ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

高齢者、障害者を総合支援

2012年12月01日 01時05分15秒 | 障害者の自立
司法書士らネットワーク

 岐阜市内の司法書士や税理士などが、高齢者と障害者の総合支援ネットワーク「NPO法人相続・遺言あんしんねっト」を発足させた。県内初の取り組みといい、同市美江寺町の蚕糸会館ビルに事務所を開設、今月から高齢者と障害者の生活支援活動を始めている。

 ネットワーク開設を呼びかけたのは、同市内の司法書士・桑原健治さん(57)。以前から遺産相続などの相談業務をしていて、「高齢化社会に対応した総合的な支援組織が必要だ」と痛感。知り合いの介護事業者、保険業者ら6人に相談し、昨年10月から設立の準備を進めてきた。

 ネットワークが取り扱う業務は、同市とその周辺地域に住む高齢者や障害者の財産管理業務、遺言や死亡後の手続き、墓地の管理のほか、一人暮らしのお年寄りが入院したり、福祉施設に入所したりする際の身元保証、買い物のサポートや話し相手など生活の全般にわたっている。多い時で1日に10件前後の相談が寄せられているという。

 相談は無料だが、生活支援などを受けるにはネットワークの会員登録が必要となる。入会金と年会費は各1万円(税別)で、すでにショートステイなどの介護サービスを受けているお年寄りらからの申し込みがあるという。

 桑原さんは「こうした総合支援サービスは企業や行政ではなかなか難しい面もあり、NPOでしかできないことが多い。今後、スタッフを増やして、相談業務や支援活動の幅を広げていきたい」と話している。

 問い合わせは同事務所(058・215・0637)。

(2012年11月28日 読売新聞)

おしゃれ楽しんで、障害者がモデル挑戦/宇多津

2012年12月01日 00時57分30秒 | 障害者の自立
 障害のある人におしゃれを楽しんでもらう「いきいき生活ヘアーファッションショー2012」がこのほど、香川県宇多津町の香川短大で開かれた。参加者は人生初のドレスや手作りのカジュアルな服を身にまとい、来場者からの拍手に笑顔でこたえていた。

 イベントは障害のある人がおしゃれをすることを通して、自分らしさを見つめたり、社会参加の意欲を高めたりするきっかけにしてもらうのが目的。県内の福祉団体のほか、美容師や学生、高校生らが協力した。

 今回は身体、知的、精神に障害がある男女12人がモデルに挑戦。ブライダル部門では、ウエディングドレスやカラフルなカクテルドレスで登場し、ケーキ入刀などの演出も楽しんだ。カジュアル部門では、香川短大生がコーディネートした既製服をはじめ、笠田高と坂出一高の生徒が制作した服を着こなしていた。

 髪形やメークもばっちり決め、普段と違う装いを楽しんだ参加者は「おしゃれに興味がわいてきた」「また参加したい」などと話していた。


カラフルなドレス姿をステージ上で披露する出演者=香川県宇多津町、香川短大

四国新聞-2012/11/30 09:51

大崎の障害者施設が開発 地元の野菜や果物で、季節に合わせ替え /宮城

2012年12月01日 00時54分07秒 | 障害者の自立
 大崎市田尻の障害者自立支援施設「すずかけの里」は、主力製品のギョーザやシューマイ、コロッケに加えて“スイーツ”を開発し、製造・販売している。開発したのは、地元産の野菜や果物を使ったムース。合成保存料や着色料など添加物を使わないのが特徴だ。

 同施設は、取扱品目を増やすことで約40人の利用者の工賃増を図ろうと、総菜品に付けるデザート用にムースを思いついた。地元農家などが生産するカボチャ、ニンジン、小松菜、キウイフルーツ、ベリー、イチゴ、トマトなど6〜7種類の野菜、果物を季節に合わせ使い替える。

 砂糖の量は控えめにし、豆乳を隠し素材に入れた柔らかい風味が特徴。野菜嫌いの子供にうってつけと、給食に取り入れる小学校もあるという。

 また、自主検査を含め、放射性物質は不検出のものを使う。

 カップ入り(60グラム)160円。同施設(0229・39・0030)と同市三本木の「道の駅三本木やまなみ」で購入できる。

毎日新聞 2012年11月30日 地方版

味自慢、好評 阿南の障害者施設、県産品使い手作り 今秋から東京で販売「徳島の味、多くの人に」 /徳島

2012年12月01日 00時50分05秒 | 障害者の自立
 阿南市那賀川町敷地の障害者支援施設「シーズ今津」を利用する障害者らが和三盆など県産品を使って作るクッキーが好評だ。今秋から東京都内で販売を始めたが、約2週間で在庫がほぼ無くなる売れ行きで、予約の問い合わせも相次いでいるという。丹精を込めて手作りする利用者らは「徳島を代表する菓子に」と意気込んでいる。

 知的障害者らが通う同施設では、5年ほど前から焼き菓子の製造販売を手掛ける。昨年、「味にこだわった菓子を販売し利用者の自立につなげたい」と県産品を使った菓子を作ることに。利用者らは、自分たちが商品を卸す徳島市内の飲食店主からアドバイスを受けながら試行錯誤を繰り返し、1年間かけて完成させた。

 味は、和三盆、番茶、ユズの3種類。食べやすさや持ち運びやすさを考慮した一口サイズで、アレルギー体質の人も食べられるよう卵は使っていない。また、菓子のパッケージも美術関係の専門家の意見を取り入れ、見た目も重視したほか、あくまで味で売りたいと福祉施設の名前を大きく表示していない。

 10月上旬から、東京都千代田区のJR有楽町駅前にある地域特産品のアンテナショップ「徳島・香川トモニ市場」で1箱315円(5個入り)で販売を始めたが、約2週間でほぼ完売したという。

 クッキー作りは施設の利用者数人が担当するが、和三盆などを練り込む生地作りから焼き上げまで1個ずつ手作業なため、大量生産はできず2日間で30個ほど作るのがやっと。一方で、追加注文や問い合わせが相次ぎ、年明けまで予約が埋まっているという。

 同施設管理者の古賀健雄さんは「利用者にやりがいを感じてもらうだけでなく、徳島ならではの味を多くの人にPRしたい」と話している。

毎日新聞 2012年11月30日 地方版