ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

賛否両論、山形の社会実験で意見交換 歩行者と自動車の完全分離

2010年10月10日 01時00分02秒 | 障害者の自立
 山形市中心部の国道112号で昨年11月から行われている、歩行者と自転車、車を完全分離した社会実験に関する意見交換会が9日、山形市中央公民館で開かれた。市民や地元住民、商店街、タクシー、交通安全、障害者団体の関係者ら約70人が参加し、賛否両論の意見が出された。

 社会実験は、十日町・本町・七日町の商店街と国土交通省山形河川国道事務所、県警本部が実施している。意見交換会は1年間の予定だった実験期間の終了が迫り、現状通りまたは条件を変えて継続するか、終了するかなどの判断を今月中に下す必要があることから、広く意見を集約しようと開催した。

 同事務所が冒頭、歩道を走行する自転車が多く、交通安全上の問題があったなど、実験に至る背景や、街を訪れた千人を対象に行った実験に関するアンケート結果などについて説明。実験に対し、車で訪れた人は42%が肯定、41%が否定、自転車の人は66%が肯定、20%が否定、徒歩の人は52%が肯定、28%が否定的に回答したという。実験開始後、歩行者と自転車が擦れ違い時にどちらかが回避する錯綜(さくそう)回数は9割減少した。

 これを受けて行われた意見交換では、障害者や自転車利用者、交通安全団体、地域住民の立場から「安心して通行できるようになった」「全国に誇れるモデルケース」「安全対策上もそうだが、商店街のにぎわい回復のためにも必要」「欧米では車の流入を規制した方がまちがにぎわっている」といった意見が出された。

 これに対し、商業者や住民からは「買い物に来にくくなったという顧客が多い」「安全は大切だが、売り上げ減少は深刻。このままではシャッター通りになってしまう」「商業者の声を聞く調査をすべきだ」「安全性だけはなく、市街地活性化事業などと一緒に考える問題」「狭い道路を三分割すること自体無理がある。周辺道路の整備も進んでおらず、何らかの改善が必要」といった意見が出された。

山形新聞

「和光」が障害者にメガネを無償提供

2010年10月10日 00時59分29秒 | 障害者の自立
 メガネの和光(本店・名古屋市中区)は8日、授産施設などに通う障害者に無償でメガネを提供する奉仕会を今池ガスビル(千種区)で開催し、30人以上がお気に入りの1本を選んだ。

 奉仕会は、同社が創業50年を迎えた1996年以来ほぼ毎年開催。今回は10施設の36人が応募した。会場には様々なタイプのメガネが並び、参加者は手にとって選んでいた。選んだメガネは加工した上で、社員が施設に出向いて手渡す。

 東区の竹内一平さん(23)は「メガネを壊してしまったところだった。お気に入りのメガネが見つかってうれしい」と満足した様子。和光の辻洋一・販売促進課長(51)は「これからも自分たちにできることで貢献していきたい」と話した。

(2010年10月9日 読売新聞)

神社秋祭りで障害者事業所がカレー販売 三田 

2010年10月10日 00時56分50秒 | 障害者の自立
 三田市の貴志御霊神社(石原康司宮司)の秋祭り本宮(10日)で、地域にある障害者214件の就労移行支援事業所「チャレンジキッチン フィトファクトリー」がつくるレトルトタイプの低カロリーカレーが販売される。2年前に設立された同事業所が、地元の催しに参加するのは初めて。地域の人たちに活動をPRする。

 同事業所はNPO法人「WELnet(ウェルネット)さんだ」が運営し、知的障害や発達障害がある10~30代の5人が一般企業への就労を目指し働く。一方、同神社は貴志区の氏子が管理し、本殿は国の重要文化財。隣接のニュータウンから参拝客が多く、正月三が日で約4千人が訪れる。

 今回の取り組みは、前仁司区長(65)が、同神社での盆踊りの協賛金を同事業所に頼んだ際に持ち上がったという。「事業所のことを知らない人は多い。みんなに知ってもらえる機会になれば」と前区長。同法人の小杉崇浩代表理事(33)は「地域とのつながりができ、活動を理解してもらえるのはうれしい」と話す。

 本宮は午後1~3時半。境内をだんじりやみこしが練り、田楽も披露される。同事業所は「野菜が主役のビーフカレー」「骨付きチキンカレー」を販売する。各420円。

神戸新聞

一人一人が障害者理解を 学生などが16日にシンポ 共生への可能性探る

2010年10月10日 00時54分37秒 | 障害者の自立
とちぎ学生未来創造会議県北支部などは16日、障害者384件理解を目指すシンポジウム「共生カフェ」を国際医療福祉大(IUHW)で開く。「たくさんの可能性」をテーマに意見交換し、現状や共生の在り方を参加者と一緒に考える。

 同県北支部は昨年、学生と地域をつなぐ架け橋になろうと国福大の学生を中心に結成。同大学祭に合わせ、IUHWボランティアセンターなど3団体と共生カフェを企画した。

 共生カフェは、シンポジウムとカフェの2部構成。シンポジウムでは、那須塩原市在住の元全米柔道家で難病を発症している大橋グレース愛喜恵さんや、同大医療福祉学部2年の大久保郁美さんなど4氏をパネリストに、障害者384件への理解や共生の可能性を探る。カフェでは、お茶を飲みながらグループで自由に意見交換する。

 同センターのコーディーネーター郡司京子さん(31)は「一人一人がお互いの気持ちを話し合える場所になれば」と参加を呼び掛けている。

 午後1時半開会。定員70人。参加無料で、14日締め切り。申し込みは同センター電話0287・24・3719。

下野新聞

であいコンサート:障害者と詩の朗読や曲 秋田であす、31回目の開催 /秋田

2010年10月10日 00時52分58秒 | 障害者の自立
 ◇新たな出発点に

 心身に障害のある人やその家族らがつづった詩を朗読したり曲にのせて披露する「であいのこんさぁと」が10日、秋田市の県児童会館子ども劇場で開かれる。実行委は31回目の今回を新たなスタートと位置付け、広く参加を呼びかけている。

 「であいのこんさぁと」は、県内の手話、点字ボランティアが障害者らに呼びかけて始まった。

 作品を応募した人やコンサートを見に来た障害者が加わって輪が広がり、今回の実行委員は約20人。足が不自由だったり脳性まひ、義手を着けた人など障害のある人とそれ以外がほぼ半数ずつとなっている。

 「何度も挫(くじ)けそうになったけど/みんなと出会えたからここまで来られた」--。今年の入選作の一つ「出発点(スタートライン)」の一節。この作品の朗読では、実行委メンバーもステージに立つ。さらに節目の年として、過去の作品の朗読や寸劇も予定されている。

 実行委発足当時からのメンバーで視覚障害のある同市外旭川、照井忠さん(53)は「障害者は不便もあるけれど、同じ社会に生きているという意味で特殊な存在ではないということを一人でも多くのお客さんにステージを見てもらい、感じ取ってほしい」と話している。

 午後1時開演。参加費は大人300円、中学生以下250円。問い合わせは実行委事務局長の星野さん(090・5230・6888)。

毎日新聞 2010年10月9日 地方版