災害からの復興を幅広い分野で研究する「日本災害復興学会」(会長=室崎益輝・関西学院大教授)が16日、神戸市灘区の神戸大で始まり、被災地支援のあり方などが議論されている。17日まで。
この日は、シンポジウムで学生ボランティアなど5団体が活動を紹介した。
阪神大震災をきっかけに設立された「神戸大学学生震災救援隊」は、神戸市内の復興住宅で被災者を招いたお茶会などに取り組んでいる。メンバーの鈴木孝典さん(神戸大3年)は「震災の記憶がない学生世代に、被災者の経験がつながっている」と報告した。
全国の被災地で足湯を提供している「中越・KOBE足湯隊」の竹内麻里さん(同大学2年)は「(2007年の)能登半島地震では、発生から3年たって、初めて足湯に来る気持ちになれたという人がいる。活動を継続していく大切さを感じた」と話した。
17日には、震災によるけがなどが原因で障害を負った「震災障害者」に関するシンポジウムなどがある。
(2010年10月17日 読売新聞)
この日は、シンポジウムで学生ボランティアなど5団体が活動を紹介した。
阪神大震災をきっかけに設立された「神戸大学学生震災救援隊」は、神戸市内の復興住宅で被災者を招いたお茶会などに取り組んでいる。メンバーの鈴木孝典さん(神戸大3年)は「震災の記憶がない学生世代に、被災者の経験がつながっている」と報告した。
全国の被災地で足湯を提供している「中越・KOBE足湯隊」の竹内麻里さん(同大学2年)は「(2007年の)能登半島地震では、発生から3年たって、初めて足湯に来る気持ちになれたという人がいる。活動を継続していく大切さを感じた」と話した。
17日には、震災によるけがなどが原因で障害を負った「震災障害者」に関するシンポジウムなどがある。
(2010年10月17日 読売新聞)