千葉県がんセンター(千葉市中央区)の患者を元気づけようと、同区のシンガーソングライター、松尾貴臣さん(33)が同センターの歌「愛言葉」を作曲、作詞した。同所でコンサートを開き、患者たちを前に透明感のある自身の生歌で披露した。
松尾さんは2005年、千葉大学大学院在学中にCDデビュー。全国各地の病院や高齢者福祉施設、障害者施設などを巡る「ホスピタルライブ」を、ボランティアとして年間約100回行っている。同センターには、クリスマスコンサートなどで3回ほど慰問している。同センターは今年創設40周年となることから、なじみのある松尾さんに公式ソングの製作を依頼した。
松尾さんは曲作りのため昨夏、患者が書いた七夕の短冊すべてに目を通した。「多くの短冊から『家族、愛する人の元に帰りたい』という思いを強く感じた」と松尾さん。大切な人を思う“愛の言葉”を王道のコード展開によるバラードに乗せ、しっとりとしたメッセージソングに仕上げた。
同センターは、同曲のオルゴール版を朝と夕方に流す。また、同曲は20日から発売される松尾さんのアルバム「アイノコトバ」に収録される。
詳細は公式ページ http://www.omitaka.com/

自作曲「愛言葉」を披露する松尾さん=千葉市中央区の千葉県がんセンター
千葉日報 - 2012年06月12日 15:01
松尾さんは2005年、千葉大学大学院在学中にCDデビュー。全国各地の病院や高齢者福祉施設、障害者施設などを巡る「ホスピタルライブ」を、ボランティアとして年間約100回行っている。同センターには、クリスマスコンサートなどで3回ほど慰問している。同センターは今年創設40周年となることから、なじみのある松尾さんに公式ソングの製作を依頼した。
松尾さんは曲作りのため昨夏、患者が書いた七夕の短冊すべてに目を通した。「多くの短冊から『家族、愛する人の元に帰りたい』という思いを強く感じた」と松尾さん。大切な人を思う“愛の言葉”を王道のコード展開によるバラードに乗せ、しっとりとしたメッセージソングに仕上げた。
同センターは、同曲のオルゴール版を朝と夕方に流す。また、同曲は20日から発売される松尾さんのアルバム「アイノコトバ」に収録される。
詳細は公式ページ http://www.omitaka.com/

自作曲「愛言葉」を披露する松尾さん=千葉市中央区の千葉県がんセンター
千葉日報 - 2012年06月12日 15:01