ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

出所者の自立支援 手探り続く、県センター

2010年10月03日 01時20分09秒 | 障害者の自立
 刑務所などを出所後、高齢や障害のため自立生活が困難な人を支援する県地域生活定着支援センター(大分市府内町)が開設されて4カ月がたった。相談員は支援対象者が適切な福祉サービスを受けられるようにと奔走しているが、まだ手探りの状態。家族などの保証人がいなかったり、偏見などのため、受け入れ先がなかなか見つからないなど、支援の難しさが浮き彫りになっている。

 センターは県済生会が県の委託を受けて運営。社会福祉士などの資格を持つ相談員ら4人が支援対象者と面接し、受け入れ先を探したり福祉サービスを利用できるようにするコーディネート業務や、その後の生活状況の確認などに当たっている。対象者の生活を安定させるとともに、再犯を減らすことが目的だ。
 センターによると、これまで支援対象者となったのは13人(9月末現在)。うち7人は既に受け入れ先の病院や福祉施設、アパートなどが決まった。
 最大の課題は受け入れ先の確保。精神疾患があり、精神科病院への入院が望ましい対象者が「対応が難しい」と病院側から入院を拒まれたり、対象者が近くに住むことを家族が拒否し、決まりかけていた施設を変えざるを得なかったケースもあったという。
 県外の精神科病院に受け入れられた対象者が、入院から1カ月後に自殺したケースも。甲斐祐治センター長は「入院後のかかわり方が足りなかった。県外のセンターとの協力体制も強化していかなければならないと感じた」と話す。
 相談員からは「対象者の本心が分からない」「適切な支援ができているか不安」などの声も上がっている。
 センターの存在と業務内容を知ってもらうため、これまでに70回以上、行政機関や福祉施設を訪問した。甲斐センター長は「いまは暗中模索の段階。対象者の笑顔を見ることを励みに、職員一丸となって努力していきたい」と話している。

大分合同新聞

成年後見制度の世界会議開幕…約20か国参加

2010年10月03日 01時18分34秒 | 障害者の自立
 認知症高齢者や知的障害者などの財産管理を支援する「成年後見制度」の現状や課題を話し合う「成年後見法世界会議」が2日、日本、欧米、韓国など約20か国の司法関係者が参加、横浜市で開幕した。


 成年後見制度は、判断能力が不十分な人のために後見人を付ける制度で、日本では2000年にスタートした。欧米各国にも同様の制度があるが、高齢化が進み始めたアジアでも関心が高まっており、韓国が近く制度を導入する予定だ。

 会議では、一般市民が後見人の受け皿となる市民後見人の取り組みなどについて、各国の専門家が意見を交換するほか、最終日の4日には、制度の普及に向けた「横浜宣言」を発する。

(2010年10月2日20時57分 読売新聞)

障害者就業・生活支援センター事業説明会、福岡で

2010年10月03日 01時16分30秒 | 障害者の自立
障害者就業・支援センターとは?
福岡県及び福岡労働局が、障害者就業・生活支援センター事業(雇用安定等事業及び生活支援等事業)受託意向に関する以降調査及び説明会を、10月7日(木)に福岡県吉塚合同庁舎6階603B会議室で開催する。

障害者就業・生活支援センターとは、障害者雇用の一層の促進を図るため、障害者の雇用の促進等に関する法律第33条に基づき設置される、障がい者の生活や就労について、総合的な支援を行う機関。

対象者と諸条件
対象者は事業受託の意向を持つ法人の代表・担当者。参加する法人には、別紙出席者名簿を10月5日(火)までに福岡県庁新雇用開発課まで提出する必要がある。

なお、事業を受託するためには支援を受けた障がい者で就職した者が過去3年間で10名以上いるか、又はこれに準じるもの実績がある、もしくは支援の対象者について事業所等に依頼して行われた職場実習が過去3年間で20件以上であるか、又はこれに準じるものであるなどの一定時の満たすべき条件がある。

日時 平成22年10月7日木曜日 13時30分から15時30分
会場 福岡県吉塚合同庁舎6階603B会議室(福岡市博多区吉塚本町13-50)

障がい者の働く場ニュース

カフェ「デコボコ」:障害、年齢の垣根越え集う場に 宇都宮にプレオープン /栃木

2010年10月03日 01時15分35秒 | 障害者の自立
 ◇支援NPO「チャレンジド・コミュニティ」
 障害者の就労支援などを行うNPO法人「チャレンジド・コミュニティ」(金井光一理事長)が1日、宇都宮市鶴田町にカフェ「デコボコ」をプレオープンさせた。本格オープンする5日までドリンクや軽食を割引価格で提供。金井理事長は「気取った店ではなく、清潔で明るく居心地の良い店にしたい」と話している。

 店名「デコボコ」には、年齢差や障害の有無にかかわらず、さまざまな人が集う場所になってほしいという願いが込められている。店内は白黒赤を基調にしたシンプルなデザインで黒田太郎店長(47)は「お客さんがお店の彩りになってくれれば」と期待する。

 運営は1週間を3団体が交代して行う。月曜から金曜日はNPO法人と金井理事長が経営するパン屋「コパン」が同店を切り盛りするが、土曜日は地域の住民らが運営。日曜日はひきこもりの若者らの自立と職業訓練を行う「一般社団法人栃木県若年者支援機構」がオリジナルメニューを提供する予定だ。

 5日からはカレーや肉みそライス、ライスボールなどが中心の日替わりランチが500円で楽しめる。食材の多くは地産地消のものを使う。定休日は第2月曜日と第4木曜日。問い合わせはNPO法人チャレンジド・コミュニティ(電話028・678・5411)。

毎日新聞 2010年10月2日 地方版

就労目指して実習生き生き 障害者6人、北島の量販店で陳列作業など 

2010年10月03日 01時12分57秒 | 障害者の自立
 北島町鯛浜のフジグラン北島で1日、身体障害者の職場実習が始まった。障害者就労支援の一環として、6人が来年3月末まで店内での陳列作業などに取り組む。

 実習するのは徳島市南庄町5の「社会就労センターかもな」の利用者。この日は4人が店員らの指導を受け、商品補充や、店内で開催されるイベント情報のデータ入力などに取り組んだ。

 荒瀬勇司さん(36)=同市南庄町5=は「センターでの職業訓練とは違う緊張感がある。しっかり技術を身に付けて就労に結びつけたい」と話した。

 実習は毎週平日の2日間で1日6時間。交代でそれぞれ月2回程度取り組む。センターが毎週末、店内でパンを販売していて親交があったことから実現した。

徳島新聞