障害者が職場などで培ってきた職業能力を競い合う「第32回全国障害者技能競技大会(アビリンピック)」の競技が16日、横浜市港北区新横浜の横浜アリーナで行われた。県内初の開催で、全国から約300人が出場。「パソコン操作」「木工」「縫製」「ビルクリーニング」など計22種目で、美しさや正確さ、独創性を競った。
県内の出場者は19種目20人で、過去最多。真剣な表情で各課題に取り組み、図面を読み取って正確な作品を仕上げたり、決められた作業を効率よく時間内に終わらせたりしていた。
「電子機器組立」種目に出場し、人の動きを感知して電源が入る「省エネコントローラ」を作製した相模原市緑区の中堀伸一郎さん(33)は「練習してきた部品と違ったので悪戦苦闘したけれど、今までの経験を生かしてやり遂げた」と満足そうだった。
各種目の審査結果は17日の閉会式で発表される。優秀者は、来年9月に韓国・ソウルで開かれる国際大会に出場する。
会場では、障害者の就労に向け、能力開発や職場紹介をテーマにしたイベント「障害者ワークフェア2010」も開かれた。
カナロコ(神奈川新聞) -
県内の出場者は19種目20人で、過去最多。真剣な表情で各課題に取り組み、図面を読み取って正確な作品を仕上げたり、決められた作業を効率よく時間内に終わらせたりしていた。
「電子機器組立」種目に出場し、人の動きを感知して電源が入る「省エネコントローラ」を作製した相模原市緑区の中堀伸一郎さん(33)は「練習してきた部品と違ったので悪戦苦闘したけれど、今までの経験を生かしてやり遂げた」と満足そうだった。
各種目の審査結果は17日の閉会式で発表される。優秀者は、来年9月に韓国・ソウルで開かれる国際大会に出場する。
会場では、障害者の就労に向け、能力開発や職場紹介をテーマにしたイベント「障害者ワークフェア2010」も開かれた。
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