ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

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2010年10月25日 01時10分29秒 | 障害者の自立
視覚障がい者の交流イベント
平成22年11月10日、平塚市の市福祉会館で、視覚障がい者のための交流イベント、「サロン ハッピーひだまり」が開催される。主催は平塚市内で拡大写本、環境整備、中途視覚障害者点字指導などを行っている、日本赤十字社の平塚点訳赤十字奉仕団・平塚音訳赤十字奉仕団。

落語鑑賞などのイベントも
イベント当日は歌や食事、落語鑑賞、雑談などをしながらすごすことができる。イベント対象者は平塚市内に在住する50歳以上の視覚障がい者で、先着20名の限定イベント。

会費は昼食代込みで500円(送迎の福祉タクシー希望者は1300円)。申し込み締め切りは10月29日までとなっているので、申し込みはお早めに。

障がい者の働く場ニュース

体験の場で「支える側」に

2010年10月25日 01時08分44秒 | 障害者の自立
 礼拝の始まりを知らせる教会音楽がキャンパスに響くと、ベンチでくつろぐ学生たちが、次々とチャペルへ向かっていった。

 キリスト教の精神を建学の理念に掲げ、一人ひとりの学生を大切にする少人数教育から出発したプール学院大学(堺市)は、2005年から、発達障害の学生への支援活動を続けている。

 学生支援センターを核にした学習支援、ソーシャルスキルトレーニング、キャリア教育の3本柱。担任やカウンセラーらによる支援会議で、個別の教育支援計画を策定し、結果を評価する。発達障害者支援法の成立を受けて始まったこの取り組みは、07年、文部科学省から優れたプログラムに選ばれている。

 「特別支援、準支援、見守りの三つの支援レベルを設けて、効果的なサポートを探っている」と、責任者の森定玲子准教授(48)が説明する。「目指すのは、障害の有無にかかわらず、すべての教職員・学生が互いの個性を認め合い、支え合う学びの場です」

 森定准教授の紹介で、国際文化学部2年の金咲洋輔さん(22)(仮名)に会った。東京の大学に進学したがうまくいかず、医療機関で注意欠陥・多動性障害(ADHD)の疑いがあると言われた。昨年、地元の同大に入った。

 大学は、「何でも体験したい」という学生の考えに応じ、様々な体験の場を提供している。特別な支援を受けていないものの、金咲さんはこれまで、新入生キャンプを手伝い、大学祭にも積極的に参加しており、教職員に意見を言うことも多い。地域貢献の授業では、小学校を訪れ、発達障害の児童を教える教師のアシスタントをしている。

 金咲さんは「こうした体験を通して、発達障害者は支援を受けるだけでなく、逆に支援する側になってもいいと思うようになった」と話す。

 障害というものを意識し過ぎず、相手が「手伝って」と言った時だけ手を差しのべるくらいでちょうどいいこともある。

 「障害に対し過敏な社会では、告白がしづらく、支援が受けにくくなる。ありのままを認めて、もっと普通に接して」と金咲さん。森定准教授は「支援が過剰でも気づかないことがあり、彼の意見が、適正な支援を考える契機となっている」と話す。

 支援する側、される側という心の垣根を取り払った時、誰もが差別されず、包み込まれるように生きられるインクルージョン社会への入り口が見えてくる。(保井隆之)

 発達障害者支援法 広汎性発達障害、学習障害(LD)、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など、発達障害の早期発見と支援を、国・地方自治体の責務と定めた法律。2005年に施行された。第8条で「大学及び高等専門学校は、発達障害者の障害の状態に応じ、適切な教育上の配慮をするものとする」としている。

( 読売新聞)

身体障害者福祉のための児童生徒美術展:熊谷で開幕 /埼玉

2010年10月25日 01時05分54秒 | 障害者の自立
 「身体障害者福祉のための第52回県児童生徒美術展覧会」(県身体障害者福祉協会主催、毎日新聞社など後援)が23日、熊谷市の熊谷スポーツ文化公園彩の国くまがやドームで開幕した。24日まで。

 水彩画など応募作約8万4000点から選ばれた、身の回りの出来事や自然、夢を描いた750点が展示されている。

 この日は表彰式があり、上里町立賀美小4年、秋山尊君(9)と所沢市立伸栄小6年、青江椋佑君(12)が毎日新聞社さいたま支局長賞に輝いた。秋山君は「きれいな色の木が楽しくパレードする様子がうまく描けました」とはにかんだ。

毎日新聞 2010年10月24日 地方版


がっせぇアート:パワー感じて 障害者ら初の絵画展--但馬長寿の郷 /兵庫

2010年10月25日 01時04分10秒 | 障害者の自立
 ◇斬新な構図・色彩の120点

 障害者らの絵画を紹介する第1回但馬ボーダレス・アート展「がっせぇアート」が23日、養父市八鹿町の但馬長寿の郷で始まった。31日まで。入場無料。

 がっせぇは但馬弁で「すごい」の意味。但馬地域に住む18~83歳の82人が色鉛筆などで描いた約120点を出品している。

 「アートを通して障害者と健常者が共に暮らせる社会を」と父母らが09年5月に実行委員会をつくった。今年6月、活動を支援してくれる画家らから提供された作品でチャリティー展を開き、開催資金65万円を集め初めての開催にこぎつけた。

 豊岡市大磯町の和田隆寛さん(24)は長さ約6メートル、幅88センチの紙に「カラオケ」などの文字を並べた。養父市八鹿町の茨木朝日さん(23)は動物、同市大屋町の川島清一さん(83)は顔などを描いた。斬新な構図や大胆な色彩が魅力だ。実行委代表の茨木やよいさん(54)は「作品のパワーを多くの人に感じてほしい」と話している。

 11月23~28日に豊岡市の里やま工房、11年1月22日~2月6日に朝来市のあさご芸術の森美術館でも開く。

毎日新聞 2010年10月24日 地方版


障害者、就職へ奮闘 サービス業に活路

2010年10月25日 01時02分03秒 | 障害者の自立
 障害者を対象にした就職面接会が21日、高崎市で開かれた。26社のブースが設けられ、144人の就職希望者が訪れた。近年は不況で頼りの製造業の求人が減り、清掃などサービス関係の雇用に期待が高まっている。養護学校などでは教諭が自ら清掃の実務を学び、生徒たちに教え、就職口を見つけようと懸命だ。

 「家族にしっかりやってこいと言われて来ました。面接は初めてで緊張したけど、こつこつと集中して作業が出来るタイプなので、仕事はうまくできると思います」

 知的障害者が通う県立前橋高等養護学校3年の男子生徒(18)は、はにかむように取材に答えた。店舗に陳列する商品の品出しと洗い場の仕事に希望を出したという。

 この日の就職面接会の求人は52人。電子部品の組み立て・検査、データ入力や電話対応、経理、接客、集金、論文の翻訳、清掃など職種は多岐にわたる。就職希望者も、新卒の生徒から年配の人まで、障害の種類も程度も様々で、それぞれが自分に合った仕事を選んだ。

 主催した群馬労働局によると、従業員が56人以上いる民間企業には障害者雇用が義務づけられている。だが実雇用率(雇用者全体に占める障害者の割合)は、ここ数年改善する傾向にあるものの90年代後半に比べると低下し、法定雇用率を達成している企業の割合も一時は6割を超えていたが、最近は5割を切る。

 今年7月に障害者雇用としてカウントする対象が短時間労働にも拡大されるなど政策的な後押しは進んでいるが、実際に障害者を雇用する企業には、法的に採用義務のない零細企業や個人事業主も多い。こうした数字に表れない雇用の場が、リーマン・ショック以降の景気低迷で厳しい状況に陥っている。

 これまで求人が多かった製造業で雇用が減ったことも痛手だ。同養護学校の飯野雅嗣・進路指導主事は「契約先がなくなり人員を増やせなくなったと言われたり、従業員も週3日しか働けない状況で無理だと実習の受け入れを断られたり。障害者雇用に理解がある企業は増えているが、不況なので仕方ない」と話す。

 代わりに目立ってきたのが、清掃や介護などサービス関係の職種の求人で、担当者も積極的にこの分野の就職先を開拓し、生徒への指導にも力を入れている。

 県教委は08年度から、県ビルメンテナンス協会に委託し、特別支援学校の教員を対象に清掃業務の研修を始めた。今年は7月に2日間かけて、清掃作業の基本動作やトイレや窓清掃の仕方、掃除機の使い方といった実技のほか、事務所に入る際のあいさつなどを伝授した。教員は、自分の学校で生徒たちに清掃の仕方を教えるという。

 飯野教諭は「就職活動はこれから本格化するが、何とか全員が希望の職につけるようにしたい」と話した。

 同様の面接会は、26日に前橋市の県市町村会館、12月6日に太田市の市社会教育総合センターでも開かれる。時間はいずれも午後1~4時(受け付けは3時まで)で、事前予約は不要。

朝日新聞 -