ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

視覚障害者用に特別席=W杯サッカー〔W杯関連〕‎

2010年06月10日 01時07分20秒 | 障害者の自立
 【ヨハネスブルク時事】国際サッカー連盟(FIFA)は8日、ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会で視覚障害者が試合のライブ観戦を体験できる特別プログラムを実施すると発表した。
 開幕戦や決勝が行われる当地のサッカーシティー競技場など6会場の計44試合で、各試合にヘッドホン付きの15席が用意され、ピッチ上のプレーを克明に説明する実況を聞くことができる。スイスと南アフリカの視覚障害者支援団体をFIFAが支援する形で実現することになった。
 (2010/06/09-10:25)

時事通信

壁はキャンバス 鮮やかに夢描く 障害者就労の訓練生6人2010年6月9日‎

2010年06月10日 01時01分28秒 | 障害者の自立
 障害者就労支援センターさわやか(浦崎佳子所長)の訓練生らがシャッターの表面に絵画を描いた「シャッターアート」が7日、那覇市古波蔵に完成した。絵が得意な訓練生の個性を生かした実習の一環で取り組んでいたもので、訓練生6人が美術指導を受けながら力を合わせて無地のシャッターを、色彩豊かな作品に仕上げた。
 障害者の就労を支援している沖縄教販が、さわやかの訓練生を装本作業などで雇用したのが縁で、制作に使う水性ペンキと作業場のある建物のシャッターをキャンバスとして提供した。
 制作に取り組んだのは池宮克弥さん、嘉数琴紫(ことし)さん、小渡悠司さん、山内孝一朗さん、玉代勢裕太さん、謝花充さん。壁一面に地球や手をつなぐ人、羽ばたく鳥を伸び伸びと描いた。
 日ごろから絵を描きためている池宮さんの絵を基に、水性ペンキで重ね塗りした。梅雨で中断することもあったが、作業開始から約3週間で完成した。作業最終日の7日には、池宮さん、嘉数さん、小渡さん、山内さんが縁取りやペンキのすき間を丁寧に重ね塗りし、仕上がりに満足げな笑顔を見せた。
 沖縄教販の具志堅弘八常務は「制作した皆さんの温かい心が絵に表れている。障害者の皆さんが作品発表する機会の提供につながってほしい」と期待した。

琉球新報

日進市:障害者の報告書回収へ 意見集約で不適切処理

2010年06月10日 00時58分57秒 | 障害者の自立
 愛知県日進市は8日、障害者への支援金に関する障害者の意見をまとめた市の報告書について「記述式意見を数値化した結果、誤解を招く部分があり、不適切だった」とし、訂正・回収する方針を示した。報告書は既に市の障害者自立支援協議会などに配布されていた。

 市議会答弁で明らかにした。報告書は、市内の障害者手帳所持者約2200人のうち、回答のあった985人分の意見をまとめたもの。市が見直しを進める「障害者扶助料」について、自由に記述する形式で意見を求め、「賛成」「反対」などに分類。しかし、報告書の開示請求をした市民の指摘を受け、報告書と回答を照合したところ、賛否が明確でない意見が「少なからずあった」という。

 報告書は業者に委託して作成。指摘を受けるまで、市は内容を確認していなかったという。市は「すべての意見を掲載した一覧と、主な意見を載せた概要版を作り直す」としている。

毎日新聞 2010年6月9日 2時08分

ふわふわ豆腐で 地域住民に感謝 障害者就労施設

2010年06月10日 00時56分44秒 | 障害者の自立
 豆腐を製造・販売している宮城県七ケ浜町遠山の障害者就労継続支援施設「みお七ケ浜」で6日、開設3周年を記念して「七ケ浜とうふまつり」が開かれた。
 出来たての寄せ豆腐を来場者に振る舞った。豆腐製品の即売や、近隣の福祉作業所の出店も人気を集めた。仙台医療福祉専門学校の2年生約30人がボランティアで参加し、物販などを手伝った。
 まつり実行委員長の飯田真佐子さん(53)は「いつも応援していただいている地域の人に感謝したい」と話した。


2010年06月09日水曜日
河北新報

映画:「ゆずり葉」再映 聴覚障害者描き共感 全国で15万人超動員 /東京

2010年06月10日 00時53分46秒 | 障害者の自立
 ◇18日まで、ポレポレ東中野
 聴覚障害者の姿を描き、昨年6月にポレポレ東中野(中野区東中野)で初上映された映画「ゆずり葉~君もまた次のきみへ」が18日まで、同じ劇場で再上映されている。この1年、全国のホールなど516館を回り、15万人以上を動員。自身も生まれつき耳が聞こえない早瀬憲太郎監督(37)にとっても思わぬ大ヒットとなり、凱旋(がいせん)公演が実現した。

 「健常者が見ても『なんだ同じじゃないか』と最後は共感してもらえると思う」。早瀬監督がそう説明する「ゆずり葉」は、恋人を亡くして心を閉ざした中年男性と、健常者のふりをして役者を目指す生意気な青年を中心に描かれる群像劇。2人とも聴覚障害者で、中年男性は青年や他の障害者の姿を見ながら、かつての夢であった障害者差別撤廃運動の記録映画製作に突き進んでいく。

 出演者のほとんども聴覚障害者で、ヒロインを演じる「SPEED」のメンバー、今井絵理子さんも聴覚障害のある長男がいる。会話の多くが手話だが、早瀬監督は「親子関係や恋愛に悩む姿に、誰もが共感できるのでは」とヒットの理由を分析している。

 早瀬さんの本職は聴覚障害児向け学習塾の経営者。ある日、塾の児童が「テレビに出てくるのは聞こえる人ばかり。聞こえなくても、将来大人になれるの?」と話した。自身も幼少のころ同じように感じていたため、その疑問に応えようと01年に本格的な映画製作を始めたという。「ゆずり葉」は初めて劇場で上映された映画になった。

 早瀬さんは「この映画が、聴覚障害者の居場所を作るきっかけになれば。次は、聞こえないことを逃げ場にできない作品を作りたい」と新たな意欲を燃やしている。

 問い合わせはポレポレ東中野(03・3371・0088)。中野の上映を終えた後は、再び各地の学校などを回る予定。

毎日新聞 2010年6月8日 地方版