ゴエモンのつぶやき

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障害者自立支援法改正、6団体中5団体が難色―民主PT

2010年10月01日 00時42分47秒 | 障害者の自立

 民主党政策調査会の「障がい者政策プロジェクトチーム(PT)」は9月28日、5回目の会合を開き、障害者自立支援法の見直しの在り方について障害当事者団体からヒアリングした。ヒアリングに参加した6団体のうち5団体が同法の改正に難色を示した。

 ヒアリングには、▽全日本難聴者・中途失聴者団体連合会▽全国盲ろう者協会▽日本発達障害ネットワーク▽全国自立生活センター協議会▽日本てんかん協会▽日本難病・疾病団体協議会―の6団体が参加した。
 会合後に記者会見した同PTの谷博之座長によると、同法の改正には発達障害ネットワークが賛成したものの、ほかの団体からは、「厳しい意見が出た」(谷座長)という。

 同法をめぐっては、今年1月、障害者らで構成する障害者自立支援法違憲訴訟の原告が、同法の廃止や同法に代わる新法制定などを盛り込んだ「基本合意文書」を国と取り交わした。その後、民主党など与党は新法制定までの暫定措置として、同法の改正案を前通常国会に提出したが、事前の相談がなかったとして原告らが反発、同改正案は廃案になった。

■内閣府と連携へ
 民主党PTは、PTの役員を中心に、内閣府の「障がい者制度改革推進会議」メンバーも参加する会合を新たに設ける。この日の会合で、谷座長が明らかにした。同会議と民主党PTが連携し、障害者自立支援法の見直しの在り方に関する議論を進めていく方針。

 また、園田康博前事務局長の内閣府政務官就任を受け、中根康浩副座長が事務局長に就任した。




( 2010年09月28日 20:55 キャリアブレイン )

ネットワークづくり急務 高次脳機能障害で県内

2010年10月01日 00時41分23秒 | 障害者の自立
 雫石町のいわてリハビリテーションセンター(高橋明理事長)が2008、09年度に行った、高次脳機能障害者に関する「市町村の相談状況調査」で、市町村担当者の65%が医療機関など関係機関との「連携がない」と答えていることが分かった。専門機関でのリハビリなど適切な支援につながらないことが懸念され、関係者は「ネットワークづくりが急務」と訴える。

 調査は同センターが、08、09年度に県内35市町村を対象に実施。32市町村が回答した。

 医療機関や福祉施設などとの連携について21市町村(65・6%)が「ない」と回答。「ある」と答えた11市町村(34・4%)を大きく上回った。

 高次脳機能障害は、交通事故や脳出血などで脳が損傷したことで記憶や言語障害、感情のコントロールが効かないなどの症状が出る。外見では判断しにくいため本人や周囲も障害に気付きにくく、症状から周囲に誤解を与える場合もある。

 リハビリで、日常生活に必要な力を高めることもできるため、相談を受ける市町村の窓口と専門的な治療などをする医療機関との連携が不可欠だ。

 盛岡市のNPO法人いわて脳外傷友の会イーハトーヴの堀間幸子代表は「リハビリや社会復帰に向け、適切な情報を得られていない当事者や家族もいる。関係機関のネットワークを強化し、どこでも相談と支援が受けられる体制づくりが必要」と強調する。

 県障害保健福祉課の朽木正彦総括課長は「市町村担当者を対象とした研修の充実を図るとともに、県民に対しても障害への理解が広がるよう啓発していく」と話した。

岩手日報

長岡中心街に障害者のアンテナ店 空き店舗に7月誕生

2010年10月01日 00時39分29秒 | 障害者の自立
 長岡市の中心商店街に7月、空き店舗を利用して、障害者団体がつくるパンやクッキー、食品、地元産品を販売するアンテナショップ「Tempo(テンポ)」が開店した。

 地元の大手通商店街振興組合が運営し、天然酵母パンやクッキー、地元産大豆を使った納豆などを販売する。事業所向けに給食事業などを手がける食品会社が250~400円の格安弁当を置くなど、約40アイテムでスタートした。4月に閉店した旧大和長岡店の近くにあり、商店街活性化のほか、障害者との共生による事業化も模索する。

 Tempoの運営は、中小企業庁の中小商業活力向上支援事業の補助金を受けた。同様の事業は全国計19カ所で採択された。補助期間の3年で経営を軌道に乗せたい考えだ。営業時間は午前11時~午後5時。月曜から金曜の営業で、コーナーごとに営業時間が異なる。

 店名は「テンポよく、一つずつ街づくりに取り組もう」との願いも込められている。常駐スタッフ2人のほか、障害者も交代で運営にあたる。

 再来年には市役所機能を備えた市民ホール「アオーレ長岡」も近くにできるなど、同地区一帯は再開発事業が著しい。

朝日新聞

視覚障害者と盲導犬のきずな歌う 佐世保のミュージシャンがCD制作

2010年10月01日 00時38分13秒 | 障害者の自立
 生まれつき視覚障害がある佐世保市山手町のアマチュアミュージシャンRiho(本名・坂本知穂)さん(33)が、視覚障害者と盲導犬とのきずなを歌った新曲CD「光~となりに君がいる~」を自主制作した。

 Rihoさんは先天性白内障を患い、右目は光の有無を感じる程度で左目の視力も0・1。現在、盲導犬を同伴することはないが、「いつかお世話になるかもしれない大切な存在」で、多くの人に盲導犬への理解を深めてもらいたいと思ったのが制作のきっかけという。

 曲の歌詞はRihoさんが手掛けた。「生きる光を 見つけてくれた 二人の距離も もっと近くに感じられる」「いつまでも どんなときも そばにいてくれる? 私は一人じゃない!」「ハモル鼻歌 歩幅合わせ」と、盲導犬と視覚障害者が信頼し合い、明るい未来に向かう様子を熱い思いを込めて書いた。

 20日には、佐世保市のフレスタSASEBOでミニライブとCD販売も実施。ライブでは立ち止まってRihoさんの透き通る歌声に聞き入る買い物客の姿が見られた。ライブを終えたRihoさんは「皆さんが真剣に聞いてくれて、涙が出そうになった」と感慨深げに語った。

 CDは佐世保市下京町の化粧品店「マリアンローズ」で購入できる。CDの売り上げ収益の一部は日本盲導犬協会に寄付する。問い合わせはRihoさん(電090・8225・1193)。CD購入も受け付ける。

長崎新聞

障害者の雇用に光を 東大阪の三洋商事などに栄誉 大阪府が表彰

2010年10月01日 00時35分46秒 | 障害者の自立
 障害のある人の働く機会の拡大に取り組む企業を顕彰する「府ハートフル企業顕彰制度授賞式」が29日、大阪市中央区のドーンセンターで開かれた。リサイクル業の三洋商事=東大阪市=が大賞、和菓子製造・販売の薩喜庵(さつきあん)=高槻市=が教育貢献賞を受賞した。

 毎年9月の障がい者雇用月間に開かれている「2010障がい者雇用フォーラムin大阪」(連合大阪、NPO法人大阪障害者雇用支援ネットワーク主催)の一環。

 三洋商事は、従業員275人中、障害のある社員が53人おり、うち4人が社内と在宅で事務系業務をしていることなどが評価された。薩喜庵は、平成14年度から高槻支援学校の職場体験実習に9年間にわたり協力していることなどで受賞が決まった。

 三洋商事CSR推進グループの金子幸生グループ長は「地域との交流も含めた当社の取り組みが評価されたと思う」と話した。

 また、フォーラムでは、大阪障害者雇用支援ネットワークが顕彰する老人デイサービスセンター「アンデスのトマト」など「ランプのともしび大賞」の3社と、「たこ昌」など府教委表彰を受けた8社も紹介された。



産経関西