ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

「NPO=ボランティア団体」は誤解 金銭面の苦労を代表吐露

2012年06月24日 02時58分14秒 | 障害者の自立
 今やその数は4万5000を超えるNPO法人(特定非営利活動法人)。年々増加し、身近になっては来ているが、意外にその「カネ」の話は知られていない。障害者20+ 件に対する射精介助を行う非営利組織・ホワイトハンズの代表で、『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』(小学館101新書)を上梓したばかりの坂爪真吾氏がNPOの「誤解」と「実態」、「カネ」について解説する。

 * * *
 日本では、いまだに大多数の人が「NPO=ボランティア団体」と勘違いしていますが、両者は別物です。非営利組織の「非営利」とは、「お金を儲けてはいけない」「サービスを全て無償=ボランティアで提供しなければならない」という意味ではありません。あくまで、「売り上げから、組織の運営費・人件費等の諸経費を差し引いて残った利益を、(株式会社の配当のように)利害関係者の間で分配してはならない」という意味です。
 
 そのため、NPOとして有償のサービスを提供したり、商品を販売したり、経営者やスタッフに給与を支払うことは可能です。分かりやすく言えば、学校や病院、教会やお寺も、広義のNPOです。学校や病院がボランティアだけでは回らないように、NPOも、「組織を維持するために必要な資金を、きっちり集める(稼ぐ)こと」が求められます。
 
 NPOというと、「国や地方自治体からお金をもらえるんでしょ?」と聞かれることが多いです。実際、「助成金や補助金がもらえるみたいだから」という理由で、NPOを設立する人もたくさんいます。しかし、残念ですが、これは100%、勘違いです。
 
 NPOは、前例のないことをやるための組織ですが、そのNPOに出す助成金の審査をするのは、ガチガチの前例至上主義の役所や、その下請けである公益法人である、という大いなる矛盾があります。

 ホワイトハンズも、創業前~創業後に、応募可能な助成金や補助金には片っ端から応募しましたが、全て、一次審査で落選しました。「風俗に金は出せん」という理由で、ロクに審査もされずに、門前払いされたこともありました。

 連戦連敗を繰り返した結果、お金の問題を解決するためには、「最初から、ゼロコストで運営できるビジネスモデルを作る」ことが一番である、という身もフタもない結論に落ち着きました。

 事務所を持ち、スタッフを大勢雇い、著名人の理事を揃え、多くの助成金を獲得しているにもかかわらず、組織を回すことだけが自己目的化したり、行政の下請けに成り下がったりして、何の社会問題も解決できていないNPOは、世の中に腐るほどあります。事務所やスタッフ、助成金は、社会問題を解決するための「手段」であって、「目的」ではありません。NPOの目的は、あくまで「社会問題を解決すること」です。

※坂爪真吾/著『セックス・ヘルパーの尋常ならざる情熱』より

NEWSポストセブン - 2012.06.23 16:00

手話通訳付き紙芝居 好評

2012年06月24日 02時50分02秒 | 障害者の自立

宇部手話会(井村幸司会長)の交流会は22日、約50人が参加して福祉会館で開かれ、聴覚障害者が手話通訳者を介して紙芝居を観賞した。上演した「はなしの工房」主宰の長谷川忠さん(77)=西岐波大沢西前=にとって初めての試みで、「皆さんに通じたという感触を得た」と話した。



宇部日報 -2012年6月23日

ケアマネと介護者のマッチングサービス「ここからかいご」リリース

2012年06月24日 01時58分38秒 | 障害者の自立
ケアマネと介護・被介護者をマッチング

株式会社インターネットインフィニティー(東京都中央区)は、6月18日、ケアマネージャーと介護者・被介護者をマッチングする新しいサービス「ここからかいご」をリリースしました。

インターネットを利用し、希望にぴったりのケアマネを探せます
同社ではケアマネジャー向けポータルサイト「ケアマネジメント・オンライン」と介護者・被介護者向けポータルサイト「わかるかいご」を運営しています。PR TIMESによると、「ここからかいご」はこの二つのポータルサイトをつなぎ、ケアプランを必要とする介護者らがニーズに合わせたケアマネージャーを検索し、ケアプランの提案依頼・相談・本依頼までを行えるサービスです。

本サービスでは、ケアマネジャーの情報(所属、担当地域、性別、年代、性格、ケアプラン方針等)などを参照しながら、最大5名のケアマネジャーからケアプラン提案を受けることができます。その後、提案内容に関する相談、そして希望通りのケアマネージャーが見つかればケアプランの依頼を行うこともできます。

介護者・被介護者にとっては従来の地域の包括支援センターを通じた方法よりも、ずっと簡単にケアマネージャーを探すことができ、またケアマネージャーにとっては新規利用者を新しく獲得する手段となります。

「ここからかいご」ケアマネジャーと介護者を繋ぐ新しいマッチングサービス、リリースのご案内(PR TIMES)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000005158.html

株式会社インターネットインフィニティ
http://iif.jp/

ここからかいご
ケアマネジャー向けページ
https://www.caremanagement.jp/index.php?action_csearch_top

介護者向けページ
https://wakarukaigo.jp/cm-content/cm-cs-top.php

介護ニュース -  2012年6月23日 12:00 

東日本大震災被災地の高齢・在宅被災者の孤立を防げ

2012年06月24日 01時48分31秒 | 障害者の自立
被災から1年以上 14%が「サポート必要」
医療機関やNPOなどでつくる「石巻医療圏健康・生活復興協議会」の調査で、被災から1年以上が経過した今でも、宮城県石巻市の在宅被災者のうち14%がカウンセリングなど何らかのサポートを必要としていることがわかりました。またこうした在宅被災者の6割が65歳以上の高齢者で、支援を必要としている人も高齢者が多くみられました。

在宅被災者は高齢者多く、孤立防ぐ支援を
同協議会は昨年10月から、石巻市と女川町で東日本大震災で被災した自宅に暮らし続けている在宅被災者の医療・介護相談や自立支援などの活動を行っています。河北新報の報道によると、調査は4月下旬~5月に行われ、石巻市の中でも津波の被害が大きかった住吉、門脇地区などの1321世帯のうち616世帯から回答を得ました。

19日の活動報告会で発表された調査結果によると、調査に対し「何らかのフォローが必要」と回答したのは87世帯(14%)でした。サポートの内容としてはカウンセリングなど心のケアを希望する人が55%と最多で、続いて介護サポート(25%)、自立サポート(17%)、医療サポート(8%)と答えた人が多くみられました(複数回答可)。特に高齢者でサポートを必要とする人が多く、理由としては在宅被災者の6割を65歳以上の高齢者が占めることと、お年寄りは外出が難しいことなどから孤立しやすい状況にあることが挙げられるといいます。

河北新報の報道によると、協議会の武藤真祐代表は
「高齢の在宅被災者が復興から取り残されないよう、地域の住民を巻き込むなどして長期的な支援が必要だ」
と話しています。

石巻の在宅被災者、ケア必要14% 高齢者孤立の恐れ(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/

石巻医療圏健康・生活復興協議会
http://rc-ishinomaki.jp/

介護ニュース - 2012年6月23日 10:00 

高齢者リーダー養成研修会が23日と24日に開催されます【島根県】

2012年06月24日 01時40分10秒 | 障害者の自立
高齢者事故を防ぐためにも有効か
交通安全活動を率先して実践している高齢者に対し、安全運転の基本を再確認する実践的な体験教育を行い、高齢者リーダーとしての育成を図る。参加者の安全運転知識・技能の習得と各地域の交通安全意識の高揚と交通事故を防止することを目的としている。

高齢者になると、アクセルとブレーキの踏み間違い事故も多い、それでなくとも、反射神経が鈍くなり、ブレーキが遅れたりする。研修を受け自覚を新たにすると、逆に免許の返納が増える可能性もある。

高齢者リーダー養成研修会は下記のとおり開催
開催地区は2か所。

(1) 石見部対象 平成24年6月23日(土) 8:30~12:30(受付8:00~)
開催場所 島根県浜田市竹迫町2385番地3 島根県西部運転免許センター
(2) 出雲部対象 平成24年6月24日(日) 8:30~12:30(受付8:00~)
開催場所 島根県松江市打出町250番地1  島根県運転免許センター
(島根県報道発表資料より引用)

参加者は、石見部・35名程度、出雲部・25名程度(県内在住のおおむね65歳以上で、運転歴1年以上の運転免許取得者)ほかに、市町村交通安全担当者。
  
研修の指導は、島根県警察本部・(一社)日本自動車連盟島根支部指導員。主催は島根県・島根県警察本部・島根県交通安全母の会連合会。

研修内容「交通安全講習」「健康体操と体力測定」「運転の基本の確認(交差点の右左折・確認と安全な通過方法など)」「運転シミュレーション講習」「修了証の交付」。

足の悪い高齢者にとって「足代わり」となる自動車運転、こういう機会は多くあっていい。

島根県報道発表資料
http://www3.pref.shimane.jp/houdou/press

介護ニュース -2012年6月23日 09:30