障害のあるアスリートらが自転車や車椅子で北海道−沖縄間3000キロをたすきでつなぐ「障害者日本縦断駅伝2012」が31日、県庁に到着し、大勢の職員らが出迎えた。
WHO(世界保健機関)が協力する「運動器の10年」世界キャンペーンの一環。運動器の治療・リハビリの重要性と障害者スポーツをPRするため、冒険家で、自身も足に障害を持つ風間深志さん(61)が企画。5月4日に札幌市をスタート後、日本海側を南進。30日に県内入りし、この日の参加者約10人は日向市から約75キロを走破した。
転落事故で下半身不随となった宮崎市の小川敬さん(53)は、競技用車椅子で参加。県庁到着後、「障害者スポーツを知ってもらう良い機会にしたい」と笑顔で汗をぬぐった。出迎えた牧元幸司副知事は「一昨年の口蹄疫(こうていえき)で30万頭の家畜が埋められたこの土地を疾走した皆さんは、多くの県民に勇気を与えた」と歓迎した。
1日は鹿児島県入りし、たすきをつなぎながら4日にゴールの那覇市到着の予定。
毎日新聞 2012年06月01日 地方版
WHO(世界保健機関)が協力する「運動器の10年」世界キャンペーンの一環。運動器の治療・リハビリの重要性と障害者スポーツをPRするため、冒険家で、自身も足に障害を持つ風間深志さん(61)が企画。5月4日に札幌市をスタート後、日本海側を南進。30日に県内入りし、この日の参加者約10人は日向市から約75キロを走破した。
転落事故で下半身不随となった宮崎市の小川敬さん(53)は、競技用車椅子で参加。県庁到着後、「障害者スポーツを知ってもらう良い機会にしたい」と笑顔で汗をぬぐった。出迎えた牧元幸司副知事は「一昨年の口蹄疫(こうていえき)で30万頭の家畜が埋められたこの土地を疾走した皆さんは、多くの県民に勇気を与えた」と歓迎した。
1日は鹿児島県入りし、たすきをつなぎながら4日にゴールの那覇市到着の予定。
毎日新聞 2012年06月01日 地方版