ゴエモンのつぶやき

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岐阜南部特別支援学校:県教委、羽島で16年開校目指す /岐阜

2012年06月14日 01時29分40秒 | 障害者の自立
 障害のある子供が通う特別支援学校の「空白地域」で、地権者との交渉が難航していた学校建設にようやくめどがついた。県教委は今年度、羽島市正木町で整備に着手し、16年開校を目指す。

 建設されるのは「岐阜南部特別支援学校」(仮称)。県は県議会6月定例会に、用地の地盤調査や業者の選定に必要な約987万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。

 県教委によると、羽島市、岐南町、笠松町などの「岐阜南部」地域には特別支援学校がなく、多くの子供は大垣市や海津市に電車通学している。

 学校建設を巡っては、県が一度候補地とした羽島市内の別の土地で地権者の同意が得られず、計画が白紙になるなど難航。4月、今回の用地に候補を替えた経緯がある。

 学校は小中高の一貫教育で、知的障害、心身障害などがある約200人が通学する見込みという。県教委は「子供の利便性が向上し、過密状態が続く大垣、海津の規模の適正化にもつながる」と話している。

毎日新聞 2012年06月13日 地方版

半身まひの60代6人、九州水泳大会へ

2012年06月14日 01時24分12秒 | 障害者の自立
 南風原町の寿デイサービスに通う半身まひの60代6人が、17日に宮崎県で開かれる第23回九州身体障害者水泳選手権大会に出場する。リハビリとして水泳を始めた時は、歩くことさえままならなかったが、練習を重ねて泳げるようになり、今では水しぶきを上げながらダイナミックに進む。「動きやすい水の中はとにかく楽しい。全国に行きたい」と、練習のラストスパートに入っている。

 県内の大会には出場していたが公認されていないため、九州大会への派遣がない。6人は「一度は九州を経験したい」と、挑戦を決めた。週に3日、筋肉トレーニングと水泳を各1時間。5月からは大会に向けて日曜日も練習を始めた。自由形25メートル、平泳ぎなど、それぞれの実力に合わせた種目で出場する。

 左半身まひのため、右腕だけで大きくクロールする伊良波博さん(69)は「水泳を始めて、8キロ体を絞った」と胸を張る。新川厚さん(63)は4年前に病で倒れ、引きこもりがちだったが、今では「上を目指して練習している」と前向きになった。

 自由形25メートルを28秒台で泳ぐエースの大城トシさん(69)でも、最初は水が怖くてプールに入れなかった。勇気を出して練習を重ねると「体の感覚が戻ってきたの。触れていることが分かるのよ」とほおを緩め、指先をなでる。水泳歴9年。「今は水泳で頭がいっぱい」と笑う。

 メンバーをまとめる宮城宏さん(65)は「練習は苦しいが、自信がついてくるとみんな笑顔が増えていく」と誇らしげ。照喜名朝榮さん(61)も隣で大きくうなずいた。

 金城芳正さん(64)を加えた6人は、残り4日に迫った「号砲」を心待ちにしている。


九州大会に向け「頑張るぞー」と意気込むメンバー=12日、南風原町の寿スイミングスクール

沖縄タイムス - 2012年6月13日 09時29分

介助犬、日常生活をサポート・沼田さん県内4頭目のユーザーに

2012年06月14日 01時21分06秒 | 障害者の自立
 吉川市新栄在住の元市職員、沼田明美さん(56)が県内4頭目、吉川では初の介助犬のユーザーとなった。沼田さんは19歳のときに市内で交通事故に遭い、骨髄損傷で下半身麻痺となり、車イス生活を続けている。介助犬はメスのラブラドール・レトリバーの「リーフ」(2歳)。埼玉県から給付されていて無償貸与となる。
 介助犬は身体障害者補助犬(盲導犬・聴導犬・介助犬)のうちの一つ。介助犬は手や足に障害のある人の日常生活の動作(物を拾って渡したり、指示したものを持ってきたりなど)をサポートする。胴体には「介助犬」と書かれた表示(ケープ)を装着している。
 沼田さんは2年前に、最愛の夫・定夫さん(60)を病気で亡くし、一人暮らしとなり、自宅でも物を取ったり、買い物に出かけたりが不自由となり、「介助犬」を考えるようになった。昨年4月に介助犬のイベントや体験見学会に参加し、準備をスタート。犬の賢さに感動し、6月には県に申請した。12月には愛知県の介助犬センターで2週間にわたる宿泊研修を受け、今年1月には、日本介助犬協会のトレーナーの指導を受けながら、自宅での在宅訓練を40日間行った。そして、2月と3月に行われた同協会が実施する認定試験に見事合格した。これを受け、今年3月に県から給付決定を受けた。
 「テイク」「プル」など英語でリーフに指示し、物を取ってきたり、靴をぬがせたりと身の回りの世話をする。買い物や食事にも一緒に出かけている。沼田さんは「夫が亡くなってから、自宅に閉じこもりがちでしたが、リーフが来てから、良きパートナーとして、日常生活を助けてもらっています。外出も楽しくなりました」と笑顔で話す。
 介助犬はまだ珍しい存在なので、商店や飲食店への入店を断られる場合もある。「介助犬は障害者のパートナーであり、ペットではないこと、また、公共施設や商業施設、飲食店、病院などへの立ち入りができることなど、市民の方に介助犬への理解を深めてもらうためにも、どんどん外出していく」と沼田さんは元気に話していた。

東武よみうり -2012.6.12

内藤 秀夫さん

2012年06月14日 01時15分00秒 | 障害者の自立
光と笑いの伝道師

 ○…東日本大震災の津波で街灯が流された宮城県の被災地に、ソーラー式街灯を設置する活動を進めている。今年1月、相模原市の企業が南三陸町に街灯3基を寄贈した際、パイプ役となった。ソーラー式はコスト面などのマイナスがあるが、電気料金が発生せず、移設が容易と考える。「被災地に街灯関連工場を設置すれば被災者の雇用確保や生活再建につながり、ソーラー式の市場が拡大すれば全国、世界に希望の光が届けられる」と夢は広がる。

 ○…高齢者や障害者の移送サービス等を行うNPOハッピーライフを昨年泉区で立ち上げた直後、震災が発生。「被災地の役に立ちたい」と石巻に飛んだ。津波被害の惨状を目の当たりにしつつ、看護師や保健師の被災者状況確認に協力。介護人材の派遣や入浴車両の提供、ボランティアの宿泊拠点づくりなどにも尽力し、被災地のグループホーム関係者らとNPOを立ち上げ、副理事長として週3日は仙台に滞在した。

 ○…「どうしたら社会が動くのか」という考えが根本にある。明治学院大学でリーダー論やコミュニケーション論などを専攻し、卒業後は経済、商法、民法、社会保険労務士、福祉などを学んだ。被災地では多種多彩な長所を持った人を引き合わせ復興に向けたコーディネーター育成に努めているが、人を引き付ける術に長けているのは、そんな経験が生きている。

 ○…人と人の壁を取り払うためには笑いが重要と考え、インド発祥のただ笑うだけのエクササイズ、ラフターヨガを体験。「作り笑いでも続けていると本当に楽しくなってくる。笑うことは元気につながる」と、ハッピーライフの拠点を公田町に移した頃から「ただ送迎するのではなく笑顔も届ける」ことを意識している。宮城への往復は100回を超えた。生活基盤回復や福祉環境改善等、復興支援のため、そして被災地に光と笑いを届けるため、今後も月2回は訪れるつもりだ。


NPO法人ハッピーライフ理事長として被災地支援に奔走する内藤 秀夫さん

タウンニュース - 2012年6月14日

白老の授産施設フロンティアがパンの製造・販売へ

2012年06月14日 01時12分38秒 | 障害者の自立
【2012年6月13日(水)朝刊】

 白老町萩野の通所授産施設フロンティア(佐藤春光施設長)は、パン製造・販売の準備を進めている。近く町内3カ所で販売を始める予定だ。

 知的障害者がさまざまな作業に従事している同施設は今年2月、本部棟を増築し、パンを製造するスペースを確保、大型オーブンや冷蔵庫、冷凍庫、生地を発酵させる機器、ミキサーなどを新たに配備した。

 5月中旬から利用者2人、職員1人がパンの試作に取り組んでおり、あんパンやクリームパン、メロンパン、バターロールなど十数種類を試作。販売のめどが見えてきた。

 同施設が運営する喫茶店「茶連慈」(萩野)、町立病院と町総合保健福祉センターの売店で近く販売する。曜日を決めて、例えば月曜の午前中はあんパンとクリームパン、夕方はバターロールと、焼きたてのパンを提供する。曜日ごとの予定メニューは販売店に掲示することにしている。一日に焼くのは100個弱。

 佐藤施設長は「萩野にはパン屋がないので、地元を中心に焼きたてのパンを提供していきたい」と話している。

室蘭民報