ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者300人 縁日気分満喫…兵庫・丹波 露店巡り買い物楽しむ

2010年06月13日 00時20分55秒 | 障害者の自立
 障害者に縁日の雰囲気や買い物を楽しんでもらう「愛の縁日」が10日、兵庫県丹波市の県立丹波年輪の里で開かれた。市内10施設の身体、知的、精神障害者計約300人がクレープやボールすくいなどの露店巡りを楽しんだ。

 露天商でつくる県神農商業協同組合氷上支部と同北播支部が1996年から毎年、開いている。参加者は、買い物券を手に9店の露店を回って買い物を楽しみ、青空の下、アイスクリームやフライドポテトなどを味わった。

 また、長年にわたって縁日に出店して障害者の自立支援に貢献したとして、同市山南町応地、露天商林美好さん(52)ら3人に県から「のじぎく賞」が贈られた。

(2010年06月11日 読売新聞)

スマイル写真館:精神障害者の当事者会を設立、竹内政治さん

2010年06月13日 00時19分01秒 | 障害者の自立
 ◇仲間の思い、発信したい--竹内政治さん(43)

 仲間たちと06年3月、当事者会を設立した。医師や作業所の職員には言えない思いを語り合い、薬の副作用や年金制度の情報を共有する。さいたま市内の公民館を拠点に、毎月ミーティングや勉強会、イベントを開いている。

 高校を卒業して左官業の見習として働いた。工事現場のライトバンの座席で同僚たちと眠る日々、疲れがたまっていった。19歳の時、車の運転中に突然血が逆流する感覚に襲われ、パニック状態に。ダイエットをきっかけに中学時代に始まった過食と嘔吐(おうと)も治まらず、精神科を受診した。統合失調症と診断され、閉鎖病棟に入院した。

 トータル2年間の入院生活を終え、病歴を隠して再び働き始めた。親元から自立し、自信を持てるようになっていった。転機になったのは作業所との出合いだ。そこはありのままの自分でいられて、否定されることもない場所だった。多くの理解者に出会い、孤立していた人生が変わった。

 だが、通い始めて2、3年後。「親には逆らえない」「家から追い出されたら生きていけない」。そんな仲間たちの言葉が気になってきた。「自分たちで何かやってみようじゃないか」と、当事者会を始めた。

 初会合には20~40代の19人が集まり、多数決で会の名前を決めた。「ウィーズ」。英語で「雑草」という意味で「踏まれても立ち上がる意識を持とう」との願いを込めている。講演会や行政の会議への出席も求められるようになったが、「ワンマンになってはいけない」とこの春代表を退き、今は事務局長を務める。

 「精神障害者の当事者活動は歴史が浅く、発言できる人は少ない。病気を隠して暮らしている人たちも多い。みんなの思いを代弁し、社会を変えたい」。そんな使命感が原動力だ。

 結婚して今年で6年になる。活動に専念していた間は妻高子さん(49)が家計を支えてくれた。「一番感謝しています。照れくさいけど」。システム手帳を開くと、夫婦で撮ったプリクラのシールがぎっしりと張られていた。

毎日新聞 2010年6月12日 東京朝刊

障害者の手でカフェ開店 手作りデザートやパンも 千歳のNPO法人「ちえりす」

2010年06月13日 00時15分41秒 | 障害者の自立
 【千歳】障害がある人の支援事業を展開する市内のNPO法人「アシストセンターちえりす」(清水道代代表)は13日、「オープンカフェゆみな」(花園1)を開業する。障害者自らがお菓子などの商品を作り、接客もするのが特徴で、清水代表は「障害の有無に関係なく、誰もが気軽に集える地域の交流拠点にしたい」と話している。

 ちえりすは8年前に発足。障害者自立支援法に基づき、これまで、障害がある人に就労機会を提供する就労支援事業所「支援センターゆみな」(青葉1)を運営してきた。しかし、利用者が増えて手狭になったことから、新たに空き店舗を借りて2カ所目の事業所を開設、カフェを併設した。

 現在の利用者は、身体、知的、精神の障害がある市内の20人。このうち半数ほどがカフェの運営に携わる予定で、カフェで働く菓子職人の指導を受けながら、デザートやパンを手作りする。販売価格は1個百円前後。

 事業所へのカフェ併設は、商品の販売で利益を上げ、利用者の賃金アップにつなげるのも目的の一つ。市障がい者支援課によると、障害者福祉施設が独自の店舗を持つのは市内で初めてという。

 カフェの客席は18席でコーヒーなどの飲み物も提供する。13日は午後1時にオープンし、ギターやピアノの記念演奏会も開く(午後3時閉店)。14日以降は土曜、日曜を除き、午前10時~午後3時に営業する。問い合わせはカフェゆみな(電)42・0303へ。

北海道新聞 -

障害者自立支援法:給付制限、当時の課長を減給--新宿区 /東京

2010年06月13日 00時13分15秒 | 障害者の自立
 障害者自立支援法で定められた居宅介護などの自立支援給付について、新宿区が65歳以上の障害者から新規申請があっても認めないよう内規で定めていた問題で、同区は11日、内規の責任者だった当時の障害者福祉課長(58)を同日付で減給5分の1(1カ月)の懲戒処分にした。

 TBSのテレビ番組「クイズダービー」で活躍した篠沢秀夫学習院大名誉教授と妻礼子さんが今年1月に自立支援給付の申請について相談した際、この内規の存在が明るみに出た。中山弘子区長は「法令順守を徹底するよう指導したい」とのコメントを出した。

毎日新聞 2010年6月12日 地方版