ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

バス彩る障害者の絵、40人が伸び伸び描く

2010年09月25日 00時48分25秒 | 障害者の自立
 障害のある人たちが描いた絵のシールを車内外に張り巡らせた西日本鉄道(福岡市)の路線バス1台の運行が23日、福岡市中心部で始まった。10月31日まで。

 同月17日、障害者らが参加して市役所前で開かれる「ときめきフェスタ福岡」の一環。市内六つの障害者就労施設が西鉄の協力を得て、昨年に続いて企画した。

 絵を描いたのは、普段からTシャツのデザインなどを手がけている10~60歳代の約40人。きょうだい2人が仲良く祭りに出かけた様子や、生き生きとした表情の魚、動物など約80点を水彩絵の具や色鉛筆でカラフルに描いた。

 パソコンに取り込んでシールを作り、施設職員らが22日、バスの窓に張ったり、車内につり下げたりした。

 バスは天神を中心に運行する。参加施設の一つ、NPO法人「まる」(福岡市南区)の樋口龍二代表理事は「自由で伸び伸びとした画風が素晴らしい」と話していた。

(2010年9月24日 読売新聞)

特捜検事逮捕:改ざんに私有パソコン使用 故意を裏づけか

2010年09月25日 00時44分39秒 | 障害者の自立
 郵便不正事件で証拠品のフロッピーディスク(FD)のデータを改ざんしたとして、証拠隠滅の疑いで逮捕された大阪地検特捜部の主任検事、前田恒彦容疑者(43)が、私有パソコンにインストールした専用ソフトを使ってデータを書き換えていたことが最高検の調べで分かった。また、前田検事が同僚に「(正規のデータが添付された)捜査報告書が証拠開示されるとは思わなかった」と語っていたことも関係者の話で判明。最高検は改ざんの故意があったとみて調べている。

 前田検事は09年7月13日、大阪地検の庁舎内で、FD内に記録された偽証明書のデータの最終更新日時を「04年6月1日」から「6月8日」に改ざんしたとされる。

 調べによると、前田検事は大阪地検の執務室に私有パソコンを持ち込んだうえ、FDのデータを書き換える専用ソフトをインストールし、データを改ざんしたという。

 私有パソコンの持ち込みは内規に違反するが、業務用パソコンにソフトをインストールすることは禁止されていることなどを理由に、私物を使ったとみられる。また、通常は正規の捜査で検察官がこうした書き換えソフトを自ら使用することはあり得ないといい、最高検は前田検事が故意にFDを改ざんしたことを裏付ける事実とみてソフトのインストール時期などを調べている。

 一方、郵便不正事件では、改ざん後のFDは証拠として裁判に提出されず、厚生労働省元係長、上村勉被告(41)側に返還されたが、改ざん前のFDの記録は捜査報告書として開示され、検察側に不利な証拠となった経緯がある。

 前田検事は「捜査報告書に正しい記録が残っている以上、FDを改ざんする意味がない」と供述しているが、今年2月にデータ書き換えを指摘された際には、同僚に「捜査報告書が開示されるとは思わなかった」と話していたという。

 上村被告の主任弁護人は23日、毎日新聞の取材に「前田検事は捜査報告書を開示しないつもりでFDを返却したのだろう。意図的で許せない」と批判した。

毎日新聞 2010年9月24日 2時30分

障害者郵便割引不正:証拠改ざん 前特捜部長「逮捕、やりすぎ」 捜査に困惑

2010年09月25日 00時41分52秒 | 障害者の自立
 組織的隠ぺいはなかったのか。大阪地検特捜部検事、前田恒彦容疑者(43)が証拠隠滅容疑で逮捕された事件で、最高検は23日、上司だった大坪弘道前特捜部長(57)=現京都地検次席検事=らの聴取に乗り出した。前田検事の逮捕に「やりすぎ」と、最高検の捜査に不満を漏らしていた元特捜トップは、自らの「監督責任」を認め、報道陣を振り切るように聴取に臨んだ。

 「逮捕はやりすぎだ」。大坪前部長は最高検の事情聴取前、毎日新聞の取材で自らの見解を語った。大坪前部長は「逮捕前に(前田検事から)弁解すら聞かないのか……」と、最高検の捜査に困惑の表情を浮かべた。

 前田検事は昨年7月13日、証拠品のフロッピーディスク(FD)の「04年6月1日」を、検察側が描いたストーリーに沿うように「6月8日」に書き換えた。大坪前部長は「わざとではない。公判に影響もなかったし問題はない」と、故意ではないとの見方を示した。

 FDは、書き換えた日付のまま昨年7月16日に上村勉被告(41)側に返還している。重要な物証だったが、公判で裁判所に証拠提出をしなかったことについては「その必要はない。中身はコピーして(紙に)落としている」と述べた。「前田検事が捜査の都合に合わせて改ざんしたのでは」との記者の質問に対して「それはない」と話し、指示の有無については「するわけがない」と、きっぱりと否定した。

 一方、FDデータの書き換えに関する報告を受けたのは今年2月。当時の副部長、佐賀元明・神戸地検特別刑事部長(49)から「(前田検事が)誤って書き換えてしまった」との報告を受けたという。これを受け、大坪前部長は小林敬大阪地検検事正(59)らに「問題はない」と伝えたという。

 大坪前部長への取材は22日。やり取りは10分程度だったが、部下をかばう一方で最高検への不満ものぞかせた。

 ◇「監督責任」認める
 大坪前部長は午前10時前、大勢の報道陣が待ち構える新大阪駅へ姿を見せた。やや疲れた表情で、報道陣に「私が改ざんにかかわったわけではない。(問われるのは)監督責任だろう」と語った。その後、険しい表情のまま東京行きの新幹線に乗り込んだ。

 正午過ぎに品川駅で降車すると、再び報道陣にもみくちゃに。周囲を警察官にガードされながらタクシーに乗った。東京駅で待ちかまえていた記者やカメラマンは「肩すかし」にあった。午後0時50分にタクシーで東京・霞が関の検察庁庁舎に着くと、小雨が降る中、カメラのフラッシュが一斉にたかれた。大坪前部長は後部座席に座って正面を見据えたまま敷地内に入り、最高検による異例の事情聴取に臨んだ。

毎日新聞 2010年9月24日 東京朝刊