ゴエモンのつぶやき

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末期がんで福祉用具貸与、軽度者でも保険適用可能―厚労省が事務連絡

2010年10月29日 11時01分32秒 | 障害者の自立
 厚生労働省は、都道府県の介護保険担当課や関連団体に向けて、10月25日付で「末期がん等の方への福祉用具貸与の取扱等について」の事務連絡を発出した。

 現在、要介護認定で要支援、要介護1と判定されても、心身の状態が急速に悪化することが確実とみられる末期がん患者などには、福祉用具貸与に介護保険が適用できる。具体的には、急速な悪化の可能性を示す医師の主治医意見書や、サービス担当者会議などを通じて貸与が必要と考えられる福祉用具が記されたケアプランなどで、市町村が保険適用を判断する。また、介護認定審査会が市町村に保険適用が可能と意見付記することもできる。

 しかし、厚労省老健局振興課によると、「末期がん患者が軽度者に認定されると、福祉用具を保険で借りられなくなるとして、認定を見直してもらいたいとする声が多かった」という。このため厚労省では、軽度者でも一定の手続きを踏めば、福祉用具貸与で保険適用できることを周知する必要があると判断した。




( 2010年10月28日 14:03 キャリアブレイン )

ハンデ乗り越え、300ヤードドライブ

2010年10月29日 01時52分57秒 | 障害者の自立
 千葉県茂原市真名の「真名カントリークラブ」で25、26日、「日本障害者オープンゴルフ選手権」(日本障害者ゴルフ協会主催)が開かれた。

 同県を含む国内外の障害を持つゴルファー約80人が参加し、日頃の努力の成果を競い合った。

 同選手権は1996年、障害者ゴルフの普及を目的に始まり、今回が15回目の国内最大級の大会。ハンデ15以下の選手を対象にした「グランプリの部」のほか、障害の部位別に七つのクラスがあり、それぞれでスコアを競った。

 一際目を引いたのは、上肢障害の部に出場した岡田和也さん(41)(三重県鈴鹿市在住)。クラブを差し込んで振ることができる特製の義手を巧みに操り、300ヤード近い飛距離を誇るドライバーショットを見せ、ギャラリーを驚かせた。

 岡田さんは2006年、勤務先の工場で作業中、左腕を機械に巻き込まれた。意気消沈の日々を送ったが、以前から趣味だったゴルフのコーチから障害者ゴルフを紹介され、再び開始。ゴルフ場の社員として働きながら、欧米の障害者ゴルフトーナメントに出場するなどして力をつけた。

 「ゴルフがなければ立ち直れなかった。本当に感謝している」と振り返る。今では、1ラウンド90以下で回る腕前だが、「事故前のスコアは80台前半。過去の自分に何としてでも勝ちたい」と意気込んでいる。

(2010年10月28日08時05分 読売新聞)

順教尼通し「障害」考える 来月3日から記念館で作品展示やシンポ /和歌山

2010年10月29日 01時50分17秒 | 障害者の自立
 両腕を失いながら障害者支援に尽くした口筆書・画家、大石順教尼を通して障害者(児)問題を考えようと九度山町教委は11月3~21日、大石順教尼記念館(同町九度山)の秋季特別企画展として「口筆による書画作品展『大石順教尼の世界』」を開く。7日には「大石順教尼の偉業」と題してトーク&シンポジウムも開催する。

 企画展には、順教尼の信奉者で作品コレクターとして知られる書道家、楠天然さん(東京都在住)所蔵の色紙や掛け軸、絵馬など20点、母親が順教尼と親交があった橋本市の伊藤小夜子さんが母から譲られた順教尼作の「つゆ草」の着物や「口筆般若心経」の帯など4点の計24点を特別展示。常設展示の書や遺品のうち15点も展示する。午前10時~午後4時半。月曜休館。

 トーク&シンポジウムは午後1時半から町中央公民館で。元県教育長の小関洋治さんがコーディネーターを務め、順教尼の長男の妻、大石智教さん(89)が思い出を話した後、大石さんや楠さん、田中資則・県特別支援教育室長ら5人が、現代の障害者(児)問題などについて話し合う。いずれも入場無料。

知事らに勲章 障害者美術展貢献で
毎日新聞 2010年10月28日 地方版


銀星の家利用者ホテル昼食会に/高松葵LC招待

2010年10月29日 01時39分17秒 | 障害者の自立
 高松葵ライオンズクラブ(LC)=樋口高良会長=は27日、社会福祉法人「銀星の家」(香川県高松市屋島西町、田中一代理事長)が運営する二つの障害者2484件施設の利用者ら約100人を同市内のホテルで開いた昼食会に招いた。施設利用者は、LCのメンバーにもてなしを受けながらホテルの料理に舌鼓を打った。

 昼食会は、外出の機会が少ない利用者にプロの料理を味わってもらおうと、同LCが社会貢献活動として毎年行う恒例行事。

 バイキング形式の昼食会では、豚肉の冷製パスタや人気のビーフカレーライス、ハンバーグステーキなど豪華なメニューがずらり。利用者は同クラブのメンバーから料理を小皿に取り分けてもらい、本格的な料理を堪能していた。


盲ろう者への理解深めて NPOが映画自主制作

2010年10月29日 01時25分29秒 | 障害者の自立
 視覚と聴覚の両方に障害がある盲ろう者らのNPO法人「視聴覚二重障害者福祉センターすまいる」(大阪市天王寺区上之宮町)が、障害をテーマにした映画を自主制作した。11月13日のイベントで初公開される。

 タイトルは「道ゆかば」。同法人創設10周年を記念し、盲ろう者について理解を広げようと制作した。ことし初めに準備にかかり、7月に撮影した。

 物語は青年「けんた」が主人公。大学に行きながらも障害のために孤独に陥り、献身的にサポートする女性に出会い立ち直ったかに見えたが、突然、違う苦しみにさいなまれる-と、ストーリーは展開していく。

 演じているのは同法人の関係者。撮影は映像の専門学校に通う学生が授業の一環として協力した。現在、11月13日のイベント「第5回盲ろう者のビッグステージ」での公開に向け、ナレーションや最終の編集作業を行っている。

 主人公の中年時代を演じた堺市の中本健次さん(57)は「同じ障害があるものとして、死にたくなり、閉じこもってしまった主人公の気持ちはとてもよく分かった。映画で盲ろう者への理解を深めてもらえれば」。

 モデルになった門川紳一郎理事長(45)は「私たちを障害のあるかわいそうな人という視点ではなく、普通に泣いたり笑ったりする1人の人間として見てほしいという願いを込めた。好評なら学校などで上映会を開いていきたい」と話している。

大阪日日新聞