ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

大豆:障害者40人が種まき--涌谷「共生の森」 /宮城

2010年06月20日 00時30分56秒 | 障害者の自立
 障害者の自立を支援する涌谷町の社会福祉法人「共生の森」の利用者約40人は18日、町内にある畑で大豆の種まきを行った。大豆は利用者の工賃をまかなう収益源の一つだ。

 畑5アールは町内の「岸ケ森生産組合」が提供。利用者は畑に幾筋も浅く引いた溝に昨年産の種大豆を丁寧にまいた。減農薬で育て11月に収穫し、共生の森ブランドのみそ・しょうゆの委託加工や、豆製造業者に納入する。

 共生の森は農産品加工に力を入れ、大豆のほか、枝豆▽白菜▽キュウリ▽トマト▽コンニャクいもを栽培。関係先に販売するほか漬物や韓国出身女性の協力によるキムチ作りの材料に充てる。

 すべての農産品は減農薬栽培と添加物不使用を基本にし夏場から秋にかけ利用者総出で草取りや収穫作業に精を出す。

毎日新聞 2010年6月19日 地方版

ローマの休日 障害者向けに

2010年06月20日 00時28分47秒 | 障害者の自立
無償スタッフ公募

 障害者や高齢者にも親しみやすい映画づくりに取り組むNPO法人「バリアフリー・シネマ&ライフ・ネットワーク」(中島春喜理事長)と県は、映画「ローマの休日」に分かりやすい日本語吹き替えや音声解説をつけるため、ボランティアの翻訳者、声優らを募集している。

 同NPOは、原作に忠実で分かりやすい翻訳や、音声解説を付けることで、誰もが映画を楽しめるようにする「バリアフリー化」に取り組んでいる。「ローマの休日」も、既存の日本語吹き替えや字幕では、意訳が多いなど、障害者らには親しみにくいという。

 募集は、▽プロデューサー4人程度▽翻訳や吹き替え版の台本制作、音声解説のスタッフら計20人程度▽吹き替えの声優62人。声優は7月11日にオーディションをする。

 制作は7月から始め、吹き替え収録は9月下旬を予定。10月末にも県庁で完成上映会を開き、県内の学校などで巡回上映する。

 18日に県庁で記者会見した中島理事長は「障害や年齢に関係なく、一緒に見ることで大きな感動を得られ、バリアフリーへの理解も進むのでは」と話した。

 ポスターやチラシのデザインも、7月15日必着で募集中。問い合わせは中島理事長(090・3889・6766)。

(2010年6月19日 読売新聞)

ろうあ者体育大会 実行委資金難に悩む

2010年06月20日 00時27分23秒 | 障害者の自立
 9月16~19日に徳島市など県内4市町で開かれる「第44回全国ろうあ者体育大会」(全日本ろうあ連盟主催)の大会実行委員会が、資金不足に苦しんでいる。企業からの広告費などが集まらないことに加え、大会記念グッズの売れ行きが鈍いためだ。実行委の聴覚障害者らはコミュニケーションに苦心しながらも、プログラムへの広告掲載やグッズの購入などでの支援を呼び掛けている。
 
 実行委によると、大会には全国から約1500人が参加し、4市町13カ所の会場設営や大会プログラムの作成などに約1900万円の運営費が必要。このうち、1300万円は自治体からの補助金や出場選手の参加費を充て、残り600万円を企業、団体、個人からの広告費や協賛金と、記念グッズの売上金でまかなうことにしている。

 しかし、不景気が影響し、5月末までに企業などから寄せられた広告費や協賛金は250万円程度にとどまっている。

 また、大会の記念グッズとして製作したTシャツ(2千円)とハンドタオル(500円)も大会の認知度が低いためか、売れ行きが伸びない。これらは、昨年6月から実行委事務局がある県立障害者交流プラザ(同市南矢三町2)内の県聴覚障害者福祉協会と売店で販売しているが、利益は30万円程度。広告費と合わせても、320万円の運営費が不足しているという。

 このため、実行委メンバーは連日のように企業などを回り、プログラムへの広告の依頼を続けている。一方、記念グッズの販売を促進するため、関係者らにチラシを配布し、購入を呼び掛けている。メンバーの大半は聴覚障害者で、1人で依頼する場合は筆談で時間が掛かる。手話通訳者と一緒に行動する場合も、時間や日程上の制約があり、依頼やPRが県民の隅々まで行き届きにくい現状もある。

 平光江実行委員長は「39年ぶりに徳島県で開催される大会を成功させるためには、多くの人の協力が欠かせない。ぜひ応援してほしい」と訴えている。

 問い合わせは実行委<電・ファクス088(631)1666>。

徳島新聞

武蔵野大学が専門家を招き、人事・就職担当者のための発達障害シンポジウム・集中講座を開催

2010年06月20日 00時24分01秒 | 障害者の自立
武蔵野大学(東京都西東京市)では、7月4日(日)にシンポジウム「発達障害児の将来 ~そのキャリア発達と就労支援~」を、また9月19日(日)から集中講座「人事・就職担当のための発達障害者支援講座」(全9回)を開催する。いずれも企業の人事担当者および大学の就職支援担当者等を対象としたもので、新卒無就業や職場不適応などの背景にひそむ発達障害の若年者を支援するため、専門的な知識の習得と対応力の向上を目的としている。参加費無料、事前予約制。

 発達障害の人たちは、周囲に障害の実情を認知、理解されにくいという現実を抱えている。そのため、社会生活を営む上で困難な状況に置かれることも多い。発達障害の人たちと有意義なコミュニケーションを取るためには、周囲が発達障害の特性や、外見上からは容易に窺い知ることのできない内的な問題をより深く理解し、的確なアプローチを行うことが重要である。

 このプログラムは、職場で起こりうる問題の対応や就労支援を適切に行うためのもの。主に企業の人事や教育現場の就職支援、社会福祉関係の諸機関などで、発達障害の人たちと関わる可能性のある人を対象としている。組織内における発達障害の人たちをサポートするため、専門的な知識の必要性を学び、実際的な対応力の向上を目指す。

◆シンポジウム「発達障害児の将来~そのキャリア発達と就労支援~」
【日時】
 平成22年7月4日(日) 13:00~16:30
【内容】
 ●第1部 講演の部 13:00~14:30
  基調講演:青年・成人期に於ける発達障害の理解と支援
  ―小児期~成人期に至るまでの成長過程と就労支援―
  講師:明神下診療所(神経科)/臨床心理士 糸井岳史
  司会:武蔵野大学教授/臨床心理士 藤森和美
 ●第2部 分科会 15:00~16:30
  A班 テーマ:発達障害児への就労支援―社会的自立、就労に向けての課題―
   講師:帝京平成大学教授/臨床心理士 三宅篤子
   座長:武蔵野大学教授/精神科医・臨床心理士 辻惠介
  B班 テーマ:発達障害のある方の就労~ジョブマッチングの必要性~
   講師:テスコ・プレミアムサーチ株式会社 代表取締役 石井京子
   座長:明神下診療所(神経科)/臨床心理士 糸井岳史
【参加費】
 無料
【対象】
 人事担当者、就職支援担当者等
【会場】
 武蔵野大学構内
【定員】
 150名 事前予約制 ※定員に達し次第、締め切りとなります。

◆人事・就職担当のための発達障害者支援講座
 人事担当者・若年者の就職を支援する関係者向けの短期研修。発達障害の特性を理解し、的確な配慮や工夫をするための専門的な知識の習得と、職場で起きる問題などへの対応力を学ぶ。
【日時】
 平成22年9月19日(日)~平成22年11月14日(日) 全9回
【参加費】
 無料
【対象】
 人事担当者、就職支援担当者等
【会場】
 武蔵野大学三鷹サテライト教室(JR三鷹駅北口)
【定員】
 50名 事前予約制 ※定員に達し次第、締め切りとなります。

※関連ホームページ
 http://www.musashino-u.ac.jp/ao_general/various/lifelong_study/workshop/index.html

【申し込み方法】
 問い合わせ先まで、電話、FAXまたはEメールにてお申し込みください

▼本件に関する問い合わせ先
 武蔵野大学 社会連携センター
 〒202‐8585 東京都西東京市新町1‐1‐20
 TEL: 042-468-3222
 FAX: 042-468-3211
 E-mail: lifelong@musashino-u.ac.jp

大学プレスセンター

そううつ病、自己申告者急増

2010年06月20日 00時21分28秒 | 障害者の自立
精神障害、オープンに

一昔前であれば、精神障害を口にするのはタブーとされていた。たとえ、その疑いがあっても自分から認めることは少なく、また家族も隠そうとしたものだ。しかし、近年、自らを「そううつ病だ」と医者に出向いてくる人が後を絶たないという。日本でも五月病ならぬ新型うつ病が大流行の兆しを見せているが、世界的にも同じ現象が起こっているようだ。

英在住の心理学者ダイアナ・チャン氏は、クリニックを訪れる者の中には、自分は精神障害者だと告白し、自ら志願してそううつ病だという診断を下して欲しいという者がいるという。この奇妙な背景には、マスコミがだいだい的にこの病を報じ、経験者が語るなどして、偏見の壁を取り払ったからだと考えている。また、そううつ病だと自己申告する人は、社会的地位が高いとか聡明でまじめな人が多いという。

思い込みだけであることも

そううつ病は激しい気分のむらが特徴だが、単に感情の揺れがあるだけで、診断に来る人もいるという。そして、そううつ病だと命名されることを望むらしい。精神科医らは、この病は人間関係や仕事、社会生活に大きな影響を及ぼすもので、日常生活に支障がない場合はこの病気にはあてはまらないことを理解してほしいと述べている。

障害者雇用インフォメーション