「親亡き後」も重症心身障害者の権利や財産を守ろうと、成年後見制度について学ぶ研修会が1日、横浜市神奈川区のかながわ県民活動サポートセンターで開かれた。
県重症心身障害児(者)を守る会(伊藤光子会長)の主催で、障害者の親や施設職員ら約100人が参加した。
岡山市のNPO法人「ゆずり葉の会」理事の竹内俊一弁護士が基調講演。「障害者の自己実現、自己決定の権利を尊重し、支援することが重要」と、制度活用の意義を解説した。
さらに、専門職と入所施設の家族会が連携して「ゆずり葉の会」を結成、法人後見の受け皿をつくった岡山での取り組みを紹介。「継続性や心理的負担の軽減など、法人で受任する利点は多い」と強調した。
また、県内の障害福祉の現場で成年後見業務などに携わる職員らとシンポジウムを行い、活用法やよりよい制度のあり方などについて意見交換した。
伊藤会長は「『親亡き後』の不安は、高齢になった親に共通する。しっかりと勉強したい」と話していた。
県重症心身障害児(者)を守る会(伊藤光子会長)の主催で、障害者の親や施設職員ら約100人が参加した。
岡山市のNPO法人「ゆずり葉の会」理事の竹内俊一弁護士が基調講演。「障害者の自己実現、自己決定の権利を尊重し、支援することが重要」と、制度活用の意義を解説した。
さらに、専門職と入所施設の家族会が連携して「ゆずり葉の会」を結成、法人後見の受け皿をつくった岡山での取り組みを紹介。「継続性や心理的負担の軽減など、法人で受任する利点は多い」と強調した。
また、県内の障害福祉の現場で成年後見業務などに携わる職員らとシンポジウムを行い、活用法やよりよい制度のあり方などについて意見交換した。
伊藤会長は「『親亡き後』の不安は、高齢になった親に共通する。しっかりと勉強したい」と話していた。