ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

屋外料理講習で 障害者らが交流

2009年07月17日 00時34分13秒 | 障害者の自立
豊橋市内の障害者や高齢者の交流を深める「なかよし料理講習会」が15日、同市今橋町の吉田城跡で開かれ、約150人が屋外で調理された焼きそばなどを食べながら会話を楽しんだ=写真=。

 主催者の同市社会福祉協議会では、毎年10回程度、障害者らを対象に料理講習会を開いている。この日は、たまにはピクニック気分で食事を楽しんでもらおうと企画した。

 市内の鉄板焼き店が協力し、焼きそばやイカ焼き、卵巻きをその場で調理。ボランティアグループ「豊橋さなえ会」のメンバーがみそ汁やおにぎりを作って、集まった知的、身体障害者や高齢者らに配った。

 同市岩田町から参加した山本浩子さん(36)は「屋外でいろいろな人たちと話をしながらご飯を食べるのは楽しい。家でもよく料理をします」と話していた。


たんぽぽの家:障害者や高齢者などに向け、情報誌を作成--奈良 /奈良

2009年07月17日 00時32分25秒 | 障害者の自立
◇25日に完成フォーラム

 障害を持った人の自立を進める財団法人「たんぽぽの家」(奈良市六条西3)が、障害者や高齢者、その介護者向けに、役立つ制度や医療機関などを紹介する情報誌「奈良のケア2009」を作成した。B4判で160ページ。県内企業からの広告費などで2万部を作成し、無料で配布する。同法人は「県内で支え合う地域作りを進めたい」としている。

 高齢者介護や障害者福祉で利用できる制度とサービス内容を図で分かりやすく解説しているほか、各市町村の医療機関、家族会の連絡先などを掲載。介護者のストレスを軽減するためのアドバイスや、介護が必要な人でも楽しめる旅行の情報も紹介している。

 また、25日午後2時から、大和郡山市北郡山町のやまと郡山城ホールで、情報誌の完成フォーラムを開く。「県手をつなぐ育成会」の竹原金子さんによる講演「知的障害のある人の権利を守るあんしんネットワークの試み」などがある。参加費500円。前日までに申し込みが必要。情報誌やフォーラムの問い合わせはたんぽぽの家(0742・43・7055)。

駐車利用証:県、障害者らに交付 団体から要望、11月スタート /鹿児島

2009年07月17日 00時29分37秒 | 障害者の自立
 ◇健常者の利用、相次ぎ--市民や事業所に協力呼び掛け
 県は11月から、身体障害者や高齢者ら歩行が困難な人を対象に、専用の駐車場利用証を交付する「パーキングパーミット制度」をスタートさせる。身障者専用駐車場に健常者が駐車する事例が相次いでいるため。県は今後、県内の事業所などに協力を呼び掛ける。また、佐賀、長崎、熊本では既に開始しており、鹿児島を含む4県で相互利用できるよう協定を結ぶ。

 県障害福祉課によると、利用証は3種類で、色分け。(1)緑色(有効期限5年)=身体・知的・精神障害や高齢、難病者(2)赤色(同)=車いすの常時利用者(3)オレンジ色(同1年)=けがや妊娠・出産など一時的な歩行困難者--の3種の利用証を交付。駐車の際、車内のルームミラーにかけてもらう。県内で約3200人が該当するという。

 スーパーや銀行、病院など多くの事業所には、身障者専用の駐車スペースがあるが、県が昨年11月に実施したアンケートで回答者870事業所のうち約6割が、不適正な利用があると回答。障害者団体からも、制度導入の要望が出ていた。

 県障害福祉課は「本当に必要としている人のため駐車スペースを確保したいので、市民も協力してほしい」と呼び掛けている。

 利用証の申請は9月から県内15カ所。郵送も受け付ける。問い合わせは障害福祉課(099・286・2746)。

「静かすぎ」HV車に発音装置検討 国、障害者指摘受け

2009年07月17日 00時27分27秒 | 障害者の自立
 モーターで動くため低速ではほとんど音がしないハイブリッド車(HV)に、警笛よりも小さな音で危険を知らせる装置を装備する検討を国土交通省が始めた。接近しても視覚障害者や子ども、高齢者らが気付かず、事故の危険性があるからだ。HVは「エコ減税」を追い風に売り上げ好調。「静かさ」も長所だが、安全には代えられないと判断した。

 HVの「静かすぎる危険」は海外でも問題になっている。米国の運輸省も視覚障害者団体などの要請を受けて調査を開始。国連の自動車基準調和世界フォーラムでも検討課題になっている。日本はHVで世界をリードするだけでなく、危険な狭い路地が多く、対応を迫られていた。

 例えばトヨタ自動車のHVは発進時や低速走行時、電気モーターだけで走る。騒音はエンジン車よりも最大20デシベルも低く、住宅街では通常の生活音でかき消されてしまうほどだ。トヨタなどにも「知らない間に車が近づきハッとした」などの苦情や意見が3~4年で60件程度寄せられたという。

 とくに、目が不自由な人には深刻だ。日本盲人会連合によると、事故に遭ったとの報告はないが、「車が近づくまで気づかず、急にクラクションを鳴らされて驚いた」といったケースは日常的にあるという。

 一方、トヨタの調査では、ドライバーも、発進しようとしても車の目の前で立ち話している人がどいてくれない▽駐車場で遊んでいる子どもが気づかない▽いきなり歩行者が進路に入ってくる――と感じていて、約7割が発音装置が必要と考えていた。

 同社では07年、走行中に「チャイム音」が常に鳴るHVを走らせて効果を検証。一定の効果はみられたが、「音が不快」との意見も多かった。視覚障害者からは「音は聞こえるが、車だと思わなかった」との指摘もあった。

 ホンダもHVのインサイトを生産しているが、トヨタと方式が違うため、低速でもエンジンが稼働する。今のところ問題は起きていないが、同社は「将来的には静音性の問題に対応しながら開発を進める必要がある」としている。

 国交省は今月から、有識者や業界関係者を集めた検討会を立ち上げた。運転手が危険を感じたときや発進時などに適度な音を出す「第二のクラクション」を装備する方向で話を進めている。だが、運転手の「鳴らし忘れ」が責任問題に発展する可能性もあり、「常に自動的に音を出すべきだ」との意見もある。

 装備の対象には、すべてモーターで走る電気自動車(EV)も含まれる。音はチャイムのほかブザー、メロディー、疑似エンジン音などが候補で、8月に実験車を使って検証する。装置を法律で義務化するかや音の種類、統一基準作りなどについて、年内に方向性を示す意向だ

障害者向け字幕放送の実施率、フジが最高、NHK上回る、08年度

2009年07月17日 00時25分33秒 | 障害者の自立
 障害者や高齢者向けにテレビ局が実施している字幕/解説/手話放送の2008年度実績をみると、字幕放送の実施率が最も高いのはフジテレビジョンのデジタル放送で、総放送時間の50.8%で字幕放送を行っている。総務省が7月15日に独立U局を除く各局の実績をまとめた。

 続いてNHK総合のデジタル放送が49.5%、同アナログ放送が49.4%となった。フジテレビのアナログ放送でも字幕放送の実施率は44.7%となり、民放では最高だった。テレビ局ごとの差が大きく、地方局では20%程度のところも複数あった。在京、在阪9局では読売テレビがデジタル、アナログ放送とも33.9%で最も低い。

 一歩、視覚障害者向けに番組の場面、状況を副音声で知らせる解説放送の実施率は、NHK教育のデジタル放送が10.0%で最も高い。在京、在阪9局ではテレビ朝日と朝日放送がデジタル、アナログ放送とも0.12%で最低。9局の平均もデジタル放送で0.4%、アナログ放送で0.3%にとどまった。

 このほか聴覚障害者向けの手話放送の実施率はNHK教育のアナログ放送が2.5%で最高。在京、在阪9局の平均は0.1%だった。