曽於市末吉の障害者就労支援施設「のどか園」で、今年初めて栽培したイチゴが順調に育ち、通所者ら施設利用者が収穫を心待ちにしている。12月中旬には実り、園で販売するクリスマスケーキに使う。収益は施設利用者の工賃に充てられる。
ビニールハウス1棟に10月、苗700本を植栽した。利用者が水やりや、余分な茎を抜き取る作業を続け、育ててきた。
栽培技術は園理事長の福永俊一さん(69)が果樹農家に通って身に付けた。養蜂農家から借りたミツバチを放ち、受粉させている。
通所者の西雅一さん(33)は収穫が楽しみ。「実ったら、お母さんにプレゼントして食べてもらいたい」と話す。
のどか園では、通所者とグループホームの計36人が、野菜や果樹を生産している。園内で加工販売しており、イチゴは製菓・製パン工房でケーキの具材に活用される。生産量が多ければ、曽於市の店へ出荷する。
福永さんは「どれくらい収穫できるか分からないが順調に育ち楽しみ。今年栽培したイチゴを使って苗は確保できるので来年から数を増やしたい」と期待している。
イチゴの実に栄養が行き渡るよう余分な茎を抜き取る通所者ら=曽於市末吉町諏訪方
南日本新聞-(2012 12/04 14:00)
ビニールハウス1棟に10月、苗700本を植栽した。利用者が水やりや、余分な茎を抜き取る作業を続け、育ててきた。
栽培技術は園理事長の福永俊一さん(69)が果樹農家に通って身に付けた。養蜂農家から借りたミツバチを放ち、受粉させている。
通所者の西雅一さん(33)は収穫が楽しみ。「実ったら、お母さんにプレゼントして食べてもらいたい」と話す。
のどか園では、通所者とグループホームの計36人が、野菜や果樹を生産している。園内で加工販売しており、イチゴは製菓・製パン工房でケーキの具材に活用される。生産量が多ければ、曽於市の店へ出荷する。
福永さんは「どれくらい収穫できるか分からないが順調に育ち楽しみ。今年栽培したイチゴを使って苗は確保できるので来年から数を増やしたい」と期待している。
イチゴの実に栄養が行き渡るよう余分な茎を抜き取る通所者ら=曽於市末吉町諏訪方
南日本新聞-(2012 12/04 14:00)