県聴覚障害者連盟は16〜19日、参院選群馬選挙区の政見放送を、手話通訳付きで放送する上映会を計18回開く。今回の参院選の政見放送では、比例代表で字幕を付けることが初めて認められたが、選挙区については字幕も手話通訳者も付けられず、県内に約6000人いる聴覚障害者が放送の内容を理解することはできない状態となっている。同連盟は法改正を求めると共に、上映会で現状の改善を図る。
政見放送の手話通訳は95年以降、参院選比例代表、衆院選の小選挙区と比例代表、都道府県の知事選で認められたが、参院選の選挙区では実現していない。総務省は「手話通訳者の不足」を理由として挙げている。
16日は(1)午前10時半=高崎市末広町の市総合福祉センター(2)午後1時半=渋川市渋川のほっとプラザ(3)午後7時半=桐生市新宿町3の市総合福祉センターで実施予定。17日以降の問い合わせは、同連盟(ファクス027・255・6870、電話027・255・6404)まで。
毎日新聞 2013年07月16日 地方版
政見放送の手話通訳は95年以降、参院選比例代表、衆院選の小選挙区と比例代表、都道府県の知事選で認められたが、参院選の選挙区では実現していない。総務省は「手話通訳者の不足」を理由として挙げている。
16日は(1)午前10時半=高崎市末広町の市総合福祉センター(2)午後1時半=渋川市渋川のほっとプラザ(3)午後7時半=桐生市新宿町3の市総合福祉センターで実施予定。17日以降の問い合わせは、同連盟(ファクス027・255・6870、電話027・255・6404)まで。
毎日新聞 2013年07月16日 地方版