ゴエモンのつぶやき

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障害者や高齢者向けヘルパー派遣

2012年12月06日 03時00分10秒 | 障害者の自立

生活に制度適応 学生の“若い力”生かす

 「誰もが住みなれたところで暮らせるように」。そんな思いを実現するため、生活を制度に合わせるのではなく、一人一人の生活に制度を活用する考え方で、障害者や高齢者を対象にしたヘルパー派遣などを展開。学生の“若い力”を生かす「と・らいず」独自の仕組みを駆使しつつ、利用者の思いに応えている。

 同社は、障害者から子どもの支援、まちづくりまで多彩な事業を手掛ける姉妹団体、NPO法人み・らいず(大阪市住之江区)から独立して2006年に誕生。

 障害者の地域生活に必要な訪問介護員(ホームヘルパー)や移動支援従業者(ガイドヘルパー)の派遣を中心に、高齢者を対象にしたホームヘルパー派遣、障害児支援などを行う。支援者がいないために施設に入居しなければならないといったケースを防ぎ、本人が暮らしたいところで暮らしてもらうのが目的だ。

 北野喬士代表は同社のヘルパー派遣の利用を通じて「自分が存在する価値を実感してもらえれば」と話す。

 支援が必要な人の中には迷惑を掛けていると感じている人も多いという。しかし、障害者や高齢者とのかかわりが「支援者自身の成長につながる」と北野代表。自身も障害者支援を通し、他者の価値観を受け入れて初めて成立する人と人との信頼関係などを学んできたという。

 事業運営では、一人一人の状況や思いに合った支援を模索し、「将来こうなりたい」という気持ちに寄り添う姿勢を重視。その実現に欠かせないのが「み・らいず」との連携だ。同法人では障害者の就労支援なども手掛け、両者が支援の両輪となっている。

 また、同社ならではの仕組みが学生の活用。現在同社のヘルパー登録は約150人だが、ほぼ全員が大学生だ。比較的時間の融通が利きやすく、体力がある点に着目。約10の大学の協力を得ながら、毎年度人が集まるようになっている。

 中でも、1年間のインターンシップ生を受け入れているのが仕組みを円滑に機能させるポイント。現在約20人が制度を活用し、学生ヘルパーのまとめ役になるなど活躍しているという。

 この仕組みは学生にとっても、コミュニケーション能力や将来を考える力など、多彩な力を磨く貴重な機会となっている。

 事業所は大阪市だけでなく堺市や京都市でも展開。北野代表は「今後さらに広げるとともに、一人一人の支援の質を向上させていきたい」と意欲を示す。


大学生のインターンシップ生(右端)の力も生かしながら事業を展開する職場

障害者や高齢者向けヘルパー派遣

と・らいず
■代表者 北野喬士
■住 所 大阪市住之江区南加賀屋4の4の19
■資本金 1200万円
■社員数 24人
■電 話 06(6683)9933
■URL http://www.to-rise.com/


大阪日日新聞-2012年12月4日

ガッツ、身体障害者野球チームを支援 “GM”就任

2012年12月06日 02時52分12秒 | 障害者の自立
 巨人・小笠原道大内野手(39)が、身体障害者野球チームの支援に乗り出していることが2日、分かった。自身が命名した「市川ドリームスター」で、千葉を中心に昨年結成し、現在の部員は8人。12人になれば、日本身体障害者1野球連盟にも登録できる。今オフ初めて練習に参加し“GM”に就任した小笠原は「けがをしたことで野球を諦めてほしくないと思った」とサポートしていく。

 きっかけは08年。神戸で行われた身体障害者野球の全国大会を見た時だった。懸命にボールを追う姿に「目の輝き、そのエネルギーに衝撃を受けた。自分の住む千葉県にこういうチームがないのは、さみしい」と動き出した。NPO法人「G2プロジェクト」の笹川秀一代表が中心となり、月に1~2度の練習に汗を流している。小笠原は「毎回、顔は出せないけれど、ボールを追う姿は自分も励まされる」とTシャツやリストバンドなどを贈っている。

 この日は千葉・市川市で少年野球大会「小笠原道大杯争奪戦」の閉会式に出席。「僕は野球で育ててもらった。いろんな方へ恩返しをしたい」と感謝の思いを持って野球に携わっていく。


小笠原杯優勝チームの子供たちにメダルを掛ける小笠原

(2012年12月3日06時00分 スポーツ報知)

コイン式の障害者駐車場を設置 福井のSC

2012年12月06日 02時46分03秒 | 障害者の自立

福井市大和田町のショッピングセンター「フェアモール福井」東側駐車場に四日、体が不自由な人専用のコイン式駐車場六台分が開設された。


 健常者による不正駐車を防ぐため、駐車場システムメーカーのノーステック(福井市)が開発した装置「モラルキーパー」を県内で初めて導入。車を止めると、手前の地面にあるロック板が上昇する仕組み。


 利用者は店内のサービスカウンターで身体障害者手帳や母子手帳などを提示して専用のコインをもらい、それを駐車場の管理箱に投入して板を下げて出庫する。


 これまでも同じ場所に身体障害者用駐車場を設けていたが、「健常者が長時間止めている」などの苦情が多かったという。


 同センターの専門店街「エルパ」を運営する協同組合福井ショッピングモールの乙部哲男専務理事は「本当に必要な人が利用できるような対策を考えた」と話した。

中日新聞-2012年12月5日

裁判新庁舎、業務開始 高齢者・障害者に優しく

2012年12月06日 02時04分10秒 | 障害者の自立
 新庁舎は地上5階、地下1階の鉄骨鉄筋コンクリート造りで、延べ床面積は約9700平方メートル。「利用しやすい裁判所の実現」を基本理念に、玄関や通路の段差をなくした。多目的トイレも設置し、高齢者や身体が不自由な人にも利用しやすい構造とした。屋上には太陽光発電パネルを取り付け、新庁舎の使用電力の一部を賄う。

 福島地裁と家裁はいずれも庁舎が老朽化したため、2010年8月から総工費約35億円をかけて、地裁の隣接地に新庁舎の建設工事を進めてきた。


新庁舎の合議法廷。車椅子の人に配慮し、通路や座席間の幅を広くした

(2012年12月5日 読売新聞)

障害者6施設がブランド立ち上げお歳暮セット

2012年12月06日 01時56分25秒 | 障害者の自立
 飯田下伊那の障害者6施設(あゆみ、いずみの家、こぶし園、南原苑、紙ふうせん、夢のつばさ)が共同で立ち上げたブランド「南信州200%マーケット」のお歳暮セットが、各施設で販売されている。

ブランド構想は「魅力のある製品を売ることでお客さま、作り手とも200%の満足感が得られ、障害者の給料も200%増に」と、3年ほど前に具体化。同じデザインのラベルを貼るなどして商品に統一感を持たせ、試食会を重ねながら味にも磨きをかけた。

 昨年は3種類のお歳暮セットを用意したが、今冬は人気のあった「果物たっぷりティータイムセット」と「太陽たっぷりごはんセット」に絞って販売している。

 ティータイムセットは干しリンゴと紅茶、りんごケーキ、アップルパイ、ザク切りりんごジャムの詰め合わせ。ご飯セットには白米1キロと黒米(古代米)、塩麹、炊き込みご飯の具、ニンニクみそなど瓶詰めみそ2種類、名古屋コーチンの薫製卵が入っている。

 6施設は5年前から月1回のペースで会議を開きながら、互いの商品を販売し合ったり、別々に作った食品の詰め合わせを販売するなどの連携を図ってきた。

 多機能型事業所「夢のつばさ」(阿智村)の職業指導員で製菓衛生師の小池美智代さんは「互いに売上を伸ばそうと、言いにくいことも口にしたり、アイデアを出し合う中でリピーターの多い商品にできた。より多くの人に利用してもらえたら」と話している。

 ご飯セットは3000円、ティータイムセットは2500円(いずれも税込み)。6施設のほか、飯田市中央通り4の「Yuicafe izumi」、阿智村駒場のショッピングタウンピア内「喫茶ふらっとホッと」でも扱う。

 問い合わせは飯田市今宮町の「いずみの家」(電話52・2458)、各施設へ。



南信州経済 [ 2012年 12月 5日 水曜日 15時27分 ]