ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

県庁18階レストラン運営は障害者施設に

2010年06月17日 00時44分28秒 | 障害者の自立
出店者募集

 今年3月に閉店した県庁18階のレストランについて、村井知事は15日の定例記者会見で、レストランを運営する障害者施設を今月から募集すると発表した。

 村井知事は「障害者の雇用の場確保に貢献する」と説明。開店時間が県庁舎の開館時間内に限られ、集客に限界があるという指摘に、「福祉施策の推進という観点から、採算性は重要ではない」と述べた。

 県によると、7月末まで出店者を募集し、8月に正式決定、11月からの開店を目指す。年間家賃をこれまでの約800万円から、約300万円に引き下げる。

 県庁18階では地方職員共済組合県支部が2003年1月からレストランを経営していたが、開店時間の短さなどから、利用客が年々減少。約6800万円の累積赤字を残して閉店した。

(2010年6月16日 読売新聞)

授産製品専門の ネットショップ

2010年06月17日 00時42分25秒 | 障害者の自立
「よさ知ってもらいたい」

 障害者に対する自立支援策の一環として、県は15日、国内最大級のインターネット商店街・楽天市場に授産製品の販売ショップを開設した。県がネット上に授産製品の専門店を設置するのは初めての取り組みで、関係者は「全国の人たちに授産製品のよさを知ってもらい、販路を拡大したい」としている。(大沢奈穂)

 開店したのは「せいりゅう楽天市場店」。県福祉事業団が岐阜市内で運営する障害福祉サービス事業所「清流園」の通所者3人が作ったベーグルやスコーンなどのパンのほか、アクリルたわしや粉せっけんなど、当面は計16品目を販売する。

 県によると、授産製品は一般的に認知度が低く、販売する機会も同園では園内の喫茶店やイベントなどに限られている。このため、ネットを活用して売り上げを伸ばし、障害者の工賃アップと自立支援につなげようと、県が同事業団に開設と運営を委託した。

 これを受け、事業団はネット店運営のため、新たに女性2人をパートとして雇用。売り上げアップに向けたホームページのデザイン更新のほか、メールマガジンの発行など、ネット上での営業活動をしてもらう。

 事業団は今後、せいりゅう楽天市場店の品ぞろえを充実させるとともに、ほかの施設の製品も順次、同店で販売していく考えだ。事業団は「少しでも社会貢献したいという障害者の努力を、全国の人に感じてもらえれば」としている。

 問い合わせは清流園(058・231・1521)。

(2010年6月16日 読売新聞)

三宅議員が性の質問に激怒 「いたずらなら無視すべき」の声

2010年06月17日 00時36分25秒 | 障害者の自立
ツイッターで民主党の三宅雪子衆院議員(45)が、障害者の性についてのいたずらとみられる質問に激怒している。それなら無視すべきではとのフォロワーらの指摘にも、三宅議員は、「抗議したかった」というのだ。

ツイッターで2010年6月13日、三宅雪子議員に投げかけられた質問は、次のようなものだった。

「障害をもった方への侮辱」

いたずら(?)に激怒 「三宅議員は障がい者の性について、どう考えますか。僕は右手の障害で性的欲求を解消することが難しいのです。タブーとされがちな話題ですが、風俗に行く補助金出したり、手コキも介助に入れて欲しい」
嘆願や陳情のようだが、質問者は、一風変わっていた。ハンドルネームが「おな兄」で、タレントの加護亜依さん(22)に卑わいな質問をしている。また、書き込みも、2ちゃんねるブラウザなどからとなっていた。

これに対し、三宅議員は同日、この質問者に怒りを露わにした。

「ハンドルネームといい、あきらかに障がい者をかたった悪質なツイート。許せません。皆さん、この方のプロフィール見てください」
ところが、ツイッターの反応は、この発言に疑問を呈する向きが多かったようだ。三宅議員によると、いたずらの質問には反応しないことが大事などと指摘された。しかし、三宅議員は、うなづきながらも、「障がい者の方に関することだけは抗議したかった」と明かす。厚生労働委員会に所属し、障害者問題などで発言しているかららしい。

さらに、フォロワーらから同様な指摘が相次いだが、三宅議員は、質問者の行為は「障害をもった方への侮辱」だとして、質問を無視しなかったことの意義を強調している。

障害者が「侮辱」と感じるのか疑問
この質問者は、その後ツイッターで、障害は本当で、欲求不満が募って前出のハンドルネームにしたと説明した。

とはいえ、さらに、タレントの麻木久仁子さん(47)にも卑わいな質問を投げかけている。また、三宅雪子議員には、「三宅さんのように美しく経験豊富そうな女性になら性の悩みも率直に相談出来ると思ったのに(泣)」といった発言もしている。

こうした質問に反応することに、社会的意義などはあるのか。また、いたずらとみられる質問に対し、障害者自身が本当に「侮辱」と感じるのかどうかも疑問。さらに、三宅議員が怒ることで、障害者が萎縮して性の質問をしづらくなることはないのか。

こうした疑問点について、三宅議員の秘書は、「本人ではありませんので、よく分かりません。(ツイッターで)お答えしている通りではないですか」とだけ話す。議員本人は、2010年6月15日午後は外出中で連絡がつかないとのことだった。

なお、三宅議員は、国会内転倒問題で5月14日にツイッターをしばらく休止するとしていたが、6月7日から再開している。

J-CASTニュース

新ユニット増設 入所者ら完成祝う 白石のグループホーム

2010年06月17日 00時33分58秒 | 障害者の自立
 宮城県白石市福岡長袋の共生型グループホーム「ながさか」で4日、認知症高齢者向けのユニット(定員9人)増設を祝う式典があり、入所者と関係者計約40人が出席した。
 運営する社会福祉法人白石陽光園の石川規夫理事長が「地域住民の協力を得ながらサービスに努めたい」とあいさつ。出席者たちは昼食を食べながら新ユニットの完成を祝福した。
 高齢者向けの新ユニットは、木造平屋約360平方メートル。入所者9人とショートステイ用の居室10室のほか、掘りごたつ形式の居間なども備えている。
 共生型グループホームは知的障害者や重度心身障害者が認知症高齢者と生活を共にし、障害者の地域生活移行を促すことなどが狙い。
 ながさかは県が福岡長袋永坂の民家を改造、2004年1月に高齢者と障害者計13人が入る1ユニットを開設した。当初は県が白石陽光園に運営を委託したが、06年度から単独での運営に切り替わった。
 今回の増設でユニット数は2となった。


2010年06月16日水曜日

河北新報

障害者差別の事例集作成

2010年06月17日 00時31分47秒 | 障害者の自立
  障害者差別って、なに?――。障害者でも意識しにくいという差別の事例集を、NPO法人ヒューマンネットワーク熊本(熊本市)がまとめた。障害者が感じた「嫌な体験」802件を国連の障害者権利条約の規定に基づき、教育や労働など11分野に整理した。同NPO法人は「事例集は障害者が一般の人に一方的に示すものではなく、住みやすい街を一緒に作るものさしにして欲しい」と話している。


  事例集は、同NPO法人が2009年4月~10年3月、県社会福祉振興基金助成事業を活用し、23の障害者団体で構成する障害者差別禁止条例をつくる会と協力して作成。障害者を招いたワークショップで「嫌な体験」を話し合い、802件が集まったという。


  08年に発効した障害者権利条約は、障害を社会的な問題と位置づけた。その上で、「障害を理由に一般の人と異なった結果」を障害者差別と定義。直接的な差別だけでなく、表面的には中立な基準でも障害者だけが不利益を被る場合は間接差別、機会均等を理由に必要な配慮をしないことも差別にあたるとした。


  条約に基づき、802件を教育や労働、公共交通など生活の11の場面に分けて「何が差別か」を具体的に提示。労働では「精神障害を理由に就職を断られた」、公共交通機関では「バスの運転手に障害者は乗れませんと言われた」などの事例が挙がった。


  同NPO法人は「障害者は差別を受ける前に、社会参加をあきらめる人が圧倒的に多い。今回浮かび上がったのはわずかな事例」と分析している。


  県は、同NPO法人などと障害者への差別をなくす条例づくりを始めている。8月の条例検討委員会でたたき台を示し、来年の県議会2月定例会に条例案を出したい考えだ。事例集の問い合わせはヒューマンネットワーク熊本(096・366・3329)へ。

朝日新聞