ゴエモンのつぶやき

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障害者郵便割引不正:村木元局長に1年6月求刑 検察論告、証拠不足から推測目立つ

2010年06月26日 01時13分38秒 | 障害者の自立
 郵便料金割引制度を悪用した郵便不正事件で、障害者団体と認める偽証明書の作成を部下に指示したとして、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長、村木厚子被告(54)に対する論告求刑公判が22日、大阪地裁(横田信之裁判長)であった。検察側は懲役1年6月を求刑した。

 検察側は論告で「村木被告の指示は優に認められ、証明は十分」と主張した。ただ、横田裁判長が「村木被告の指示で偽証明書を作成した」と述べた厚労省元係長、上村勉被告(40)の捜査段階の供述調書など主要な証拠を採用しなかったため、証拠不足から推測が目立つ内容になった。

 村木被告は一貫して「一切覚えがない」と無罪を主張している。

 論告はまず、「村木被告から偽証明書を手渡された」とする「凜(りん)の会」(解散)代表の倉沢邦夫被告(74)らの公判証言を根拠に、「村木被告が指示をせず、上村被告が独断で(偽証明書を)作成するとは考えられない」と主張。指示があったとうかがわせる理由として、「有力国会議員の口添えがあった案件であり、厚労省が組織的に対応していた」と述べた。

 さらに証拠採用された一部の調書を根拠に加え、「公判証言と合わせて、村木被告の共謀はより一層明らかだ」と強調した。

 村木被告の公判では、上村被告をはじめ出廷した証人が次々と村木被告の関与を認めた捜査段階の供述調書を覆し、「調書はでっち上げ」などと大阪地検特捜部を批判。取り調べた検察官を含め計18人が出廷したが、村木被告の事件への関与を裏付ける証言は出なかった。

 公判は29日にある弁護側の最終弁論で結審し、9月10日前後に判決が言い渡される見通し。

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 ■ことば

 ◇郵便不正・偽証明書事件
 実体のない障害者団体「凜(りん)の会」に対して郵便料金割引制度の適用を認める偽証明書を作成したとして、厚生労働省元局長の村木厚子被告(54)ら4人が虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた。偽証明書によって、家電量販会社などのダイレクトメールが不正に格安発送された。公判では、偽証明書を作成した厚労省元係長の上村勉被告(40)が捜査段階の調書を覆し、村木被告の指示を否定。大阪地裁は4月、同会代表の倉沢邦夫被告(74)に対し、同罪について無罪判決を言い渡した。さらに5月、「取り調べに問題ある」として上村被告らの調書を却下。村木被告についても無罪の公算が大きくなっている。

毎日新聞 2010年6月23日 東京朝刊

全精社協の事務局次長、横領認め謝罪

2010年06月26日 01時09分36秒 | 障害者の自立
 社会福祉法人「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協)の資金約1250万円を着服したとして、業務上横領罪に問われた元事務局次長、五月女定雄被告(59)の初公判が25日、大阪地裁(伊藤寛樹裁判官)で開かれた。五月女被告は起訴内容を認め、横領した資金に厚生労働省の補助金が含まれていたことに「税金を使い、国民に申し訳ない」と謝罪した。

 検察側は「障害者の活動に使われる資金を遊興費に使った利欲的動機に酌量の余地はない」として懲役2年6月を求刑、弁護側は執行猶予を訴えて即日結審した。判決は7月30日。

 弁護側は、「政治家などへの裏金作りが発端で、横領を誘発しやすい環境だった」と主張。また、勾留中に糖尿病の治療が受けられず、足指の切断を余儀なくされたとして「実刑以上の肉体的・精神的苦痛を受けた」と訴えた。

 起訴状によると、五月女被告は事務局次長として業務上預かっていた預金から計約1250万円を着服し、横領したとされる。


MSN産経ニュース

「白黒反転」で公約表記 各党のHPに続々導入 

2010年06月26日 01時07分07秒 | 障害者の自立
 視覚障害者や高齢者が読みやすいようにと、各政党がインターネットのホームページ(HP)で公開中の参院選のマニフェスト(政権公約)などを、黒地に白い文字の「白黒反転」で表記している。


 「白黒反転」で表記すると、文字が浮かび上がって見えるため、弱視など目に障害のある人には見えやすくなる。読書のバリアフリー化に取り組む東京のNPO法人「大活字文化普及協会」が、各政党のマニフェストや政策を基に作成し、提供。文字も大きくして見えやすくした。

 民主党は、まず昨年夏の衆院選前に発表したマニフェストの白黒反転版をHPに掲載。参院選のマニフェストも公示前に掲載した。

 自民党、社民党も公示前に参院選マニフェストの白黒反転版をHPで公開。共産党は障害児の教育条件の改善を求める政策を説明するページに導入した。公明党も介護制度に関する政策を白黒反転で表示している。

 視覚障害者の支援活動に取り組むNPO法人「神戸アイライト協会」理事長で歩行訓練士の森一成さんは「政策は多くの人に読んでもらってこそ。誰もが読みやすい取り組みが、さらに広がることを期待したい」と話している。


ひまわりコンサート:音楽を通して、みんなが一つ--伊賀で来月4日 /三重

2010年06月26日 01時06分18秒 | 障害者の自立
 ◇元ル・クプル、藤田恵美さんゲストに--伊賀市文化会館さまざまホール

 伊賀市の知的障害者授産施設「上野ひまわり作業所」による「ひまわりコンサート 太陽に両手ひろげて21th」が7月4日(日)午後1時から、伊賀市西明寺の市文化会館さまざまホールで開催される。今回は元ル・クプルのボーカル・藤田恵美さんをゲストに迎えるほか、地域の子どもたちやボランティアらも参加し、手話付きの合唱などを披露する。

 障害の有無にかかわらず、ともに音楽を楽しむことを目的に、88年から開催している。毎回、施設の利用者や職員、地域住民や花垣小学校の児童らが出演。今月16日には同小体育館で作業所のメンバーと児童との合同練習も実施した。

 コンサートは2部構成。1部は、和太鼓演奏、2人組ユニットによるコンサート、合唱などを予定。2部は、180万枚の売り上げを記録した曲「ひだまりの詩」でも知られ、NHK紅白歌合戦にも出場した、歌手・藤田さんによるステージ。その後、藤田さんの新曲「OMOIYARIのうた」を参加者全員と会場の来場者が、手話を付けて大合唱する予定。

 同作業所は「音楽を通して、みんなが一つになれればうれしい。たくさんの人に聴きに来てもらえたら」と話している。入場料は一般1300円(当日1500円)、小・中・高校生500円(同700円)。問い合わせは同作業所(0595・39・1133)へ。

毎日新聞 2010年6月25日 地方版

投票できない!投票会場に障害の壁(UK)

2010年06月26日 00時58分42秒 | 障害者の自立
悪いアクセス
障害者がより住みやすい社会になるために、政治家を選ぶのは重要事項だ。障害者保障や雇用形態などの改善に力を注いでくれる候補者に一票投じたいと願うことだろう。特に、スコットランドの障害者の政治への関心は大きい。

しかし、2010年のスコットランドの選挙での調べによると、投票会場のアクセスが悪く、障害者が投票するのが非常に困難だったことが明らかになった。そこで、スコットランド政府は今後インターネットや携帯からの投票方法を導入することを検討することになったいう。

インターネットや携帯の導入を
調査によるとUK内全体で、67%の投票会場に不備が見られたという。スコットランド内では、52%に障害者用の駐車エリアがなく、43%に段差のない車いす用のアクセス通路がなかった。また、68%の建物に危険な段差が見られたという。

なお、チャリティーは全投票会場に障害者用のアクセスが建設されるように、キャンペーンを行う予定をしている。

障害者雇用インフォメーション