八王子市の小児・障害者医療の改善へ要望活動などをしている市民団体「八王子の小児・障がい者医療を考える市民の会」(矢代美知子代表)が主催する総会と交流会が3日、同市内であり、会員や市議ら約10人が出席した。
同会は同市にあった都立八王子小児病院の廃止計画に伴い、「守る会」として2008年に結成。廃止反対の署名活動などを行ったが、病院は10年に廃院となった。会はその後、「考える市民の会」に移行。2カ月に1回、勉強会などを開き、小児・障害者医療の充実を行政に対し継続的に要望している。
昨年11月には石森孝志市長とも面会。市内の中核病院にNICU(新生児集中治療室)を設置することや都立小児病院の復活など4点を要望した。
この日の総会では、NICU設置などを市などに要望し続けることを確認。交流会では、障害児を持つ親が、障害児医療を担っていた小児病院がなくなり、障害児を受け入れる病院を苦労して探したことなどを報告した。
自身もダウン症の息子を持つ矢代代表は「市内には余った土地などもあり、ぜひ小児病院を復活させてほしい」と話している。
毎日新聞 2013年07月04日〔多摩版〕
同会は同市にあった都立八王子小児病院の廃止計画に伴い、「守る会」として2008年に結成。廃止反対の署名活動などを行ったが、病院は10年に廃院となった。会はその後、「考える市民の会」に移行。2カ月に1回、勉強会などを開き、小児・障害者医療の充実を行政に対し継続的に要望している。
昨年11月には石森孝志市長とも面会。市内の中核病院にNICU(新生児集中治療室)を設置することや都立小児病院の復活など4点を要望した。
この日の総会では、NICU設置などを市などに要望し続けることを確認。交流会では、障害児を持つ親が、障害児医療を担っていた小児病院がなくなり、障害児を受け入れる病院を苦労して探したことなどを報告した。
自身もダウン症の息子を持つ矢代代表は「市内には余った土地などもあり、ぜひ小児病院を復活させてほしい」と話している。
毎日新聞 2013年07月04日〔多摩版〕