飯塚市大日寺の身体障害者療護施設「梅香苑」の利用者4人が2日、同市の公営競技「飯塚オート」を訪れ、走路内やバイクの整備室など、いつもは立ち入ることができないレース場の“裏側”を見学した。
同苑は、交通事故や脳疾患で体が不自由になった70人が利用。年1回、美術館や水族館など、利用者が希望する場所へ職員とともに出かけている。
飯塚オートでは、利用者らが、一般は立ち入り禁止になっている走路内側の芝生上でレースを観戦。選手がバイクを整備する「ロッカー」と呼ばれる部屋にも入って、選手に「エンジンの調子はどうですか」と声を掛けたり、一緒に記念撮影をしたりした。
以前はレース場に通っていたという利用者の白川槻美さん(63)は「名前を知っている選手と会えてうれしい。間近で観戦するとやはり迫力が違う」と喜んでいた。
(2010年6月3日 読売新聞)
同苑は、交通事故や脳疾患で体が不自由になった70人が利用。年1回、美術館や水族館など、利用者が希望する場所へ職員とともに出かけている。
飯塚オートでは、利用者らが、一般は立ち入り禁止になっている走路内側の芝生上でレースを観戦。選手がバイクを整備する「ロッカー」と呼ばれる部屋にも入って、選手に「エンジンの調子はどうですか」と声を掛けたり、一緒に記念撮影をしたりした。
以前はレース場に通っていたという利用者の白川槻美さん(63)は「名前を知っている選手と会えてうれしい。間近で観戦するとやはり迫力が違う」と喜んでいた。
(2010年6月3日 読売新聞)