うつや統合失調症など心の病気を抱える人のための競技団体「日本ソーシャルフットボール協会」(東京都北区、岡村武彦理事長)=NPO法人申請中=が発足し、7日、大阪府高槻市で第1回理事会を開いた。スポーツを活用した障害の治療や患者の社会参加と、精神障害者スポーツの国際大会開催を目指す。こうした団体は世界でも例がないという。
同協会は今年10月、全国障害者スポーツ大会(東京)で、初めて精神障害者フットサル大会(オープン競技)を運営する。また、英国、イタリア、ペルーなど海外8カ国の精神障害者スポーツ関係者を呼び、精神障害者スポーツ初の国際統括団体発足や国際大会のルールなどを話し合う。
スポーツが精神障害にどんな影響を与えるのか、医学的解明はこれから。だが大阪府高槻市の新阿武山病院長で、同協会理事長の岡村さんは「体を動かすことや戦術を考えることが刺激となり、脳の機能を正常化すると考えられている」と話す。対話力や状況判断力も身につくという。岡村さんの調査によると、平均入院回数3回だった約60人が、バレーボール活動開始後に平均0・1回になった。
asahi.com- 2013年7月8日8時41分
同協会は今年10月、全国障害者スポーツ大会(東京)で、初めて精神障害者フットサル大会(オープン競技)を運営する。また、英国、イタリア、ペルーなど海外8カ国の精神障害者スポーツ関係者を呼び、精神障害者スポーツ初の国際統括団体発足や国際大会のルールなどを話し合う。
スポーツが精神障害にどんな影響を与えるのか、医学的解明はこれから。だが大阪府高槻市の新阿武山病院長で、同協会理事長の岡村さんは「体を動かすことや戦術を考えることが刺激となり、脳の機能を正常化すると考えられている」と話す。対話力や状況判断力も身につくという。岡村さんの調査によると、平均入院回数3回だった約60人が、バレーボール活動開始後に平均0・1回になった。
asahi.com- 2013年7月8日8時41分