ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

耳が不自由な人たち対象に 16日に交通と防犯の講座 松本

2012年06月10日 01時55分26秒 | 障害者の自立
 耳が不自由な人たちを対象とした交通と防犯の講座が16日午後1時から長野県松本市総合社会福祉センターで開かれる。

 今年4月から道路交通法の一部改正に伴い、耳の不自由な人が運転できる自動車などの種類が広がったことを受けて、改めて交通に関する正しい知識と近年、増加傾向にある車上狙いや空き巣などの犯罪に遭わないようにするにはどうしたらいいかを学んでもらうために講座を開く。

 当日は県警交通企画課と生活安全企画課の担当者が来場し、県内の交通事故の概況や交通事故に遭ってしまった場合にどう対応したらいいかのほか、車上狙いや空き巣被害の防止策などについて講演する。

 関心がある人なら誰でも参加が可能で申し込みは不要。入場は無料で手話通訳、要約筆記、磁気ループを用意する。問い合わせ先は県聴覚障害者情報センター(電)026・295・3530。

MSN産経ニュース -2012.6.9 21:00

11年度募金は9688万円 千葉日報福祉事業団が理事会

2012年06月10日 01時49分56秒 | 障害者の自立
 公益財団法人千葉日報福祉事業団(土屋秀雄理事長)は8日、千葉市中央区の千葉日報社本社で2011年度の決算理事会を開き、事業報告と収支決算などをいずれも原案通り承認した。

 福祉事業団に県民から寄せられた11年度の募金は、東日本大震災の義援金を含め総額9688万501円(428件)。交通遺児や世帯に対する見舞金への援護を目的として、県社会福祉協議会に329万4057円を贈ったほか、県視覚障害者福祉協会と千葉市視覚障害者協会にそれぞれ47万3923円を援助した。

 赤田靖英専務理事は「事業団発足以降、寄せられた浄財は13億5400万円に達した。これは皆さんの理解と協力のたまもの」と県民に感謝を述べた。


事業報告と収支決算を承認した千葉日報福祉事業団の2011年度決算理事会=8日、千葉市中央区の千葉日報社

千葉日報 - 2012年06月09日 16:03

高齢者ら支援に活用を 上田の2社がシステム開発

2012年06月10日 01時40分57秒 | 障害者の自立
 上田市の情報技術(IT)関連会社2社が、パソコン画面に表示した住宅地図に、一人暮らしの高齢者宅や消火栓の場所などの情報を入力できる地図情報システムを開発した。災害時の避難や日頃の高齢者らの支援に利用でき、同市内の240自治会のうち約30自治会が活用中。2社は県内外に利用を呼び掛けている。

 開発したのはアナハイム(田玉治実(はるみ)社長、御所)とシステック(中曽根将人社長、古里)。5年ほど前、上田市などが都市計画用に作成した地図の基本データに、世帯主の名前などを入力して簡単に加工できる地図情報システムを作った。その後、「自治会の役員らが情報を入力できるようにすれば、福祉や防災面で活用できる」とシステムを改良。井戸や消火栓の場所を記号で入力する「防災マップ」、高齢者や障害者とその支援者の住宅を記号で示す「福祉マップ」を相次ぎ作った。

 ことし3月には「助け合いマップ」を作成。災害時に支援が必要な住民の名前や顔写真、要介護度などを居住地に表示できるようにした。

 田玉社長によると、システムはこれらマップがセットになっている。価格は地図の範囲によって異なり、上田市街地の300世帯ほどで約5万円。入力方法の講習などで年1万~2万円の維持費がかかる。海外製の似たシステムを使うと50万~100万円の使用料がかかるのと比べると安価という。

 上田市の西部地区自治会連合会では、構成する全12自治会がシステムを導入。自治会役員らが自宅のパソコンなどで高齢者の名前、緊急時の家族やかかりつけ医の連絡先などの情報を順次入力している。同連合会長の腰原一文さん(65)=中央西=は「東日本大震災で防災意識が高まっている。システムを使い助け合いの輪を広げたい」と話す。

 同システムは、東京都品川区の1自治会でも導入。田玉社長は「観光名所の紹介マップなど、応用の幅は広い。さまざまな分野で使われるようになればうれしい」とする。

 問い合わせはアナハイム(電話0268・26・1455)へ。


開発した地図情報システムを見る田玉社長(右)と中曽根社長

信濃毎日新聞 - 06月09日(土)

YOSAKOIソーラン祭り、熱気は最高潮

2012年06月10日 01時33分43秒 | 障害者の自立
 第21回YOSAKOIソーラン祭りは9日、海外を含む271の全チームが札幌に集結し、大通公園8丁目会場と南北大通りパレードで演舞を披露した。

 大通パレード会場南コースに出場した夜桜金魚とまこまいJAPANは15回目という常連組。メンバーは3歳から70歳と幅広く、平均年齢は30歳。障害者と健常者が一緒に踊る制限のないチームで、今年のテーマは「天空の夜城~この一瞬(ときめき)をあなたと」。

 最終日の10日は、大通西8丁目会場でファイナルステージが繰り広げられ、ソーラン大賞など各種受賞チームが決まる。


YOSAKOIソーラン祭り常連組の夜桜金魚とまこまいJAPANの演舞

苫小牧民報 -(2012年 6/9)

転換/福祉にやりがい実感/仲間と事業所開設へ

2012年06月10日 01時27分43秒 | 障害者の自立
 「ドレミの歌」が車内に響く。「うまいな。いずれコンサートを開くか」。ハンドルを握る登米市の高橋祐喜さん(30)が、楽しそうに歌う車いすの男性(18)に声を掛けた。
 男性は障害があり、宮城県南三陸町の自宅は被災。登米市の仮設住宅で家族と暮らす。施設で週2回、入浴サービスを受ける。高橋さんがボランティアで男性の送迎を始めてから2カ月になる。
 高橋さんは、NPO法人ワーカーズコープ(東京)の仲間と共に、登米市に福祉事業所の開設を計画する。ボランティアは、事業所の本格始動に向けた実習の一つだ。「障害者と同じ目線に立ち、就労や生きがいの場を作りたい」と意気込む。
 東日本大震災で失業するまで、東松島市の運送会社で長距離トラックの運転手をしていた。昨年秋に手にしたちらしが、福祉への扉を開いた。
 <仕事おこしを学ぼう ヘルパー資格も取れる>
 働く人全員が事業に出資し、主体的に経営にもかかわる。「協同労働」を理念に掲げるワーカーズコープが、登米市から受託した雇用創出事業の募集だった。
 「福祉も起業も、震災がなければ目を向けることはなかった」と高橋さんは言う。

<差別悔やむ>
 震災は妻子3人との暮らしを一変させた。
 勤め先は津波で被災し、解雇された。住宅ローンを返済しながら3人を養える収入が欲しい。見つけたのは、東京での工事の仕事だった。単身赴任は夫婦の間に亀裂を生んだ。間もなく離婚し、一人になった。
 稼ぐため、養うためだけの仕事はもうしたくない。やりがいのある仕事を仲間と一緒につくれないか-。福祉を意識したのは、津波で犠牲になった同僚の男性が頭を離れなかったからだ。
 知的障害がある同僚は、黙々と作業をこなし、誰とも話さなかった。地震後、職場からそれぞれ避難したが、同僚は帰宅して家ごと流された。
 遺体の確認に立ち合い「彼の人生は幸せだったのか」と自問した。心のどこかで差別していた自分を悔いた。

<被災で変化>
 雇用創出事業に参加したのは20代~60代の18人。給料をもらいながら訪問介護員2級の講座を受け、仕事おこしも学ぶ。話し合いを重ね、皆で出資して運営する福祉事業所の計画を練った。
 ワーカーズコープ専務理事の田中羊子さん(49)は「過酷な経験をした被災者たちは、稼ぐだけではない生き方をしたい、地域の必要に応えたいと、迷いながら新たな道を探っている」と話す。
 福祉事業所は9月にも本格的に動きだす。高齢者のデイサービスと障害者の就労支援が柱。高橋さんは、精神障害などのある人が同じ障害者をサポートするヘルパー養成講座を企画している。
 「障害のある当事者だからこそできることも多い」。さまざまな可能性をいま、信じる。

<メモ>NPO法人ワーカーズコープが9月にも始める福祉事業所は、登米市の雇用創出事業の参加者が自立的に運営する。同市米山町の旧幼稚園施設を拠点にする予定。便利屋サービスや農産物の加工販売といった事業も検討している。連絡先は同法人の登米事業所0220(44)4842。


施設で入浴サービスを受けた男性(手前)を、登米市の仮設住宅に送り届ける高橋さん

河北新報 -2012年06月09日土曜日