障害のある子供が通う特別支援学校の「空白地域」で、地権者との交渉が難航していた学校建設にようやくめどがついた。県教委は今年度、羽島市正木町で整備に着手し、16年開校を目指す。
建設されるのは「岐阜南部特別支援学校」(仮称)。県は県議会6月定例会に、用地の地盤調査や業者の選定に必要な約987万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。
県教委によると、羽島市、岐南町、笠松町などの「岐阜南部」地域には特別支援学校がなく、多くの子供は大垣市や海津市に電車通学している。
学校建設を巡っては、県が一度候補地とした羽島市内の別の土地で地権者の同意が得られず、計画が白紙になるなど難航。4月、今回の用地に候補を替えた経緯がある。
学校は小中高の一貫教育で、知的障害、心身障害などがある約200人が通学する見込みという。県教委は「子供の利便性が向上し、過密状態が続く大垣、海津の規模の適正化にもつながる」と話している。
毎日新聞 2012年06月13日 地方版
建設されるのは「岐阜南部特別支援学校」(仮称)。県は県議会6月定例会に、用地の地盤調査や業者の選定に必要な約987万円を盛り込んだ補正予算案を提出する。
県教委によると、羽島市、岐南町、笠松町などの「岐阜南部」地域には特別支援学校がなく、多くの子供は大垣市や海津市に電車通学している。
学校建設を巡っては、県が一度候補地とした羽島市内の別の土地で地権者の同意が得られず、計画が白紙になるなど難航。4月、今回の用地に候補を替えた経緯がある。
学校は小中高の一貫教育で、知的障害、心身障害などがある約200人が通学する見込みという。県教委は「子供の利便性が向上し、過密状態が続く大垣、海津の規模の適正化にもつながる」と話している。
毎日新聞 2012年06月13日 地方版