ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者らが作った雑貨を販売 松本の「マーケット」好調

2010年06月03日 00時37分46秒 | 障害者の自立
 松本市内の障害者支援施設などの利用者が作った雑貨や弁当を、市役所で月1回販売する「ふれあいマーケット」がにぎわっている。本年度で6年目。参加団体・施設が増えるのと歩調を合わせるように、繰り返し買い物に来る人が増加。売り上げを大幅に伸ばした施設もある。市や施設職員らは障害者と市民が触れ合う拠点になってほしいと期待している。


 マーケットは2005年に17の団体・施設が登録してスタート。第4水曜日の午前10~午後3時に市役所東庁舎1階のロビーで開いている。団体の入れ替わりもあったが、現在の登録数は20余りに。昨年秋からは信大(本部・松本市)の大学院生らがボランティアで参加、販売を手伝う。最近は、販売開始前から訪れ、「まだかな」と声を掛ける人もいるという。


 5月26日は、市内の九つの施設・団体が出店。約20人の施設利用者やボランティアが、ストラップやせっけん、弁当などを販売した。昼休みには多くの市職員や市民が訪れ、利用者らは「いらっしゃいませ」と元気にあいさつしていた。


 障害者の就労支援をしている同市のNPO法人「てくてく」はスタート時から参加している。最初の2、3年間は売り上げが500円程度という日も多かったという。しかし、マーケットが定着するにつれ、売り上げは増加。さらに、3年ほど前に菓子類、丼ものを中心とした弁当を商品に加えたところ大好評で、弁当は市役所内での「出前」注文も多い。この日も、てくてくの全売り上げ2万7570円に大きく貢献した。


 「てくてく」利用者の30代の女性は「施設に行くだけでもいい刺激になるが、マーケットに参加すると市役所の人とかと話せたりして楽しい。なにより達成感がある」と笑顔を見せた。



(信濃毎日新聞)

産総研 障害者自立助ける住環境目指す

2010年06月03日 00時35分38秒 | 障害者の自立
つくば市の産業技術総合研究所(産総研)などは、障害者が自立して暮らしやすい住環境モデルの研究成果を発表した。テーブル、いすなどの移動やテレビのスイッチのオンオフなどを、リモコンなどの操作をせずにできる。実証実験を重ね、早期の実用化につなげたい考えだ。


産総研と国立障害者リハビリテーションセンター研究所、ミサワホーム総合研究所が共同開発。手を使ってリモコン操作をすることができない障害者のために、音声や身ぶり手ぶりなどの「ジェスチャー」を室内のカメラが認識。装置を動かす仕組み。


例えば、利用者が「ダイニングセット、どかす」と話すと、音声にシステムが反応。自動的にテーブルといすが動く。また、利用者がひじから先をある方向に動かすことで、室内の扇風機のスイッチが入り、さらに首振りや強弱も調整できる。


個々の障害者の運動機能に応じ、装置の仕様を変えることも可能という。


このシステムを用いることで、家庭用の操作型スポーツゲームも可能になり、リハビリなどにも役立つという。


朝日新聞

牟婁さくら園が開園 上富田に障害者支援施設

2010年06月03日 00時32分23秒 | 障害者の自立
 和歌山県上富田町朝来に完成した障害者支援施設「牟婁さくら園」が1日、開園した。園や町の関係者ら約100人が集まり、スタートを祝った。

 牟婁さくら園は同町岩田の県福祉事業団が運営している。同事業団運営の身体障害者療護施設「牟婁あゆみ園」(同町岩田)から移った入所者40人が利用するほか、ショートステイや日中一時支援サービスもある。

 開園式には小出隆道町長や奥田誠町議会議長、地元区長、園の利用者や職員、保護者らが出席した。県福祉事業団の宇治田文彦理事長は「地元の皆さんのご協力にあらためて感謝申し上げます。障害のある人もない人も、地域で生活を共にできるように取り組んでいきたい」とあいさつ。小出町長は「福祉の精神を忘れることなしに町の行政を進めていきたい。皆さんも地域の中に溶け込み、明るい日々を送っていただきたい」と祝辞を述べた。

紀伊民報