ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

精神障害者の競技スポーツ団体、発足 フットサル開催へ

2013年07月09日 02時23分06秒 | 障害者の自立
うつや統合失調症など心の病気を抱える人のための競技団体「日本ソーシャルフットボール協会」(東京都北区、岡村武彦理事長)=NPO法人申請中=が発足し、7日、大阪府高槻市で第1回理事会を開いた。スポーツを活用した障害の治療や患者の社会参加と、精神障害者スポーツの国際大会開催を目指す。こうした団体は世界でも例がないという。

 同協会は今年10月、全国障害者スポーツ大会(東京)で、初めて精神障害者フットサル大会(オープン競技)を運営する。また、英国、イタリア、ペルーなど海外8カ国の精神障害者スポーツ関係者を呼び、精神障害者スポーツ初の国際統括団体発足や国際大会のルールなどを話し合う。

 スポーツが精神障害にどんな影響を与えるのか、医学的解明はこれから。だが大阪府高槻市の新阿武山病院長で、同協会理事長の岡村さんは「体を動かすことや戦術を考えることが刺激となり、脳の機能を正常化すると考えられている」と話す。対話力や状況判断力も身につくという。岡村さんの調査によると、平均入院回数3回だった約60人が、バレーボール活動開始後に平均0・1回になった。

asahi.com- 2013年7月8日8時41分

視覚障害者に卓球を 岐阜市民総合体育館に専用台

2013年07月09日 02時13分33秒 | 障害者の自立
 岐阜市九重町の市民総合体育館に視覚障害者向けスポーツ「サウンドテーブルテニス(STT)」の専用卓球台が設置され、7日に同館1階の卓球場で使用開始セレモニーが行われた。

 同館によると、STTの専用卓球台は同市の県立岐阜盲学校と社会福祉法人「岐阜アソシア」の2カ所にあるが、休日に一般利用者が練習できる場所は同館が初めてという。

 STTは、鉛玉の入った音の出るピンポン球を使い、枠の付いた卓球台のネット下を転がして打ち合う競技。昨年10月のぎふ清流大会で使用した1台が市教育文化振興事業団を通じて同館に貸与された。

 セレモニーには、市卓球協会の堀征二会長、市身体障害者福祉協会の松井逸朗会長らが出席。ぎふ清流大会STT女子2部で準優勝した増井貴久美さん(51)が交流試合で腕前を披露し、会場を盛り上げた。増井さんは「競技人口の裾野が広がってほしい」と話していた。

 利用時間は午前9時から午後9時まで。使用料は、高校生以上が2時間200円、中学生以下が同100円。身体障害者10+ 件手帳の交付を受けている人は無料。問い合わせは同館、電話058(245)0351。


使用開始のセレモニーで、サウンドテーブルテニスについて解説する増井貴久美さん(右から2人目)=岐阜市九重町、市民総合体育館

岐阜新聞-2013年07月08日10:19

リヨン世界選手権へ意気込み。女子車椅子400×4で日本新記録

2013年07月09日 01時44分53秒 | 障害者の自立
ロンドンパラリンピックから1年になろうとする夏がきた。7月7日(日)、第18回関東身体障害者陸上競技選手権大会は2日間にわたる競技を終えた。この大会は、関東圏で行なわれるIPC(国際パラリンピック委員会)公認大会であり、ジュニア、ユース、トップクラスの比較的幅広い選手が参加し、国際経験のあるスタッフが本格的な大会運営をしている。

2日目の午後、競技は炎天下のなかで行なわれた。最終日・最終種目の女子車椅子4×400mリレーで、4分10秒59の日本新記録が誕生した。最終走者に、ベテラン土田和歌子(T54・サノフィ)、第3走者に、初めて日の丸を背負う中山和美(T53・神奈川県)を迎えたリレーチームは、2010年に同じこのトラックで更新した4分17秒62を7秒3縮め、7月19日に開幕するリヨン(フランス)世界選手権を目前に日本代表の意気込みを伝えてくれた。



中山和美(T53)

中山は、2008年の日産カップ追浜車椅子マラソン・ハーフの部1位で車椅子マラソン界にデビュー。2011年の大分国際車椅子マラソンへはフルで出場、トップクラスのランナーに成長した。昨年ロンドンパラリンピックへの出場は逃したが、その後調子をあげてきた。デビュー当初から職場を変えることもなく理解をとりつけることができ、練習もいいペースできていると言う。リヨンでは100m、200m、400m、800mに出場する。
「マラソンで競技を始めましたが、得意の距離は変わってきています。まだこれということが分かりません」という。中山のリオへの確かな一歩が始まった。

中山の障害クラスT53は、T54より1つ重いにも関わらず、レースは同時に行なわれることが多い。腹筋が機能するかしないかの違いになり、個人の競技力にもよるが、タイムには影響してくる。同じクラスT53男子の廣道純がいるが、「より強い相手と闘える」と、ベテラントップランナーが示すように、戦意を失う必要はないのだろう。


中山和美(神奈川県)

渡辺勝(T54)

男子は、20歳の渡辺勝(T54・TOPPAN)が、400m49秒61で自己ベストを更新し1位となった。渡辺は、大分国際車椅子マラソン(ハーフ)に出場。年々順位をあげてきている。同じ福岡のトップアスリート洞ノ上浩太(T54)を目標に、福岡で練習に励んでいる。
「リヨンでは、自分の出場する種目以外にもいろんな種目や選手に刺激をうけると思います。まずそれが楽しみです。まだまだ、洞ノ上さんにはかないませんが、目標にして練習しています。3年後、リオでは追いつきます!」と話してくれた。10000mとマラソンに出場する。

日本代表の選手34名・スタッフ14名は、明日から都内での合宿を行い、15日より世界選手権へむけ日本を出発する。

競技終了後、車椅子メーカー・OXエンジニアリング主催、トップアスリートらの協力による車椅子・ハンドサイクル体験教室が行なわれた。未来のアスリートとなる車椅子の子供たちに、選手らが丁寧な乗り方の指導を行なった。体験する子供たち、大人も、競技後のひとときを選手とともに楽しんだ。


渡辺勝(TOPPAN)

上の写真;4×400mリレーで第3走者(中山和美)から最終走者(土田和歌子)へのタッチ。

パラフォト-2013年07月08日



小郡の障害者施設虐待、被告に有罪判決

2013年07月09日 01時25分30秒 | 障害者の自立
 福岡県小郡市の障害者就労支援施設「ひまわり」で起きた虐待事件で、3件の暴行罪に問われた元管理職坂本静治被告(48)の判決が5日、福岡地裁久留米支部であった。大原純平裁判官は「極めて卑劣な犯行だが、社会的制裁も受けている」と述べ、懲役1年6月、執行猶予3年(求刑・懲役1年6月)の有罪判決を言い渡した。

 判決によると、坂本被告は2011年5月~12年5月に同施設内で、知的障害がある50歳代の男性通所者に対し、至近距離からエアガンを発射したり、水路に蹴り落としたりしたほか、ダーツの的を描いた段ボールの下にこの男性を座らせ、千枚通しを的に投げつける暴行を加えた。

 判決は、「被害者が驚いたり、水路でずぶぬれになったりした様子を携帯電話で動画撮影できれば面白いと考えたほか、スリル目的で犯行に及んだ」と動機の悪質さを指摘。その上で「強く非難されるべきだが、施設を懲戒解雇され、被害弁償もした。反省の態度を示し、二度と福祉関係の仕事はしないとしている」などと執行猶予とした理由を述べた。

(2013年7月6日 読売新聞)

自転車乗り、爽快だね 向日町競輪場で障害者ら印刷用画面を開く

2013年07月09日 01時17分07秒 | 障害者の自立
 障害者に2人乗り自転車や手こぎ自転車の運転を体験してもらうイベントが7日、向日市寺戸町の京都向日町競輪場であった。参加者は競輪のレースで使うバンクを走り、スピード感を楽しんだ。

 京都市障害者スポーツセンターなどの主催。例年は宝ケ池(京都市左京区)の周囲で開いているが、同センターの開設25周年を記念して初めて同競輪場を会場に選んだ。目や体の不自由な人たち20人が参加した。

 2人乗りのタンデムは京都サイクリング協会や日本競輪選手会京都支部のメンバーが前に、障害者が後ろに乗り、周回した。手でハンドルを回して進むハンドサイクルに挑戦する参加者もいた。

 2人乗りを体験した西原英雄さん(81)=伏見区=は「自転車で遠乗りを楽しんでいたころの感覚を思い出した」と話していた。


2人乗りや手こぎの自転車の運転を体験する参加者たち(向日市寺戸町・京都向日町競輪場)

京都新聞-{ 2013年07月08日 12時15分 】