置で「火災に気付かずに逃げ遅れる聴覚障害者をなくしたい」(同本部予防課)という。
設置を希望する人は、事前に同市消防本部予防課(048・924・2111)へ連絡する。