ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

童話作家の夢胸に出版 脳性まひの藤原さん(越知町)

2012年12月27日 02時37分25秒 | 障害者の自立
 高岡郡越知町在住の脳性まひの女性が、想像力を膨らませて書いたファンタジーと自身の生き方に触れた詩集を1冊にまとめ、このほど刊行した。同町野老山の藤原恵さん(34)。地元の福祉事業所で働きながら、「童話作家になりたい」という夢を胸に、執筆作業に取り組んでいる。

 藤原さんは生まれて間もなく脳性まひと診断された。高知市の高知若草養護学校を卒業し1997年、さくら福祉事業所越知分場「どんぐり」へ入所。手足はうまく動かせないが、自分のペースで仕事をこなす。
 藤原さんは幼い頃から読書好きで、伝記物やファンタジーをよく読んだ。書くのも好きで、入所直後から本格的に執筆を開始。時間を見つけては自宅で、ボールペンを手に原稿用紙に向かった。
 ストーリーが浮かばず、ペンが止まるたびに、紙をくしゃくしゃに丸めて捨てた。「プロのようにはいきません」と苦笑いするが、15年間かけて10作近くのファンタジーと約30編の詩を書き上げた。
 執筆活動を知った同事業所の田村輝雄所長が「励みになれば」と企画し、ファンタジー4作と詩8編をまとめ、「不思議なポポロ森」として出版した。
 表題作のファンタジーは、人間界や天使界などでいじめられ、追い出された人たちが暮らす森に、王国を追放されたドラゴンが温かく迎えられる内容。
 詩は「私の背中にもしも羽があったなら 私は世界中を旅しよう。空の上から世界中を見るんだ。(中略)鳥達と一緒に飛ぶんだ。友達をたくさん作って『ヤッホー。』 とさけぶんだ。」(「もしも羽があったなら」より)などを収めている。
 「自信はないけど、楽しく読んでもらえたら」と藤原さん。田村所長は「障害のある人や家族に、前向きに生きていく力を感じてもらいたい」と目を細める。
 文庫本サイズで全79ページ。販売はせず、同町などの小中学校や公立図書館などに置き、一部は希望者に配る。問い合わせは同事業所(0889・22・2113)へ。

高知新聞-2012年12月25日08時40分

登別市役所は4日一部で窓口業務、テーマパークは無休

2012年12月27日 02時33分35秒 | 障害者の自立
●―― 官公庁

▽登別市役所 29日~1月6日休み。4日は市役所本庁舎(市民サービスグループ、税務グループ、社会福祉グループ、障害福祉グループ、子育てグループ、国民健康保険グループ、年金・長寿医療グループ)、第2庁舎(高齢介護グループ、水道グループ)、登別温泉支所、登別支所、鷲別支所(若草分室は午前10時~午後4時)で窓口業務。

▽ごみ 30日~1月3日は収集しない。4日は「燃やせるごみ」の市内一斉収集を行う。5日から通常通り。

▽し尿 30日~1月6日は収集しない。7日から通常通り。

▽市民会館、ふぉれすと鉱山、市民活動センター、総合体育館、鷲別公民館、登別公民館、婦人センター、登別温泉公民館、各青少年会館、図書館、労働福祉センター 31日~1月5日休み。

▽地域情報センターPIPと市民ギャラリー・再生品展示室 30日~1月5日休み。

▽市民プールらくあ 30日~1月3日休み。

▽ジョブガイドのぼりべつ 1月4日を除き、29日~1月6日休み。

▽郷土資料館 29日~1月5日休み。

▽若草つどいセンター 29日~1月6日休み。

▽保育所 原則30日~1月6日休み。富士保育所は30日と1月6日に休日保育を実施。


●―― 出初め式

▽7日午前10時半から市民会館で行う。


●―― 遊ぶ

 ▽登別マリンパークニクスは年末年始も無休。営業時間は通常通り午前9時から午後5時まで。干支(えと)にちなみ、体長1メートルのニシキヘビと記念撮影が行えるイベントを1~7日に実施。撮影料は100円と格安に設定。電話83局3800番。

 ▽登別伊達時代村も年末年始無休で、通常通り午前9時から午後4時まで営業する。1~3日の期間中、日本の伝統の正月遊び体験を多数用意。
 振る舞い酒や餅つき、扇子による的当てゲームの投扇興、書き初め、羽根突き、かるた、福笑いなどを実施。獅子舞が村内に出没、頭をかんで厄払い。
 1日からファミリー割引もスタート。家族3人以上での来村者が対象で、ホームページにあるチケットを持参。甘酒サービス。電話83局3311番。

 ▽のぼりべつクマ牧場も無休。営業時間は午前8時半から午後4時半。貨物用搬器にサケをつるし、サケトバを作っている特別ゴンドラ「トバ一号」も運行中。今年の同牧場総選挙で上位入りしたNKB神セブンのメスグマ7頭のアルミパネルと記念撮影できる企画も展開。電話84局2225番。

 ▽登別観光協会主催の「元日縁起もちつき」は午前11時15分から、登別温泉町の泉源公園。お神酒や甘酒を振る舞うほか、郷土芸能・子宝もちつき舞披露、紅白餅入りお汁粉サービスなどを予定。電話84局3311番。

室蘭民報-【2011年12月26日(水)朝刊】

劇団パーフェクトシアターが福祉施設を慰問

2012年12月27日 02時24分11秒 | 障害者の自立
 45歳以上の中高年者で構成する劇団「SAGAパーフェクトシアター」が23日、佐賀市大和町の知的障害者施設いとし子の家で公演をした。臨場感あふれる演技で、利用者ら約100人を物語の世界にいざなった。

 同劇団は2008年に発足し、県内を中心に活動。公演に足を運べない人たちに演劇の楽しさを知ってもらおうと、福祉施設を毎年慰問している。

 同施設での公演では、星新一の「ある夜の物語」を基に脚本を作った「サンタクロースイヴ物語」を披露。サンタクロースが願いをかなえようと尋ねたあらゆる人が「自分より困っている人の所に」などと断る、人への思いやりの大切さを考えさせられるストーリー。

 ドレスで着飾った婦人や、町を爆破しようとする悪党のコミカルな演技に、利用者らは体を乗り出し見入っていた。劇団の福田美恵代表は「観客と距離が近く、生の反応が伝わるのが慰問の良さ。勉強になります」と話した。


コミカルな演技で会場を沸かせる団員ら=佐賀市大和町のいとし子の

佐賀新聞-2012年12月26日更新

活動増やし自己肯定を 佐大教育フォーラム

2012年12月27日 02時20分49秒 | 障害者の自立
 発達障害や不登校、子育て支援に関する佐賀大学の教育フォーラムが、佐賀市で開かれた。同大が2010年から研究を進める、地域や医療と連携した教育プログラムの成果発表や今後の特別支援教育の在り方をめぐる講演などがあった。

 不登校の診療ガイドライン作成に取り組む同大の藤田一郎教授は「ひきこもりだからといって、そっとしておくのはよくない。学校に行かなくても家事の手伝いなど、活動を一つでも増やすことが自己肯定感につながる」と指摘した。

 記念講演した文部科学省の樋口一宗・特別支援教育調査官は来年、国連の「障害者の権利に関する条約」を批准することを視野に、今後の特別支援教育が、普通学級で分け隔てなく学ぶインクルーシブ(障害者を包容する)教育へと移行する方針を紹介。「誰もが相互に尊重し合い、多様さを認め合う社会を目指さなければならない」と強調した。

佐賀新聞-2012年12月26日更新

映画の街 スターの手形

2012年12月27日 02時18分52秒 | 障害者の自立
 今秋に創業100年を迎えた「日活」の映画で活躍した映画俳優や映画監督ら64人の手形をかたどったモニュメントが25日、撮影所のある東京都調布市の京王線飛田給駅にお目見えした。


 同駅が、来年都内で開催される「スポーツ祭東京2013」(第68回国体、第13回全国障害者スポーツ大会)で開閉会式などを行うメーン会場となる味の素スタジアムの玄関口にあたることから、「日活100周年記念」で作製された手形モニュメントを、同駅改札口外の公共通路に設置した。


 モニュメントは手形部分が縦40センチ・横30センチ、全体の大きさは縦1メートル20、横6メートル60の繊維強化プラスチック(FRP)製。俳優の三国連太郎さん、女優の吉永小百合さん、鈴木清順監督らのほか、故・石原裕次郎さんの複製された手形も並んでいる。映画の活況とともに歩んできた調布の街と、日活撮影所を舞台に、銀幕で輝きを放ったそうそうたる名優たちの面影を感じることができる。


 除幕式に登場した俳優の宍戸錠さん(79)は「調布の街がいまだに映画の街であることを絶やさないよう、僕らが頑張っていきたい」と話していた。

(2012年12月26日 読売新聞)