ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

通所者の自立支援 自販機運営を開始 大川市の授産施設

2008年07月12日 17時59分08秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人大川市福祉会が運営する知的障害者通所授産施設「木の香園」(大川市道海島)が自動販売機の運営事業を始め11日、記念式典があった。

 事業は、コカ・コーラウエストジャパン(福岡市)が貸与する飲料水の自販機を同園が市内に設置し、売上金の一部を通所者の収入にあてる。設置場所の確保は同園が行い、自販機の維持管理はコカ社が行う。

 同園は、すでに施設敷地内を含む市内3カ所で事業を始めており、今後5年間で50台の稼働を目指しているという。

 同園職員の上釜光輝さん(37)は「法改正などで障害者を取り巻く生活環境は厳しいが、事業が自立を支える大きな力になれば」と期待している。

 同様の事業は全国で広がっており、筑後地区では八女市の施設などが行っている。


HOPEオフィス神田:障害者のPC就労支援 来月開設へ準備着々--千代田

2008年07月12日 00時23分39秒 | 障害者の自立
◇操作やマナー、入力処理業務の受託も--12、14日に内見会と説明会
 障害者が、就職する際に役立つパソコン技術を身につける就労移行支援事業所「HOPE(ホープ)オフィス神田」が、千代田区神田鍛冶町3で、8月の開設に向け準備を進めている。障害者の就労支援を進める企業「ビジテック」(大阪市)の子会社として発足。障害者自立支援法に基づく就労移行支援事業への一般企業の参入は珍しく、年内にも大阪市や神戸市内で同様のオフィスの開設を目指すという。

 ホープは、ビジテックの東一夫社長(53)とNPO法人「特例子会社推進会」(千代田区)の佐藤悟副理事長(46)が中心となって、6月に設立した。

 二人の出会いは毎日新聞の記事がきっかけだった。昨年9月8日の東京版で佐藤さんら同推進会の活動が記事になり、それを読んだ東さんが佐藤さんに連絡した。

 二人とも障害を持つ子供がおり、「東京と大阪のおやじで子供のために何かできないか」と意気投合。東さんが子会社を作る形でホープを立ち上げた。

 ホープには、東さんの経験も生かされている。発達障害がある東さんの長男(19)は、高校卒業後に飲食店に就職したが、高価な食器を壊すなどのトラブルが原因で辞めた。職業訓練校でトレーニングを受け、パソコンの入力作業が得意であることも評価されて食品会社に就職できた。現在、仕事を順調にこなしているという。

 パソコンが使える人の企業ニーズは高いが、パソコン技術を教える養護学校は少ないという。

 ホープでは、住んでいる場所を問わず障害者を受け入れ、パソコン操作や就労マナーを教える。さらに、ホープが入力処理業務などを企業から受託することもできるという。市区町村で手続きをし、1日の利用料は769円だ。

 利用希望者に、12日午後1時、同2時、同3時と14日午後3時からホープの内見会と説明会を開く。問い合わせはビジテック(06・6251・5800)へ。【

障害者向け携帯「本を読んでくれる携帯電話 2」発表

2008年07月12日 00時16分54秒 | 障害者の自立
LG電子とLG Telecom(以下、LGT)は、視覚障害者のための携帯電話「本を読んでくれる携帯電話 2(LG-LB2900S)」を発表した。

今回の「本を読んでくれる携帯電話 2」は、2006年9月に発表された初期モデルの後継機となる。

同端末は、その名のとおり、本を"読んでくれる"点が最大の特徴。LG上南図書館が運営している「本を読んでくれる図書館」に接続して図書テキストをダウンロードすると、その内容が音声に変換されて再生される。

LG上南図書館は、LG電子やLGTのほか、ITサービス企業のLG CNS、通信会社のLG DACOMなどが技術提供を行っているデジタル図書館だ。同図書館は168万冊もの蔵書を誇り、海外技術論文なども保有している。図書の貸し出しは無料。音声対応図書に関しては現在、約1500万冊が提供されており、LG電子によると「毎月新刊が50冊ずつアップデートされている」とのことだ。

また前モデルでは、全てのメニューを音声で案内してくれる「メニュー音声案内」、音声を通じて電話をかけたりメニューを検索したりすることができる「音声認識機能」、メッセージを読んでくれる「音声変換機能」などを搭載していたが、今回のモデルでもこの点は踏襲。本を読んでくれる図書館に接続する場合も、音声案内に従って操作するだけで完了するようになっている。

さらに「視覚障害者からの要求が多かった」(LG電子)という、テキストビューア機能がアップグレードされている。これにより携帯電話に保存されているテキストファイルも、TTS(Text To Speech)機能により音声で読み上げられるようになった。

もともと本を読んでくれる携帯電話は、LG電子とLG上南財団、そしてLG電子が運営している「CYONプロシューマー」により企画され、製作されたものだ。この携帯電話を購入すると自動的にLG上南図書館の会員手続きも行われうえ、図書館利用で発生するデータ通信料はLGTによって全額負担される。また今回LGグループでは同端末2000台の無料配布も行う。LG電子では「社会の構成員すべてが幸せになれるよう」という願いの下に開発したことを強調している。