鳴門市大麻町板東の知的障害者施設「鳴門授産センター」(斉藤隆夫園長)で、飼育するスズムシの出荷が始まっている。普段、施設外の人と接することが少ない施設利用の障害者にとって、飼育は地域との交流を深める、いい機会にもなっているという。
スズムシの出荷は、利用者が施設内で飼っていたことをきっかけに、「障害者の自立に役立てば」と89年に始まった。今では恒例となり、昨年は雄・雌各4匹のセットなど延べ2000ケースを販売した。
作業は1月上旬から温度調節したコンテナの中で卵からふ化させ、育てる。体長2、3センチに成長したスズムシを、止まり木などが飾り付けされた透明の飼育ケースに入れて出荷する。作業は、地域のボランティアと一緒に行い、小学生と飾り付けの作業をすることも。
ケースは2種類で大2100円、小1500円(送料など込み)。顧客からの要望もあり、今年からケースなしで雌雄各10匹を2500円で販売している。8月末まで。問い合わせは、同センター(088・689・2828)。
毎日新聞 2010年6月10日 地方版
スズムシの出荷は、利用者が施設内で飼っていたことをきっかけに、「障害者の自立に役立てば」と89年に始まった。今では恒例となり、昨年は雄・雌各4匹のセットなど延べ2000ケースを販売した。
作業は1月上旬から温度調節したコンテナの中で卵からふ化させ、育てる。体長2、3センチに成長したスズムシを、止まり木などが飾り付けされた透明の飼育ケースに入れて出荷する。作業は、地域のボランティアと一緒に行い、小学生と飾り付けの作業をすることも。
ケースは2種類で大2100円、小1500円(送料など込み)。顧客からの要望もあり、今年からケースなしで雌雄各10匹を2500円で販売している。8月末まで。問い合わせは、同センター(088・689・2828)。
毎日新聞 2010年6月10日 地方版