神戸市東灘区、灘区、中央区の東部地域で、重度の知的・身体障害を持つ人たちが通う生活介護施設の半数以上が定員に達し、新たな受け入れが難しい状態が続いている。土地や賃料が安価な北区や西区の郊外に施設が偏っていることが一因だが、施設を指導する立場の神戸市に有効な手立てはなく、施設側の自助努力に任されている。
� 神戸市によると、障害者自立支援法が定める障害程度区分3以上の重度障害者20+件を対象に、生活介護サービスを提供する通所施設は、市内9区に58施設ある(11年4月現在)。北区が17施設と最も多く、東部地域の3区は計10施設にとどま
この10施設に毎日新聞が問い合わせたところ、6施設で定員に達しており、うち4施設はすでに定員を超えていた。定員に達していない4施設も若干名しか受け入れる余地はない。1人あたりのスペースが狭くなると、利用者が精神的に追い詰められたり、利用者同士のトラブルにつながる恐れがあるという。
毎日新聞 2012年06月21日 地方版
� 神戸市によると、障害者自立支援法が定める障害程度区分3以上の重度障害者20+件を対象に、生活介護サービスを提供する通所施設は、市内9区に58施設ある(11年4月現在)。北区が17施設と最も多く、東部地域の3区は計10施設にとどま
この10施設に毎日新聞が問い合わせたところ、6施設で定員に達しており、うち4施設はすでに定員を超えていた。定員に達していない4施設も若干名しか受け入れる余地はない。1人あたりのスペースが狭くなると、利用者が精神的に追い詰められたり、利用者同士のトラブルにつながる恐れがあるという。
毎日新聞 2012年06月21日 地方版