10年度新規学卒障害者就職面接会が27日、熊本市のホテルであった。「1次選考」の場となるため、来春卒業予定の高校・大学生ら61人が真剣な表情で面接に臨んだ。
熊本労働局やハローワークなどが主催。今年は製造業やサービス業など県内37の事業所が参加した。昨年度の面接会では、参加者の2割の就職が決まっている。
ただ県内の社員数56人以上の事業所の42%は、法律で定められている障害者の雇用をしていない。同局の担当者は「集中力が必要とされる製造業の現場などで、根気強く仕事をやり抜く障害者も多い。未雇用の企業はぜひ一度、障害者と直接会ってほしい」と話す。
保育園で3カ月の保育士補助実習を積み、4社の面接に臨んだ熊本高等技術訓練校の和田裕二さん(19)は「現場で学んだ他者とのコミュニケーション能力を生かし、接客業に就きたい。人と触れ合う喜びを社会の中で生かしたい」と語った
毎日新聞 2010年9月28日 地方版
熊本労働局やハローワークなどが主催。今年は製造業やサービス業など県内37の事業所が参加した。昨年度の面接会では、参加者の2割の就職が決まっている。
ただ県内の社員数56人以上の事業所の42%は、法律で定められている障害者の雇用をしていない。同局の担当者は「集中力が必要とされる製造業の現場などで、根気強く仕事をやり抜く障害者も多い。未雇用の企業はぜひ一度、障害者と直接会ってほしい」と話す。
保育園で3カ月の保育士補助実習を積み、4社の面接に臨んだ熊本高等技術訓練校の和田裕二さん(19)は「現場で学んだ他者とのコミュニケーション能力を生かし、接客業に就きたい。人と触れ合う喜びを社会の中で生かしたい」と語った
毎日新聞 2010年9月28日 地方版