ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害のある息子のために50代の男性自殺

2010年10月08日 00時57分31秒 | 障害者の自立
障害者の息子が政府の福祉を受けようとするなら、保護者がいてはいけないと考えた50代の男性が自ら命を絶った。

昨日午前8時50分頃、ソウル汝矣島洞汝矣島公園で、日雇労働者ユン某さん(52)が木に首をくくって死亡しているのを、公園の環境美化員が発見して警察に申告した。

ユンさんのポケットから発見された遺書には、自分が死ねば障害のある息子が福祉の恩恵を受けることができるとして、町役場の職員が助けてくれるように願うという内容が記されていた。

innolife.net

障害者トイレ紹介のガイドマップ 岡山市社協など 駅や病院など33カ所掲載

2010年10月08日 00時56分14秒 | 障害者の自立
 岡山市中心部にあるバリアフリートイレの場所や様式を紹介する「バリアフリーガイドマップ」作りに岡山市社会福祉協議会と同市ボランティア連絡協議会が取り組んでいる。公共施設や大型商業施設など33カ所を掲載。10月中に完成し、公共施設に置いたり希望者に配布する。

 外出時にトイレの不安を抱える障害者536件が多いことから、1998年に作成した第1弾を改訂。昨年12月から連絡協議会加盟の10グループ約20人が区役所やJR岡山駅、百貨店、病院を訪ね、実際に車いすで利用し、トイレの扉の形態や手すり、スロープ、点字案内の有無などを調査した。

 A4判16ページ。地図と各施設の詳細を載せている。市社協の三村一平さんは「今後、対象施設を増やしたり、写真を載せるといった工夫をしたい。ホームページでも紹介できれば」と話している。

 2千部作製。問い合わせは市社協(086―225―4051)。

山陽新聞

第2部 教育の形(4)

2010年10月08日 00時52分47秒 | 障害者の自立
教師と保護者つなぐ 支援委設置トラブル減

 「学校と保護者が手をつなぐシステム」-。発達障害などが対象の特別支援教育が行き着いた先は、悩んでいる子どもや困っている子どもら全員を支えていくための「教育の形」だった。

 ■同じ立場で
 堺市東区の市立日置荘小では、子どもの支援に精通した教諭が保護者からの相談を受け、校内全体で情報共有して対応する組織「子ども支援委員会」を5年前に設置。年度初めに「困ったことがあれば何でも相談してほしい」旨を伝えるプリントを保護者に配布し、周知している。

 保護者からの申し出だけでなく、「よくけんかをする」「文字の習得が遅い」などの気付きを基に、学級担任が保護者に「一緒に相談に行こう」と呼び掛けるのが特徴だ。



 面談時は、同委員会の教諭と対面する形で担任と保護者が並んで座り、共に質問を受けるなど「協働関係」を築くための工夫が随所に見られる。

 「特別支援教育には保護者の同意が不可欠。一番最初から手をつないでいけるシステムを目指した」。同校で仕組みづくりに尽力した特別支援教育士スーパーバイザーの山田充教諭はこう振り返る。

 支援が必要と思えても、親との関係が悪化するのを恐れて言い出せない教諭の相談も受けてきた。教育相談の体裁を取ることで、生育歴の聞き取りや発達障害の検査などにもつなげやすくなるという。

 ■支援量で判断
 支援方法は「必要な支援量に応じて決める」と山田教諭。「通常学級」「通級指導教室」「支援学級」を有効活用する。

 科目によっては個別の教材作成などが必要で、毎日2時間程度の支援がいる児童は、支援学級の在籍を推し、週2、3回、各1時間程度の支援で通常学級に通える児童は、通級指導教室の利用を勧める。

 通級は、小中学校の通常学級に在籍した子どもが対象の制度。大阪府内では小学校120校、中学校43校にあり、自分の学校にない場合は他校に通う。

 山田教諭は、通級を「学ぶための力をつける場」と位置付ける。漢字を覚えない児童には、イラストを見せ、意味を考えさせてから漢字を書かせるカードを活用。「意味と(漢字の)形を連動させる能力を伸ばす」のが狙いで、カードは独自に開発した。多彩な教材を駆使し、ゲーム感覚で児童それぞれに必要な力を向上させる。

 同校では児童数592人のうち55人が通級を利用。「これだけ来ていると、子どもたちにとって“特別な支援”ではなくなる」。使用教室は、休み時間にさまざまな児童が遊びに来る開放された居場所になっている。

 ■喜びの声
 「保護者との深刻なトラブルが減った」。円滑な学校運営を妨げる保護者からの無理難題要求が社会問題化する中、教諭から喜びの声が寄せられる山之口正和校長は、同委員会の存在が「保護者と教諭を仲立ちしている」と話す。

 山田教諭は「トラブルの背景には子どもの問題があり、子どもへの対応がしっかりしていれば保護者と教諭の衝突は起きにくくなる」と指摘。特別支援教育を進める中で構築された校内システムが、学校運営のあり方に一石を投じている。

 (第2部おわり)

大阪日日新聞

山形県で障害者施推進協議会委員を公募中

2010年10月08日 00時49分23秒 | 障害者の自立
募集対象は障がい当事者と福祉事業従事者
山梨県が、障害者基本法に基づき、障がい者施策について総合的かつ計画的な推進を図るため必要な事項を調査し審議する「山梨県障害者施策推進協議会」の委員の一部を公募している。募集期間は10月12日まで。

募集しているのは障がい当事者(障がい者)3名と障がい者の福祉に従事している人2名の5名。

応募資格など

応募資格は障がい当事者、福祉従事者どちらも山梨県内に在住し、平成22年11月1日現在で満20歳以上であるというのが絶対条件。

また、その他にも職業条件などがあり、さらに障がい当事者の区分にあっては「身体障害者手帳」「療育手帳」「精神障害者保健福祉手帳」の交付を受けている必要がある。

また、障がい者の福祉に関する事業に従事する者にあっては、現在、障がい者の福祉に関する事業に従事している者でなければらない。

選考は応募申込書の自己PR、応募時に同封する小論文(命題は障害者が地域生活を送るための支援について、文字数は800字程度。氏名記入必須、様式は自由。WORD等のワープロソフトも使用可)を元に行う。

合格者は年数回行われる審議会への出席が可能となる。委員任期は平成22年11月1日~平成24年10月31日まで。

障がい者の働く場ニュース

ポリオの障害者バンド追った映画 9日から神戸

2010年10月08日 00時47分26秒 | 障害者の自立
 数万人のストリート・チルドレンがいるとされる中部アフリカ・コンゴの首都キンシャサ。貧困のためワクチンが十分供給されず、ポリオの後遺症に苦しむ人が少なくない。映画「ベンダ・ビリリ!」はポリオの障害者のバンドを追ったドキュメンタリー。彼らは歌う。「人間に再起不能はない/人生に遅すぎることは絶対ない」


 バンド「スタッフ・ベンダ・ビリリ」のメンバーは、動物園で寝泊まりする身体障害者ら8人。ポリオで下半身不随になり、車いすや松葉づえで生活する彼らは、手作りの楽器で独自の音楽を表現する。

 度重なる紛争や内戦のため、コンゴの福祉は立ち遅れている。日本では2000年に根絶されたポリオは、海外ではまだ流行しており、その一つがコンゴだ。政情不安から暮らしは疲弊し、子どものワクチンにまで気を配る余裕はない。「親たちよ/頼むから予防接種に行ってくれ」。「ポリオ」という曲の一節だ。

 監督らに偶然見いだされたバンドは、レコード会社の支援を受けながら2年以上かけ初アルバム「屈強のコンゴ魂」を制作する。録音中には彼らが拠点としていた身障者用のシェルターが全焼するという悲劇も。だがバンドリーダーのパパ・リッキーは「おれたちが音楽をやれば、子どもたちは救われるんだ」と決してへこたれなかった。「当面の生活は忘れるんだ。レコーディングに全力を注げ」と。

 アルバムが発表されると、彼らの境遇以上に、ラテン音楽にも通じる陽気でリズミカルな旋律や、路上生活を赤裸々につづった歌詞が反響を呼んだ。興奮したメンバーが車いすから飛び降り、舞台で愉快そうに踊った欧州ツアーのクライマックスは、そのまま映画のハイライトでもある。今年のカンヌ国際映画祭では「強烈なエネルギーに満ちた驚くべき作品」と評され、9月末の日本公演も熱狂的に迎えられた。

 映画から感じられるのは、「貧困に負けず」「障害を乗り越え」などという紋切り型の形容詞を拒むような力強さだ。「弱者」というレッテルを張られることを受け付けず、才能と精神力を武器に逆境を切り開く姿が描かれている。

 「ベンダ・ビリリ」とは、コンゴの主要言語であるリンガラ語で「内面を見よ」の意。笑顔を絶やさない彼らの姿から、人間の強さや限界に挑む勇気がにじみ出る。9~22日、神戸アートビレッジセンターTEL078・512・5500

神戸新聞