ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

.一番茶:五泉で障害者ら摘み取り /新潟

2010年06月03日 00時46分20秒 | 障害者の自立
 五泉市中川新の障害者支援施設「いずみの里」(山本弘園長)の茶畑で、一番茶の摘み取り作業が始まった=写真・日報連会員の比企一夫さん撮影。

 同施設の茶畑は広さ約13アール。約500本のお茶の木が植えられている。施設の担当者によると、今年は春先に気温の低い日が続いたため、一番茶の摘み取りも例年より2週間ほど遅くなったという。

 摘み取り作業には、施設内にある自立就労支援センターの障害者ら10人が従事。手で摘み取ったみずみずしい新芽を、腰に提げたかごに入れていった。

 茶葉は早速、施設内の製茶工場に運ばれて製品に加工。「いずみの郷」の商品名で関連施設などで販売される。

毎日新聞 2010年6月2日 地方版

展示販売会:日光の8障害者施設、ジャスコ今市店で /栃木

2010年06月03日 00時44分35秒 | 障害者の自立
 日光市内の8障害者福祉施設で作られた製品などの展示販売会が1日、同市豊田のジャスコ今市店で開かれた。施設が共同で販売会を開くのは初めて。

 障がい者就労支援施設を持つ特定非営利活動法人「はばたき」(同市今市本町、広瀬浩理事長)内にできた障がい者就労情報センターが取りまとめ、開催にこぎ着けた。

 会場には市の協力でのぼり旗も掲げられ、「はばたき」や「愛晃の杜」(同市花石町)など8施設で制作されたりしたTシャツのプリントや花、パン、手芸品、野菜などが並べられ、買い物客を呼び込んでいた。

 同センターで共同受注を担当している斎藤勲さんは「施設単独では難しい点もあったが、各種イベントなど共同で機会を拡大したい」と話した。

毎日新聞 2010年6月2日 地方版

障害者施設で喫茶店開店 今治

2010年06月03日 00時43分13秒 | 障害者の自立
 地域住民との交流の場をつくろうと、今治市町谷の身体障害者療護施設「今治療護園」(堺哲郎施設長)が2日、喫茶店「茶れんじど」を開店した。店名の由来は障害者を意味する英語の新語「チャレンジド」。同施設は「気軽に足を運んでほしい」と来店を呼び掛けている。
 「茶れんじど」は施設内の喫茶室に開設。営業時間は平日の午前9時半~午後1時で、コーヒーやオレンジジュースなどのドリンク(200円)やモーニングセット(300円)などを提供する。
 調理や配膳(はいぜん)などはボランティアや同施設スタッフで近くの知的障害者入所施設「今治育成園」の入所者らが担当。療護園入所者は雑談などを通じて来店客をもてなしている。


愛媛新聞

点字楽譜:楽譜点訳ボランティアGと利用者、土浦で初コンサート /茨城

2010年06月03日 00時41分21秒 | 障害者の自立
 ◇暗闇に響け点字の調べ 照明落とし一部曲演奏
 水戸市と土浦市で楽譜を点訳しているボランティアグループ「カノン」と点字楽譜利用者が、県内で初めてのコンサートを20日、JR土浦駅前のウララビル5階の県南生涯学習センターの多目的ホールで開く。一部の曲目は照明を落として演奏される予定で、暗闇に点字楽譜で覚えた音楽の調べが響きわたることになる。コンサートの運営にあたる視覚障害者の菊池善信さん(57)は「真っ暗な中で音楽がどう聴こえるか、一緒に感じてほしい」と話している。

 菊池さんによると、オペラなどで演出の一環で短時間舞台を暗くすることはあるが、通常のクラシックコンサートでは照明を落とすのは珍しいという。

 暗闇で演奏するのは全盲のエレクトーン奏者、久木崎昭さん(31)=ひたちなか市在住。モーツァルトの「トルコ行進曲」やベートーべンの「エリーゼのために」などをエレクトーン用編曲で約15分奏でる。曲はすべて点字音譜を使って何度も練習し、暗譜したという。

 カノンは、00年から県立点字図書館で始まった楽譜点訳講座に参加した有志が結成。02年からボランティアで活動をしている。現在のメンバーは13人。五線譜上の音符を点字に置き換え一列に並べる作業を根気よく続け、点訳した楽譜は、ピアノ▽エレクトーン▽歌曲▽合唱曲などを中心に百数十曲に及ぶ。

 コンサートでは暗闇演奏以外にも、視覚障害を持つフルート奏者の日向寺綾子さんら8人のソリストが登場。菊池さんが団長を務め、妻ひで子さんも参加する視覚障害者のコーラスグループ「コールエバーグリーン」の合唱も披露される。ピアノ伴奏や指揮者が健常者で楽譜を見るため暗闇にはしないという。

 コンサートは午後1時開演。入場無料。会場では点字楽譜の展示も行う。菊池さんは「ぜひ、手に取って見てほしい」と初のコンサートが点字楽譜の利用拡大につながるよう願っている。

毎日新聞 2010年6月2日 地方版

新聞音訳1000号達成 視覚障害者へ発行40年 

2010年06月03日 00時38分52秒 | 障害者の自立
 神戸市立点字図書館(同市中央区橘通3)で活動するボランティアグループ「くすのき」が、コラム「正平調」など神戸新聞の記事を音訳し、発行している録音テープが通算1000号を達成した。視覚障害者にも新聞に接してもらおうと、1970年6月から40年間、隔週で製作。メンバーらは「これからも役立つ情報を届けたい」と話している。


 くすのきは視覚障害者の支援を目指し、70年に結成。現在、会員114人が、新聞や行政の広報紙など文字情報を音声化した録音図書の製作や、対面朗読をしている。

 神戸新聞の音訳は、メンバー6人が2人1組で順番に取り組む。2週間分の正平調をはじめ、健康や福祉、公共施設の工事に関する記事など、視覚障害者に役立ちそうな身近なニュースを選び、60分テープに吹き込む。

 毎号約60本を製作し、神戸市内の利用者らに無料で貸し出す。「仕事や家事をしながら手軽に聞ける」と好評という。

 1000号は5月11~24日分の新聞で製作。16年間、正平調の音訳を続けてきた会長の松村芳子さん(57)=同市西区=は「将来的には視覚障害者がもっと簡単に情報を得られる日が来ると思うが、肉声でニュースを聞きたい人がいる限り続けたい」と話している。

 点字図書館TEL078・351・0942

神戸新聞