ゴエモンのつぶやき

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「サポート・チーム」創設へ 発達障害者支援【長野】

2012年01月28日 01時30分47秒 | 障害者の自立

 県が設置した「発達障害者支援のあり方検討会」(福岡寿座長)は26日、現場の保育士や教師らを後方支援する「サポート・コア・チーム」の創設などを柱にする支援策を阿部守一知事に報告した。知事は「発達障害のサポート態勢はまだ十分ではないと思っている。報告を契機に県として全面的に取り組んでいく」と述べ、新年度から事業展開する方針を明らかにした。


 サポート・コア・チームは、広い知識や経験を持つ「サポート・マネージャー」を中心に福祉や教育など多分野の専門家で編成し、今後2、3年をめどに県内10カ所に設置する。保育所や学校に赴いて個々の課題を整理し、継続的に助言しながら県内支援の底上げを図る。


 本格運用に向けては、支援手法の統一化やサポート・マネージャーの養成、障害者の周囲の人々が障害の情報を共有できる仕組みづくりなどが課題で、福岡座長は「関係者の理解が不十分だと、父母らは自分のせいだと思ってしまう。保護者の支援も大事だ」と指摘した。


 阿部知事との懇談では「県内には人材が育ってきており、数年たてば全国トップクラスになる」と訴え、県として多角的な支援策を展開するよう求めた。


 県健康福祉部は、新年度当初予算編成でサポート・コア・チーム事業などの関連事業費2900万円を要求している。


 検討会は昨年6月に設置され、自閉症やアスペルガー症候群、学習障害、注意欠陥多動性障害(ADHD)などの発達障害者らの支援に向け、年代を問わず、教育や医療、労働などの垣根を越えた支援策を論議していた。


発達障害者支援セミナー:来月11日、岡山・北区で /岡山

2012年01月28日 01時28分57秒 | 障害者の自立
 「発達障害者支援セミナー」が2月11日午後1時から、北区柳町2の山陽新聞社さん太ホールで開かれる。県主催。テーマは「成人期を迎え、次のステップへ」。発達障害者への理解を深めるため、日本マイクロソフト技術統括室マネージャーの大島友子さんが「発達障害の“困り”を支援するITの活用」、高齢・障害・休職雇用支援機構主任研究員の望月葉子さんが「発達障害者の就労支援の課題」の演題で講演する。参加無料。申し込みは県のホームページから障害福祉課を検索してメールで。問い合わせはおかやま発達障害者支援センター(086・275・9277)。

毎日新聞 2012年1月27日 地方版

東日本大震災:原発事故の賠償請求、障害者向けに学習会--県弁護士会など、郡山で29日 /福島

2012年01月28日 01時26分33秒 | 障害者の自立
 ◇分かりにくい手続き資料

 身体障害者や知的障害者などの全国13の団体でつくる「日本障害フォーラム」(東京都新宿区)や日本弁護士連合会、県弁護士会が29日午後1~3時、郡山市の「ホテルハマツ」で「障がい者のためのわかりやすい東電賠償学習会」を開く。福島第1原発事故で被害を受けた障害者やその家族を対象に、複雑な損害賠償請求手続きなどについて解説する。

 東日本大震災や原発事故を巡っては、障害者がどの程度の被害を受けたかやその後の生活実態について不明な点が多く、損害賠償請求資料が東京電力から全障害者に送付されているかすら分かっていないという。

 また、そうした資料はさまざまな障害にあわせた工夫も施されていないといい、障害者やその家族が損害賠償の仕組みなどについて理解していないまま請求したり、請求しないままになっている可能性もあるとみられる。

 当日は具体的な請求方法などについて、障害者問題などに詳しい藤岡毅弁護士(東京弁護士会)と槇裕康弁護士(県弁護士会)の2人が解説する。藤岡弁護士は「どんな簡単な疑問でも恥ずかしがらずに寄せてほしい。『よくわからない』という人ほどぜひ参加してもらいたい」と呼び掛けている。

 当日は手話と筆記の通訳があるほか、主要な説明資料には点訳もつく。参加無料。原則、事前申し込みが必要。問い合わせは、NPO法人「あいえるの会」024・925・2428。

毎日新聞 2012年1月27日 地方版