ゴエモンのつぶやき

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旧校舎に障害者施設開設 鷹栖共生会 福祉と交流の拠点に

2012年12月26日 01時15分11秒 | 障害者の自立
 【鷹栖】社会福祉法人鷹栖共生会(島畑光信理事長)は20日、2002年3月に閉校した旧北斗小(町内14線17号)を再活用した障害者20+ 件福祉施設「とわ北斗」を開設した。利用者が古い家具の修復作業にあたる工房や、地域住民の交流スペースなどを設置。障害者福祉と住民交流の機能を兼ねそろえた地域拠点として、10年ぶりに廃校舎に灯が戻った。

 町が校舎と土地を同会に無償提供、同会が校舎の改修工事を進めていた。総工費は約1億5千万円で、町が4500万円補助した。

 施設では、障害のある利用者が古民具や家具のリフォームに取り組む。校舎内に専用工房を設け、家具製作の経験があるスタッフの指導のもと、利用者約20人が作業にあたる。修復した家具などは展示販売する。

 また、じゅうたん敷きの部屋を地域住民の交流スペースとして開放。「道の駅のように気軽に立ち寄れる空間をつくりたい」(同会)として、誰でも利用可能なレストランと売店も設け、施設利用者がウエーターを務めるなど、就労支援の場としても役立てる。

 20日、施設内で開かれた開所祝賀会には谷寿男町長や利用者の家族、地域住民ら約160人が出席。島畑理事長は「福祉や地域活動の拠点として、地域の皆さんとともに歩んでいきたい」と話した。

北海道新聞-(12/21 16:00)

つながる:ソーシャルメディアと記者 障害者アート、Tシャツに=石戸諭

2012年12月26日 01時12分58秒 | 障害者の自立
 ソーシャルメディアを結節点に新しい価値が生まれる。その実例を先月、大阪市内で見てきた。同市内の障害者施設「コーナス」の西岡弘治さんらの作品をベースに、東京のファッションブランド「NUDE:MM」が作ったシャツやTシャツの展示会だ。大阪の小さな施設で描かれた障害者アートがモードとつながり、各国のバイヤーも相手に販売へ打ってでる。異色の組み合わせ、きっかけを作ったのはフェイスブックだ。

 大阪市の広告業、笠谷圭見さん(43歳、http://www.pr−y.org/)は長男が軽度の自閉症と診断されたことをきっかけに、福祉や障害者アートの世界を知る。コーナスを拠点に写真集を作ったり、彼らの作品をフェイスブック上にアップしたりしていた。そこに「NUDE:MM」のデザイナー、丸山昌彦さんから「Tシャツにしたい」とコメントが付いたことが始まりだった。この時、丸山さんは作品の背景も、誰が描いたかも知らない。

 笠谷さんは東京の事務所に行き、丸山さんと直接交渉した。2人が目標にしたのは「同情を求めず、安直なデザインではなく、何も知らない人でも思わず手に取りたくなるようなものを作る」こと。障害者アートが多くの人の目に触れ、知ってもらう機会にすることを重視した。コーナスの関係者も取り組みを後押しした。大阪での受注会だけで60人以上からオーダーがあり、パリでも展示会を開いた。東京の有名セレクトショップからの注文も届いている。まずは成功だろう。

 福祉や障害者を巡る世界では、「こんな困難な人が描いたアートが素晴らしい」といった、美談に話題が集中してしまいがちだ。これだけでは業界や関係者の外にまで価値は広がりにくい。今回の展示会で重要なのは、2人が市場で堪えうる商品を強く意識したこと、広告やデザインといった専門分野で培った知恵を出し合って形にしていったことにある。こうした取り組みの積み重ねで社会はもっと豊かになる、と私は思うのだ。

毎日新聞 2012年12月22日 東京朝刊

警察官と利用者餅つき通じ交流/さぬきの障害者施設

2012年12月26日 01時03分52秒 | 障害者の自立
 香川県さぬき市昭和の障害者支援施設「のぞみ園」(松木正美園長)で24日、餅つきが行われた。地元さぬき署の若手署員やボランティアらが応援に駆け付け、施設利用者と一緒に24キロのもち米をつきあげた。

 餅つきは1996年の開所以来続けられている恒例行事で、この日は約130人が参加。大小4個ずつの鏡餅のほか、雑煮用のあん餅250、白もち200個をつくった。

 利用者は餅つきと、つき上がった餅を丸める役割に分かれて作業した。餅つきでは、さぬき署の若手署員でつくる「げんないクラブ」のメンバーらとともに「よいしょ」「よいしょ」の掛け声できねをリズム良く振り下ろしていた。



四国新聞-2012/12/25 09:33

干支置物:「今年は可愛い巳」 障害者製作、福知山市長に贈る /京都

2012年12月26日 01時01分46秒 | 障害者の自立
 福知山市昭和新町の障害福祉サービス事業所「ちくもう」の通所者らがこのほど、福知山市役所を訪れ、来年の干支(えと)「巳」の置物を松山正治市長に贈った。

 ちくもうでは干支の陶器を作って収益の一部にしており、活動の報告を兼ねて市役所にも14年前から毎年届けている。今年も岸本裕司さん(48)らが4月から作業を始め、「可愛らしく作った」と大小500個を仕上げた。ほほ笑みかけているような置物を見て、松山市長は「円満で、丸く事が治まる年になればいいな」と話していた.

毎日新聞 2012年12月25日 地方版

安芸産ゆず茶人気です 障害者の菓子店で販売

2012年12月26日 00時53分55秒 | 障害者の自立
 香南市野市町西野の就労継続支援A型事業所「Miraie(未来へ)」(竹部重夫施設長)が、安芸市産のユズを使った「いとしのまるごと生の柚子(ゆず)茶」をこのほど考案。販売している近くの洋菓子店「スイーツハウス ミライエ」で人気を集めており、利用者らが製造や出荷に追われている。
 Miraieは、安芸市の社会福祉法人「安芸市身体障害者福祉会」が運営。障害者の安定雇用につなげようと、10月に洋菓子店を開いた。
 全国トップクラスの出荷量を誇る同市産のユズのPRにつながればと、ゆず茶を創作。氷砂糖だけで味付けしビタミンも豊富。優しい甘みと酸味が好評で、リピーターも多い。
 安芸市宝永町の工房では、10~50代の利用者4人が、ユズの皮や果肉を細かく刻み、湯で消毒するなど、丹精込めて手作り。「安芸のユズの豊かな風味を、たくさんの人に楽しんでほしい」と、瓶のラベルを一つ一つ丁寧に貼り、出荷作業に大忙しだ。
 160グラム500円、340グラム880円、510グラム1500円で、ギフトセットもある。来年1月からは、ごめん・なはり線安芸駅の「ぢばさん市場」でも販売予定。竹部施設長は「利用者さんが安心して働ける職場づくりと地域への貢献を目指し、今後も新たな商品を考えていきたい」と意気込んでいる。 

高知新聞-2012年12月25日08時28分